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○貧すれば鈍するひんすればどんする🔗🔉

○貧すれば鈍するひんすればどんする 貧乏になると頭のはたらきがにぶくなる、また、品性がさもしくなる。 ⇒ひん・する【貧する】 ひん‐せい品性】 ①ひとがら。人品。人格。「―下劣」 ②〔哲〕性格を道徳的価値として見る場合の呼称。 ひん‐せい貧生】 ①貧困な書生。蘭学事始「―の事なれば力の及ばざる事なり」 ②まずしい人。 ひん‐せい稟性】 天から稟けた性質。うまれつき。天性。稟質。 ひん‐せき擯斥】 しりぞけること。のけものにすること。排斥。 ピンセットpincet オランダ】 小さい物を挟むのに用いる金属製の器具。V字形をなし、ばねを具える。医療および各種の小細工に使用。 ひん‐せん貧賤】 貧乏で身分が低いこと。方丈記「―の報のみづからなやますか」。「―の身」↔富貴 びん‐せん便船】 都合よく出る船。幸便の船。また、それに乗ること。御伽草子、浦島太郎「さる方へ―申して候へば」。日葡辞書「ビンセンスル」。「―を待つ」 びん‐せん便箋】 手紙を書くための用紙。書簡箋。 びん‐せん緡銭】 ①緡さしに貫いた銭。 ②孔のある銭。あなあきせん。 びん‐ぜん憫然・愍然】 あわれむべきさま。かわいそうなさま。「―に堪えぬ」「―たる姿」 ひん‐そ貧素】 非常にまずしいこと。赤貧。 ひん‐そう品藻‥サウ しなさだめ。品評。 ひん‐そう貧相‥サウ ①貧乏の相。↔福相。 ②みすぼらしい顔つき。また、みすぼらしい様子。「―に見える」 ひん‐そう貧僧】 まずしい僧侶。 びん‐そぎ鬢除・鬢枇・鬢曾木】 近世、女子が16歳の6月16日に鬢の先を切りそぐ儀式。男子の元服にあたる。婚約の夫あるいはその父兄が切った。 ひん‐そく秉燭】 (唐音)灯火をつける頃。ゆうぐれ。へいしょく。 びん‐そく敏速】 すばやいこと。敏捷。「―な対応」 ピン‐ぞろ一揃】 ①博奕ばくえきで、二つの采さいの目に、共に1が出ること。 ②単物ひとえものを2枚重ねて着るのをあざけっていう語。 ひん‐そん貧村】 まずしい村。寒村。 ひん‐だ貧打】 野球で、打撃のふるわないこと。「―戦」 びん‐た ①頭髪の鬢びんの所。 ②他人の頬を手のひらで打つこと。「―を食う」「往復―」 ピンターHarold Pinter】 イギリスの劇作家。日常的な枠組の中で、認識の虚構性、言語の崩壊などの現代的テーマを扱う。作「管理人」など。ノーベル賞。(1930〜) ヒンターラントHinterland ドイツ(→)後背地こうはいちひん‐たい品胎】 一度のお産で3児が生まれること。三つ児。三生児。 ひん‐だい品題】 品位を論定すること。しなさだめ。品評。品藻。 びん‐だい鬢台】 鬢道具をのせておく台。 ひん‐たく貧宅】 まずしい家。貧居。貧家。 ひん‐だ・くひん抱く】 〔他四〕 (ヒンは強意の接頭語)ぎゅっとだく。浄瑠璃、一谷嫩軍記「小次郎をむりに引立て小脇に―・き、我陣屋へ連帰り」 びん‐たたら 平安時代の歌謡。豊明とよのあかりの節会に五節の帳台の試みのある時、后町きさいまちの廊でうたうもの。今昔物語集28「―はあゆかせばこそをかせばこそ愛敬つきたれ」 ピン‐タックpin tuck】 幅の狭い装飾的なタック。 びん‐だらい鬢盥‥ダラヒ ①びんをときつける水を入れる小さい盥。 ②髪結かみゆいが下げて歩く、髪結道具の入った箱。