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○腹が捩れるはらがよじれる🔗🔉

○腹が捩れるはらがよじれる あまりのおかしさに大笑いするさま。腹の皮を縒る。 ⇒はら【腹・肚】 はら‐から同胞】 ①同じ母親から生まれた兄弟姉妹。転じて、一般に兄弟姉妹。万葉集3「親族うがら―」 ②同国民。どうほう。 はら‐がわり腹変り‥ガハリ (→)「はらちがい」に同じ。浄瑠璃、長町女腹切「―の兄弟で十五違ひ」 ハラカン子母炮】 江戸末期に外国から渡来した火砲。いしびや。くにくずし。フランキ。 ばら‐きせき薔薇輝石】 少量のカルシウムなどを含むマンガンのケイ酸塩鉱物。三斜晶系、板状または卓状。ガラス光沢をもち、薔薇紅色、透明ないし半透明。風化すると暗褐ないし黒色。 薔薇輝石 撮影:松原 聰 はら‐ぎたな・い腹穢い】 〔形〕[文]はらぎたな・し(ク) 心がきたない。根性がわるい。枕草子278「けしからず―・くおはしましけり」 はら‐きり腹切り】 自ら腹を切ること。割腹。切腹。 ⇒はらきり‐がたな【腹切刀】 はらきり‐がたな腹切刀】 切腹に用いる短刀。俗に九寸五分くすんごぶという。 ⇒はら‐きり【腹切り】 バラキレフMilii Alekseevich Balakirev】 ロシア国民楽派の作曲家。グリンカの指導を受けた。五人組を結成。交響詩「タマーラ」、ピアノ曲「イスラメイ」など。(1837〜1910) はら‐ぐあい腹具合・腹工合‥アヒ 胃腸の調子・状態。「―が悪い」 パラグアイParaguay】 南米中南部の共和国。1811年スペインから独立。住民の大半はメスティーソで、言語はスペイン語とグアラニー語。日本人の移民が多い。経済は一次産品の輸出に依存。首都アスンシオン。面積40万7000平方キロメートル。人口545万6千(2001)。→南アメリカ(図) バラクーダbarracuda】 硬骨魚、カマス類の英名。→おにかます はら‐くだし腹下し】 ①(→)「はらくだり」に同じ。 ②下剤を用いて便通をよくすること。また、その下剤。 はら‐くだり腹下り】 胃や腸をこわして下痢すること。 パラ‐グライダーparaglider】 空を飛んで楽しむスポーツの一つ。空気をはらんだキャノピー4の揚力を利用して滑空する。 パラグラフparagraph】 文章上の節。段落。 はら‐ぐろ腹黒】 はらぐろいこと。また、その人。 はら‐ぐろ・い腹黒い】 〔形〕[文]はらぐろ・し(ク) 心根がよくない。心に悪だくみがある。いじわるい。蜻蛉日記「あさましうて、―・う消えぬともの給はせで、といへば」。「―・い男」 ばら‐げ散毛】 ばらばらの髪、または毛。 はら‐げい腹芸】 ①あおむけに寝ている人の腹の上で演ずる曲芸。 ②腹に顔などをかいて、さまざまに動かす芸。 ③演劇で、役者が言語・所作以外の思い入れなどで、心理表現をすること。 ④転じて、言動や理屈によらず、度胸や経験で物事を処理すること。 ばらけ‐がみ散髪】 ①ふり乱した髪。みだれがみ。浄瑠璃、国性爺合戦「またたく間に剃りしまひ二櫛半の―」 ②もと、江戸時代の俳優が楽屋にいる時に結んだ簡単な髪。 ばら・ける散ける】 〔自下一〕 まとまっていたものが、ばらばらになる。また、こわれる。「集団が―・ける」 パラケルススAureolus Theophrastus Paracelsus】 ルネサンス期のスイスの医学者・自然科学者・哲学者。ガレノスや中世アラビア医学を批判し、水銀・硫黄・塩を3要素とする独自の自然観を展開。金属化合物を医薬として用いた。医化学の祖といわれる。晩年放浪生活ののちザルツブルクで没。(1493〜1541) はら‐こ腹子(→)はららごに同じ。 パラコート‐ざいパラコート剤】 (paraquat もと商標名)農薬の一種。ジメチル‐ビピリジウム系の非選択性・接触性の合成除草剤。白色の結晶で水溶性。麦畑・果樹園・非耕地に使用。毒物。急性経口毒性(マウス)LD50は157で、しばしば致命的。 はら‐こぎ腹こぎ】 腹を立てること。また、その人。狂言、腹立てず「おのれが名ははらはらの―か」 はら‐ごしらえ腹拵え‥ゴシラヘ 食事をすること。仕事に備えて食事を済ませておくこと。