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ひとし・い【等しい・均しい・斉しい】🔗🔉

ひとし・い等しい・均しい・斉しい】 〔形〕[文]ひと・し(シク) ①二つ以上の物の間に性質・数量・程度などの相違がない。同等である。(問題にする範囲で)区別すべき点が認められない。伊勢物語「思ふこといはでぞただにやみぬべき我と―・しき人しなければ」。源氏物語帚木「取る方なく口惜しき際と、優なりとおぼゆばかりすぐれたるとは、数―・しくこそ侍らめ」。日葡辞書「ワレトヒトシイモノ」。「―・い面積」「無いに―・い」 ②ぴったりそろう。ととのっている。源氏物語末摘花「手はさすがに文字つよう、中さだのすぢにて、上下―・しく書い給へり」。「全員―・く反対した」 ③(「…とひとしく」の形で)…と同時に。讃岐典侍日記「暮るると―・しく参り給ひて」

広辞苑 ページ 16600 での等しい単語。