複数辞典一括検索+
○飛鳥尽きて良弓蔵めらるひちょうつきてりょうきゅうおさめらる🔗⭐🔉
○飛鳥尽きて良弓蔵めらるひちょうつきてりょうきゅうおさめらる
[史記越王勾践世家「蜚鳥尽良弓蔵、狡兎死走狗烹」](「蜚」は「飛」と同じ)飛ぶ鳥がいなくなると良い弓が不用となってしまい込まれるように、用がなくなれば捨てられる。→狡兎こうと死して走狗烹にらる(「狡兎」成句)
⇒ひ‐ちょう【飛鳥】
ひ‐ちょく【秘勅】
秘密に発せられたみことのり。
ひち‐ら【饆饠】
唐菓子の一種。糯米もちごめの粉で作り、煎餅のように扁平にして焼いたもの。また、小麦粉で作り、中に餡あんを入れたものともいう。ひつら。〈倭名類聚鈔16〉
ひちら・く
〔自四〕
はちきれそうになる。史記抄「肥え―・いて身をも働かさず」
ひち‐りき【篳篥】
雅楽の管楽器。推古朝末期に中国より伝来。大小の篳篥があったが、平安中期からは小篳篥のみ奏される。小は長さ6寸(約18.2センチメートル)の竹管の表に7孔、裏に2孔をあけ、その間に樺かばの皮を巻き、上端に蘆製の舌(蘆舌ろぜつ)を挿入する。舌の中途に籐でつくった帯状の責せめをはめて、音色・音量を調節し、縦にして吹く。雅楽の主要旋律楽器で、初め唐楽、のち高麗楽および東遊などの日本古来の楽舞や催馬楽・朗詠に至る各種の歌曲の伴奏にも用いられる。「笙しょう―」
篳篥
ひ‐ぢりめん【緋縮緬】
緋色のちりめん。
ひ‐ちん【披陳】
思うことを隠さず述べること。開陳。披瀝ひれき。
ひつ【櫃】
①什器の一つ。大形の匣はこの類で、上に向かって蓋の開くもの。長櫃・韓櫃からびつ・折櫃おりびつ・小櫃・飯櫃などがある。万葉集16「―に鏁かぎさし蔵おさめてし」
②特に、飯櫃。おひつ。
ひつ【泌】
(ヒとも)液体がしみ出ること。
ひつ【畢】
二十八宿の一つ。昴ぼうと参しんとの間に位する。あめふりぼし。
ひつ【弼】
「次官すけ」参照。
ひつ【筆】
①ふでで書くこと。また、ふでで書いた文字・絵・文章。「小野道風―」
②田畑・宅地などの1区画。→一筆6
ひつ【蹕】
鹵簿ろぼ。天子の行幸。
⇒蹕を駐む
ひ・つ【漬つ・沾つ】
〔自四・上二・他下二〕
⇒ひず
ひつ‐あつ【筆圧】
文字を書く時にペン・筆などを紙面におしつける力。
ひつ‐い【筆意】
①筆を運ぶ時の心構え。
②書いた書画のおもむき。筆づかい。
び‐つい【尾椎】
脊椎骨のうち、仙椎より下部にあるもの。数は不定で尾を形成する。癒合している場合、尾骨ともいう。
ひ‐ついで【日次】
日の都合。ひがら。ひどり。源氏物語藤袴「―なむよろしからざりける」
ひ‐つう【悲痛】
甚だしく悲しいこと。かなしみいたむこと。「―な面持ち」
ひっ‐か【筆下】
①ふでさき。
②筆をとって字を書くその時。日葡辞書「ヒッカニカク(佳句)ヲマウケタリ」
ひっ‐か【筆架】
筆をかけておくもの。ふでかけ。〈日葡辞書〉
ひっ‐か【筆華】‥クワ
文章上のあや。美しい詩歌・文章。
ひっ‐か【筆禍】‥クワ
発表した論説・記事が官府や社会の忌諱に触れて、災難または制裁を受けること。↔舌禍
ひっ‐かい【筆海】
①硯すずりの異名。
②(多くの文字が集まっていることから)詩、文章。
ひっ‐かえ【引っ替え】‥カヘ
ヒキカエの音便。「とっかえ―」
ひっ‐かえし【引っ返し】‥カヘシ
ヒキカエシの音便。
ひっ‐かえ・す【引っ返す】‥カヘス
〔他五〕
ヒキカエスの音便。
ひっ‐かかり【引っ掛り】
