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び‐ろう【蒲葵・檳榔】‥ラウ🔗⭐🔉
び‐ろう【蒲葵・檳榔】‥ラウ
ヤシ科の一属。東南アジア・オーストラリアに約30種が分布。亜熱帯性常緑高木で、檳榔びんろう樹と混同されるが別属。ワビロウは九州南部・南西諸島に、オガサワラビロウは小笠原に自生。形はシュロに似、葉は円形で直径約1メートル、掌状に分裂して幹頂に叢生。雌雄異株。4〜5月頃緑色の花序を出し、黄色の核果を結ぶ。葉は笠・団扇などに用い、繊維をとって縄を作る。若芽・茎の軟部は食用。古く牛車ぎっしゃの装飾に用いた。古名、あじまさ。びりょう。ほき。
⇒びろう‐おうぎ【蒲葵扇】
⇒びろう‐げ【檳榔毛】
⇒びろうげ‐の‐くるま【檳榔毛の車】
⇒びろう‐ひさし【檳榔庇】
⇒びろうひさし‐の‐くるま【檳榔庇の車】
広辞苑 ページ 16857 での【蒲葵】単語。