「十分に―する」 はら‐ごたえ腹応え‥ゴタヘ その食物を食べたとき腹に感ずる充足感。 はら‐ごなし腹熟し】 運動などをして食物の消化を助けること。「―に散歩に行く」 パラ‐ゴム (Pará rubber) ①(南米アマゾン河口のパラ港から輸出されたからいう)パラゴムノキから採取する生ゴムの一種。 ②(→)パラゴムノキに同じ。 ⇒パラゴム‐の‐き【パラゴムの樹】 パラゴム‐の‐きパラゴムの樹】 トウダイグサ科の落葉高木。ブラジル原産。大木になる。雌雄同株。夏、枝上または葉腋に多数の単性花をつけ、花は白色細小で花弁がなく、萼は鐘形。花後、球形の蒴果さくかを結ぶ。マレー半島やインドネシア諸島で大規模に栽培し、幹を傷つけて採った白色乳液のラテックスから生ゴムを製する。 ⇒パラ‐ゴム はら‐ごもり腹籠り】 ①胎児が胎内にやどること。また、胎内。 ②父が死んだ時、母の胎内にやどっていること。わすれがたみ。遺腹いふく。 ③仏像などの胎内に観音像や経典などを納めてあること。また、そのもの。 ④殺した牝鹿の胎内にいる小鹿。〈日葡辞書〉 パラサイトparasite】 ①寄生生物。寄生虫。 ②他人の収入に頼って生活している人を俗にいう語。 ⇒パラサイト‐シングル パラサイト‐シングル (和製語parasite single 1997年、社会学者山田昌弘の造語)成人後も親と同居し、生活を親に依存している独身者。 ⇒パラサイト【parasite】 はら‐さんざん腹散散】 思う存分。さんざっぱら。東海道中膝栗毛3「―なぐさんで」 パラジウムpalladium】 (小惑星パラス(Pallas)に因む)白金族元素の一種。元素記号Pd 原子番号46。原子量106.4。白金鉱中に存在し、銀白色で白金に似るが、王水のほか濃硝酸にも溶解。硬く耐腐食性。水素などの気体を吸蔵する性質が著しい。触媒・電気接点・歯科材料に使用。 パラジクロロ‐ベンゼンparadichlorobenzene「ジクロロ‐ベンゼン」参照。 パラシュートparachute フランス】 航空機から人や物資を投下するとき、空気抵抗によって降下速度を緩めるために用いる傘状のもの。宇宙船の着陸時や高速走行した自動車の停止時などにも使用。落下傘らっかさんはらじゅく原宿】 東京都渋谷区東部の地区。もと千駄ヶ原と呼ばれ、江戸時代に鎌倉街道の宿駅が置かれたことに因む名。近年、若者向けの店舗が立ち並ぶ。 原宿・竹下通り 提供:東京都 ばらじょう‐か薔薇状果‥ジヤウクワ 偽果の一つ。バラの果実(ローズヒップ)のように、花筒が壺形になり、その中に真の果実があるもの。薔薇果しょうびかハラショーkhorosho ロシア】 よい。よろしい。結構。承知した。 はら‐じろ腹白】 ①腹の部分の白いこと。 ②指貫さしぬきの括くくり緒の結び方。括り余りを諸羂もろわなに結び、飾りとする。少年・壮年の所用。腹白結び。 ⇒はらじろ‐かげ【腹白鹿毛】 はらじろ‐かげ腹白鹿毛】 馬の毛色の名。腹の白い鹿毛をいう。 ⇒はら‐じろ【腹白】 はら・す晴らす・霽らす】 〔他五〕 ①晴れるのを待つ。狂言、祐善「是なるやどりにたちより、雨を―・さばやと思ひ候」 ②心をくもらせていたものをはらい除いて快くする。「うらみを―・す」 はら・す腫らす】 〔他五〕 腫れる状態にしてしまう。「目を泣き―・す」 バラス (→)バラスト2の略。 ばら・す 〔他五〕 ①ばらばらにする。こわす。 ②人の秘密をあばく。「旧悪を―・す」 ③殺す。浄瑠璃、新版歌祭文「蔵屋敷の侍を―・したからはどうでおりや遁れぬ命」 ④売り払う。また、安売りする。浄瑠璃、鎌倉三代記「一つに合し―・しても二足三文」 ⑤いったん釣針にかけた魚を逃がす。 ⑥劇場の大道具を分解して取り除く。 ばら‐すい薔薇水⇒しょうびすい パラ‐すいみんパラ睡眠】 (para-sleep)(→)レム睡眠に同じ。 はら‐すじ腹筋‥スヂ ①腹部の筋。 ②(「腹筋を縒る」の略)おかしくてたまらないこと。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「甚平からからと笑ひ、アヽ―な」 ⇒腹筋を切る ⇒腹筋を縒る ばら‐ずし散鮨(→)「散らし鮨」に同じ。

広辞苑 ページ 16100 での○腹が捩れる単語。