①物や手のかかるところ。物事の手がかりになるところ。
②気持にすっきりしないところがあること。わだかまり。「この箇所に―を感ずる」
③関係があること。「彼とは何の―もない」
ひっ‐かか・る【引っ掛かる】
〔自五〕
(ヒキカカルの音便)
①突き出ているものなどに当たり、それに支えられて止まる。日葡辞書「キルモノガクギニヒッカカッタ」
②途中で妨げられて先へ進めなくなる。徳冨蘆花、富士「滝見茶屋でまた二時間余も―・つた」。「検閲に―・る」
③相手の悪だくみにおちいる。計略にはまる。悪い事や面倒なことなどにかかわり合う。「詐欺に―・る」
④納得できずこだわる。「彼の一言が心に―・る」
⑤液体などがはねかえってつき、汚れる。「泥水が―・る」
ひっ‐かきまわ・す【引っ掻き回す】‥マハス
〔他五〕
(ヒキカキマワスの音便)
①ひどく掻き回す。「水たまりを―・す」
②勝手気ままにふるまって混乱させる。「会議を―・す」
ひっ‐かく【筆画】‥クワク
文字の画かく。字画。
ひっ‐か・く【引っ掻く】
〔他五〕
(ヒキカクの音便)爪で掻く。刺とげなどで掻く。「顔を―・く」
ひっ‐かけ【引っ掛け・引っ懸け】
①ひっかけること。
②「ひっかけむすび」の略。
⇒ひっかけ‐おび【引っ掛け帯】
⇒ひっかけ‐さんがわら【引掛桟瓦】
⇒ひっかけ‐むすび【引っ掛け結び】
ひっかけ‐おび【引っ掛け帯】
ひっかけ結びにした帯。
⇒ひっ‐かけ【引っ掛け・引っ懸け】
ひっかけ‐さんがわら【引掛桟瓦】‥ガハラ
裏面の頂部に爪状の突起がついた桟瓦。屋根面に水平に打ちつけた桟(瓦桟)にこの突起を引っ掛けて葺ふく。
⇒ひっ‐かけ【引っ掛け・引っ懸け】
ひっかけ‐むすび【引っ掛け結び】
女帯の結び方の一つ。お太鼓に結ばずに垂らしておくもの。
⇒ひっ‐かけ【引っ掛け・引っ懸け】
ひっ‐か・ける【引っ掛ける】
〔他下一〕
(ヒキカケルの音便)
①突き出ているものなどに物を当てて支えて下げる。「釘に―・ける」「餅をのどに―・ける」
②無造作に身につける。「羽織を―・ける」「下駄を―・ける」
③言葉巧みに相手をその気にさせる。あざむく。だます。尾崎紅葉、八重だすき「病家の奥さんやお嬢さんを―・けるのがお得意なのだ」
④掛代金などをふみたおす。
⑤酒などを軽く飲む。「一杯―・ける」
⑥液体などを乱暴にそそぎかける。「顔に水を―・ける」
⑦車両を走らせて人や物に当てる。「歩行者を―・ける」
⑧野球で、打者が強振して球の芯をはずし、意図せぬ方向に飛ばす。「低い球を―・ける」
ひっ‐かつ・ぐ【引っ担ぐ】
〔他五〕
「かつぐ」を強めていう語。
ひっ‐かぶ・る【引っ被る】
〔他五〕
「かぶる」を強めていう語。「布団を―・る」「全責任を―・る」
ひっ‐かん【筆管】‥クワン
筆の軸。転じて、ふで。
ひっ‐き【筆記】
書きしるすこと。筆で書くこと。また、その書かれたもの。「口述―」「―用具」
⇒ひっき‐しけん【筆記試験】
⇒ひっき‐たい【筆記体】
⇒ひっき‐ちょう【筆記帳】
ひ‐つき【日月】
①日と月。じつげつ。万葉集20「天地を照らす―の」
②日数。つきひ。万葉集2「―の数多まねくなりぬる」
ひ‐つき【火付き】
火がもえつくこと。また、そのぐあい。「―の悪いマッチ」
ひ‐つぎ【日次】
①毎日。日ごと。ひなみ。堀河百首冬「吹き渡す比良の吹雪の寒くとも―の御狩せでやまめやは」
②毎日貢進する物。拾遺和歌集賀「朝まだき桐生の岡に立つ雉は千代の―(「日月」をかける)の始めなりけり」
③その日の吉凶。日がら。成尋阿闍梨母集「なほ今日わたりたまへ。―もあしければ」
ひ‐つぎ【日嗣】
(日の神の大命で、大業をつぎつぎにしろしめす意という)天皇の位。皇位。天位。あまつひつぎ。万葉集18「高御座たかみくらあまの―とすめろきの神のみことの」
⇒ひつぎ‐の‐みこ【日嗣の御子】
ひ‐つぎ【火継】
神火を受け継ぐこと。出雲国造いずものくにのみやつこの代替りに際し、国造家の家宝たる火燧臼ひきりうす・火燧杵ひきりぎねで神火を受け継ぐ儀式。
ひつ‐ぎ【棺・柩】
(古くは清音)死体をおさめて葬る木製の箱。かん。唐櫃かろうど。ひとぎ。三蔵法師伝嘉応点「五棺ヒツキ已に掩ひ」
ひっき‐しけん【筆記試験】
答案を紙に記して出させる試験。
⇒ひっ‐き【筆記】
ひっき‐たい【筆記体】
ローマ字などの手書き用の字体。↔活字体。
⇒ひっ‐き【筆記】
ひっき‐ちょう【筆記帳】‥チヤウ
講義などを筆記するための帳面。ノートブック。
⇒ひっ‐き【筆記】
ひ‐つぎ‐て【日続ぎて】
毎日つづけて。
ひつぎ‐の‐みこ【日嗣の御子】
日嗣を受け継ぐ御子、すなわち皇太子の尊称。東宮。春宮。神武紀「年みとし十五にして、立ちて太子ひつぎのみこと為りたまふ」
⇒ひ‐つぎ【日嗣】
ひっ‐きょう【畢竟】‥キヤウ
(「畢」も「竟」も終わる意)つまるところ。つまり。所詮。結局。狂言、布施無経ふせないきょう「―此の御布施がほしさの儘じや」
⇒ひっきょう‐するに【畢竟するに】
ひっきょう‐するに【畢竟するに】‥キヤウ‥
詮じつめれば。結局のところ。
⇒ひっ‐きょう【畢竟】
ひっ‐きり【引っ切り】
(ヒキキリの音便)
①⇒ひききり。
②女をののしっていう語。浄瑠璃、源平布引滝「女と思ひ用捨すりや、付け上がつたる―め」
⇒ひっきり‐なし【引っ切り無し】
ひっきり‐なし【引っ切り無し】
ヒキキリナシの音便。「車が―に通る」
⇒ひっ‐きり【引っ切り】
ひっ‐き・る【引っ切る】
〔他五〕
ヒキキルの音便。
ひっ‐き・る【挽っ切る】
〔他五〕
ヒキキルの音便。
ピッキング【picking】
針金状の棒を鍵穴に差し込んで錠をこじあけること。
ひ‐つ・く【干付く・乾付く】
〔自四〕
かわいて付く。ひからびる。ひっつく。
ビッグ【big】
大きいこと。大規模。「―‐マーケット」
⇒ビッグ‐イベント【big event】
⇒ビッグ‐カード【big card】
⇒ビッグ‐ゲーム【big game】
⇒ビッグ‐サイエンス【big science】
⇒ビッグ‐ニュース【big news】
⇒ビッグ‐ネーム【big name】
⇒ビッグ‐バン【big bang】
⇒ビッグ‐ビジネス【big business】
⇒ビッグ‐ホーン【bighorn】
ピック【pick】
①つるはし。
②ピッケルの頭部のつるはし状の部分。
③アイスピックの略。
④ギターなどの弦をはじく爪。義甲。
ピック
(Pick's plaster)ピック膏の略。サリチル酸をまぜた黄褐色の硬膏こうこう。腫物などに貼る。
ピック‐アップ【pickup】
①拾い上げること。つまみとること。選び出すこと。「サンプルを―する」
②レコード‐プレーヤーで、レコードの溝に沿って針を走らせ、その振動を電気的振動に変える部分。カートリッジとトーンアームとから成る。
③商品集配などに用いる無蓋の小型貨物自動車。
④ラグビーで反則の一つ。スクラムやラックの中のボールを手で拾い上げること。
ビッグ‐イベント【big event】
大規模な催し物。
⇒ビッグ【big】
ひつ‐ぐう【匹偶・匹耦】
①つれあい。めおと。
②たぐい。あいて。ともがら。
ピックオフ‐プレー【pickoff play】
野球で、守備側がしめし合わせて走者を塁から誘い出し、投手・捕手からの牽制球などでアウトにするプレー。
ビッグ‐カード【big card】
スポーツで、強豪同士の呼びものの対戦。
⇒ビッグ【big】
ひっくくり【引括】
狂言。男が女房を離別しようとして欲しい物をやるというと、女房は、欲しい物はこれだといって袋を夫の頭にかぶせひっくくり、引きずって行く。延命袋。暇いとまの袋。
ひっ‐くく・る【引っ括る】
〔他五〕
①乱暴にしばる。捕縛する。「犯人を―・る」
②しめくくる。結論を出す。
ビッグ‐ゲーム【big game】
①重要な試合。大試合。
②レジャーとしての狩猟や釣りで、大きな獲物。また、大物釣り、大物狩り。
⇒ビッグ【big】
ビッグ‐サイエンス【big science】
(→)巨大科学に同じ。
⇒ビッグ【big】
ヒックス【John Richard Hicks】
イギリスの経済学者。新古典学派の価値論・一般均衡理論を発展させ、景気理論や経済成長理論でも貢献。1960年代後半以降、大きく立場を変えた。主著「価値と資本」。ノーベル賞。(1904〜1989)
ビックス【VICS】
(Vehicle Information and Communication System)道路交通情報通信システム。渋滞などの情報をカー‐ナビゲーション‐システムに配信する。
ヒッグス‐りゅうし【ヒッグス粒子】‥リフ‥
素粒子のゲージ理論における基本粒子の一つ。提唱者ヒッグス(Peter Higgs1929〜)に由来する名。素粒子の質量は理論上この粒子との相互作用から生じるとされるが、未発見。
ビッグ‐ニュース【big news】
報道価値の高いニュース。特だね。
⇒ビッグ【big】
ビッグ‐ネーム【big name】
有名人。大物。
⇒ビッグ【big】
ビッグ‐バン【big bang】
①宇宙のはじめに起こったと考えられる大爆発。またそれによる宇宙開闢論。大爆発による高温・高密度の状態から膨張して今日の宇宙ができたとする。膨張宇宙、宇宙背景放射、元素の存在比などが証拠とされる。ガモフの提唱。
②1986年、イギリスの証券取引所が行なった証券制度の大改革。サッチャー首相が命名。「日本版―」「金融―」
⇒ビッグ【big】
ビッグ‐ビジネス【big business】
①巨大会社。財閥。
②大規模な商売。大きな利益のある取引。
⇒ビッグ【big】
ピック‐びょう【ピック病】‥ビヤウ
初老期に発症する認知症の一型。人格や情動の変化、異常行動、失語などの進行が認められる、脳の前頭葉や側頭葉の萎縮性疾患。1898年にピック(Arnold Pick1851〜1924)が報告した。
ビッグ‐ホーン【bighorn】
野生のヒツジの一種。大形で、雄は頭胴長1.7メートル、肩高1メートルほどになる。雌はやや小さい。雄の角は特に大きく、後方に巻く。ロッキー山脈に生息し、普通は雌雄で別の群れを作って生活するが、秋の交尾期になると、雌をめぐり、雄は角を打ちつけて争う。オオツノヒツジ。
ビッグホーン
提供:東京動物園協会
ビッグホーン
提供:東京動物園協会
⇒ビッグ【big】
ひっ‐く・む【引っ組む】
〔自四〕
引き寄せて組みつく。とっくむ。
びっくら
(→)「びっくり」に同じ。
ひっくり
体がかすかに動くさま。ひくひく。ぴくり。狂言、末広がり「おのれ―ともして見よ」
ひ‐づくり【火造り】
鉄などを赤熱状態にするなど、一般に金属を加熱し塑性そせい状態にして所要の形に仕上げる操作。鍛造。
びっくり
①(当て字で「吃驚」「喫驚」と書く)不意のできごとに驚くさま。狂言、八幡の前「そばで見てさへ―と致すものが」。「地震に―する」
②(普通、下に打消の語を伴った形で)わずかに動くさま。浄瑠璃、曾我会稽山「―とも動かせず、取つて引き締め」。歌舞伎、名歌徳三升玉垣「何万騎でも持て来い。―ともする若衆じやアねへ」
⇒びっくり‐ぎょうてん【びっくり仰天】
⇒びっくり‐ばこ【びっくり箱】
⇒びっくり‐マーク
⇒びっくり‐みず【びっくり水】
ひっくり‐かえ・す【引っ繰り返す】‥カヘス
〔他五〕
①上下・表裏・前後などの関係を逆にする。さかさまにする。「順番を―・す」
②それまで保っていた状態をくつがえす。「会議の決定を―・す」
③勢いよく倒す。転覆させる。
ひっくり‐かえ・る【引っ繰り返る】‥カヘル
〔自五〕
①上下・表裏・前後などの関係が逆になる。さかさまになる。「舟が―・る」
②それまでの状態が保たれなくなる。くつがえる。「形勢が―・る」
③勢いよく倒れる。転倒する。
びっくり‐ぎょうてん【びっくり仰天】‥ギヤウ‥
非常におどろくさま。
⇒びっくり
びっくり‐ばこ【びっくり箱】
ふたを開けると中から作り物の蛇や猫などが飛び出してくるばね仕掛けの玩具。
⇒びっくり
びっくり‐マーク
感嘆符を俗にいう語。
⇒びっくり
びっくり‐みず【びっくり水】‥ミヅ
(→)差水2に同じ。特に、麺類などをゆでるときにいう。
⇒びっくり
ピックルス【pickles】
⇒ピクルス
ひっ‐くる・める【引っ括める】
〔他下一〕[文]ひつくる・む(下二)
ひとまとめにする。包括する。総括する。「すべて―・めて計算する」
ひ‐つけ【火付け】
人家などに火をつけること。つけび。また、放火犯人。
⇒ひつけ‐ぎ【火付け木】
⇒ひつけ‐とうぞく‐あらため【火付盗賊改】
⇒ひつけ‐やく【火付け役】
ひ‐づけ【日付】
①文書などにその作成または提出した年月日を記載すること。また、記載した年月日。「―が落ちる」
②その日が暦の上でいつであるかを示す数。「―を表示する腕時計」
⇒ひづけご‐ていきばらい【日付後定期払】
⇒ひづけへんこう‐せん【日付変更線】
ひ‐づけ【日着け】
その日のうちに目的地へ達すること。
ひっ‐けい【必携】
①必ず携えなければならないこと。また、そのもの。「―の書」
②ハンドブック。
ひつけ‐ぎ【火付け木】
(→)付木に同じ。
⇒ひ‐つけ【火付け】
ひづけご‐ていきばらい【日付後定期払】‥バラヒ
手形の支払期日を、振出日付後何日目または何月目と定めること。
⇒ひ‐づけ【日付】
ひつけ‐とうぞく‐あらため【火付盗賊改】‥タウ‥
江戸幕府の職名。江戸市中・近在を巡回して、放火犯・盗賊・博徒の逮捕・取締りをつかさどった。先手組の加役。火方ひかた。盗賊火付改。単に「加役」とも。
⇒ひ‐つけ【火付け】
ひづけへんこう‐せん【日付変更線】‥カウ‥
太平洋上を東経180度の子午線に沿って多少の曲折を伴いながら南北に走り、その東側と西側とで日付を変更するように決められた線。この線の西は東より1日だけ日が進んでいる。
⇒ひ‐づけ【日付】
ひつけ‐やく【火付け役】
問題を起こす端緒をつくる役割を演ずる人。「汚職摘発の―」
⇒ひ‐つけ【火付け】
ピッケル【Pickel ドイツ】
(アイス‐ピッケルの略)氷雪面上の足場作り、体の確保などに用いる鶴嘴つるはし付の登山杖。アイス‐アックス。
ひっ‐けん【必見】
必ず見なければならないこと。また、そのもの。「受験生―の参考書」「―の名画」
ひっ‐けん【筆健】
詩文に達者なこと。
ひっ‐けん【筆硯・筆研】
①筆と硯すずり。
②文字を書くこと。
③書簡文で、文筆にしたがう人の起居などにいう語。「―益々御多祥奉賀候」
びっこ【跛】
①足の故障によって歩行の釣合がとれないこと。また、その人。「―をひく」
②対ついであるべき物の形や大きさがそろわないこと。かたびっこ。
ひつこ・い
〔形〕
シツコイの訛。
ひっ‐こう【筆工】
①筆を製造する職工。
②筆で記載する人。筆者。「版下―」
ひっ‐こう【筆耕】‥カウ
①写字・清書などによって報酬を得ること。また、その人。「―料」
②文筆により生計をたてること。
⇒ひっこう‐けんでん【筆耕硯田】
ひっこう‐けんでん【筆耕硯田】‥カウ‥
(筆で硯すずりの田を耕す意)文筆で生活すること。
⇒ひっ‐こう【筆耕】
ひっこき‐がみ【引っこき髪】
鬢びんや髱つとを出さずにひきつめて結う髪の風。京坂でいう。ひっこき。浮世草子、御前義経記「―の髱なし、根から切つて島田に結ふは」
ひっ‐こし【引越し】
ひっこすこと。転居。転宅。
⇒ひっこし‐ぐるま【引越し車】
⇒ひっこし‐さき【引越し先】
⇒ひっこし‐そば【引越し蕎麦】
⇒ひっこし‐にょうぼう【引越し女房】
⇒ひっこし‐びんぼう【引越し貧乏】
ひっこし‐ぐるま【引越し車】
引越荷物を乗せて運ぶ車。
⇒ひっ‐こし【引越し】
ひっこし‐さき【引越し先】
引っ越してゆくさき。移転先。
⇒ひっ‐こし【引越し】
ひっこし‐そば【引越し蕎麦】
(「おそばに参りました」の意にかけていう)転居した際、その近隣に近づきのしるしに配る蕎麦。
⇒ひっ‐こし【引越し】
ひっこし‐にょうぼう【引越し女房】‥バウ
披露もせずに、双方から荷物を持ち寄って新所帯を持った妻。
⇒ひっ‐こし【引越し】
ひっこし‐びんぼう【引越し貧乏】‥ボフ
何度も引っ越して貧乏になること。
⇒ひっ‐こし【引越し】
ひっ‐こ・す【引っ越す】
〔自五〕
(ヒキコスの音便)居所をかえる。移転する。
ひっ‐こな・す【引っ熟す】
〔他四〕
(ヒキコナスの音便)
①ひどく悪口を言う。ののしる。浄瑠璃、妹背山婦女庭訓「―・したものの言ひやう」
②意のままにする。浄瑠璃、聖徳太子絵伝記「―・す文章も」
ひっこ‐ぬ・く【引っこ抜く】
〔他五〕
強引にひきぬく。「大根を―・く」「他社の人材を―・く」
ひっ‐こま・せる【引っ込ませる】
〔他下一〕[文]ひつこま・す(下二)
ひっこむようにさせる。
ひっ‐こみ【引っ込み】
①ひっこむこと。
㋐役者が舞台から退場すること。
㋑身を引くこと。関係を断つこと。
㋒食いこむこと。損失。
②麹こうじの製造で、蒸米を麹室むろに運び入れること。
③刀の鞘の上覆い。
⇒ひっこみ‐かぶろ【引込禿】
⇒ひっこみ‐じあん【引っ込み思案】
⇒ひっこみ‐しょう【引っ込み性】
⇒引っ込みがつかない



広辞苑 ページ 16541 での【○飛鳥尽きて良弓蔵めらる】単語。