歌舞伎、お染久松色読販「廻り髪結のなりにて下駄がけ、―を持出て」 鬢盥 提供:ポーラ文化研究所 ピンダロスPindaros】 古代ギリシアの合唱抒情詩人。オリンピアやデルフォイなどの競技の祝勝歌で有名。(前518頃〜前440頃) ビンタンBintan】 マレー半島南端、シンガポールの南東の島。インドネシア領。ボーキサイトの主要生産地の一つ。近年は海洋スポーツ基地として発展。 ひん‐ち品致】 しながらのおもむき。がら。ひん。 ひん‐ち貧地】 貧乏人の多く住んでいる土地。 ピンチpinch】 ①危機。窮地。危急の場合。「―に陥る」 ②つまみ。ひねり。 ⇒ピンチ‐こうか【ピンチ効果】 ⇒ピンチ‐コック【pinchcock】 ⇒ピンチ‐ヒッター【pinch-hitter】 ピンチ‐こうかピンチ効果‥カウクワ 〔理〕(pinch effect)プラズマ中を平行に流れる電流があると、それの作る磁場の作用により、プラズマが収縮し電流に平行な紐状にしぼられる現象。 ⇒ピンチ【pinch】 ピンチ‐コックpinchcock】 ゴム管などに取り付け、管を押しつぶして内部の流れを調節する金具。 ⇒ピンチ【pinch】 ピンチ‐ヒッターpinch-hitter】 ①野球で、それまで出場していた者に代わって起用される打者。代打。走者はピンチ‐ランナー(代走)という。 ②一般に、代役。 ⇒ピンチ【pinch】 ひん‐ちゃ品茶】 ①茶を品評すること。 ②数種の茶を飲みわけて言いあてる遊戯。 びん‐ちょう備長‥チヤウ (→)備長炭ずみの略。 ⇒びんちょう‐ずみ【備長炭】 ⇒びんちょう‐たん【備長炭】 びん‐ちょう頻鳥‥テウ 〔仏〕(→)迦陵頻伽かりょうびんがの別称。 びん‐ちょう鬢長‥チヤウ ⇒びんなが びんちょう‐ずみ備長炭‥チヤウ‥ 姥目樫うばめがしを材料として製した熊野産の良質の木炭。元禄(1688〜1704)年間から紀伊国田辺の備中屋びっちゅうや長左衛門が販売。びんちょう。びんちょうたん。 ⇒びん‐ちょう【備長】 びんちょう‐たん備長炭‥チヤウ‥ ⇒びんちょうずみ ⇒びん‐ちょう【備長】 ピンチョンThomas Pynchon】 アメリカの小説家。エントロピー理論などを援用しつつ、現代社会の閉塞を描く。代表作「V.」「重力の虹」、歴史小説「メイソン‐アンド‐ディクソン」。(1937〜) びん‐つき鬢付き】 鬢の様子。鬢の恰好。 びん‐つけ鬢付け(→)「鬢付け油」の略。 ⇒びんつけ‐あぶら【鬢付け油】 びんつけ‐あぶら鬢付け油】 髪油。菜種油などと晒木蝋さらしもくろうに香料をまぜて製した固練りの油。主に日本髪で、おくれ毛を止め、髪のかたちを固めるのに用いる。固油。びんつけ。→伽羅きゃらの油 ⇒びん‐つけ【鬢付け】 びん‐づめ瓶詰・壜詰】 (食料・飲料などを)瓶につめること。また、つめたもの。「―のジャム」 ひん‐てい浜堤】 弓形の汀線ていせんをなす砂質の海岸で、汀線に沿って形成される低い砂の高まり。九十九里浜・石狩海岸などにある。 ヒンディー‐ごヒンディー語】 (Hindi)インドの連邦レベルの公用語。インド‐ヨーロッパ語族中のインド‐アーリア語派に属する。サンスクリット語の影響を受け、悉曇しったんから発展したデーヴァナーガリ文字を用いる。ヒンドゥー語。→インド語→ヒンドスターニー語 ビンディングBindung ドイツ】 スキーを靴にとりつけるための締具。皮革・金属で作る。 ビンテージvintage】 ①ワインの醸造年。 ②特定の地域・年に醸造した高級ワイン。 ⇒ビンテージ‐イヤー【vintage year】 ビンテージ‐イヤーvintage year】 酒造用の葡萄ぶどうの当り年で、極上のワインができた年。 ⇒ビンテージ【vintage】 ヒンデミットPaul Hindemith】 ドイツの作曲家。反ロマン的傾向を示し、特に室内楽曲においてバロック的手法の現代化に卓越。教育者・指揮者としても活躍。交響曲「画家マチス」など。(1895〜1963) ヒンデミット 提供:ullstein bild/APL びん‐てん旻天】 ①秋のそら。 ②大空。空。天。蘭学事始「限りなきの恩光、―の冥感にやあらん」 びん‐でん便殿】 行幸・行啓の際に天皇・皇后などが休息するための建物。 ヒンデンブルクPaul von Hindenburg】 ドイツの陸軍軍人・政治家。普墺ふおう戦争・普仏戦争・第一次大戦に功をたて、元帥・参謀総長に進む。1925年ワイマール共和国第2代大統領、32年再選。33年1月ヒトラーを首相に任命。(1847〜1934) ヒンデンブルク 提供:毎日新聞社 ヒントhint】 暗示。示唆しさ。正解・目的に至る助けとなる情報。 ひん‐ど貧土】 まずしい土地。不毛の土地。 ひん‐ど頻度】 ①同じことが繰り返して起こる度合。「使用―」「―が高い」 ②〔数〕(→)度数ピント (brandpunt オランダの略訛) ①レンズの焦点。「―を合わせる」「―が甘い」 ②鮮明にすべき肝心な部分。「話の―がずれる」 ⇒ピント‐グラス ⇒ピント‐はずれ【ピント外れ】 ⇒ピントが外れる ぴん‐と 〔副〕 ①強く張ったものがはじかれたり、密度の高い硬いものが割れたりする音、また、そのさま。「瓶に―ひびが入った」 ②ものや数値が勢いよく跳ね上がるさま。「メーターの針が―上がる」 ③真っ直ぐに伸ばしてゆるみなく張っているさま。「糸を―張る」「背筋を―伸ばす」 ④事を待ち構えて気持や雰囲気が緊張しているさま。「神経を―張りつめる」 ⑤物事を直感的に察知するさま。「不正を―感じ取る」 ⇒ぴんと来る ひん‐とう品等】 品位と等級。品位の等級。 ⇒ひんとう‐ほう【品等法】 ひん‐どう貧道‥ダウ ①仏道修行のいたらないこと。また、その人。曾我物語6「きよはくといふ、―無縁の老人あり」 ②僧侶の謙称。雑談集3「―二十八歳の時、遁世の門に入て」 ヒンドゥーHindu】 ヒンドゥー教徒。 ⇒ヒンドゥー‐きょう【ヒンドゥー教】 ⇒ヒンドゥー‐クシ【Hindu Kush】 ⇒ヒンドゥー‐ご【ヒンドゥー語】 ヒンドゥー‐きょうヒンドゥー教‥ケウ (Hinduism)インド国民の大多数が信奉する宗教。信者は総人口の8割以上を占める。ネパールなど他の南アジア諸国にも信者がいる。バラモン教を前身とし、各地の土着信仰をとり入れ、4世紀頃確立。その後、大乗仏教の影響をも加え、5世紀から10世紀にかけて発展。のちイスラム教・キリスト教が入るに及んで一時衰退、19世紀に宗教改革運動があって再び隆盛。呪物崇拝・アニミズム・祖先崇拝・偶像崇拝・汎神論哲学などの諸要素を含み、多くの宗派に分かれる。インド教。ヒンズー教。 ⇒ヒンドゥー【Hindu】 ヒンドゥー‐クシHindu Kush】 パミール高原から南西に走り、アフガニスタンの脊梁をなす山脈。全長約600キロメートル、最高峰はパキスタン側のティリチ‐ミール(7690メートル)。高山が多く、古来東西交通の要衝となったカイバル峠がある。 ⇒ヒンドゥー【Hindu】 ヒンドゥー‐ごヒンドゥー語(→)ヒンディー語に同じ。 ⇒ヒンドゥー【Hindu】 びん‐どうぐ鬢道具‥ダウ‥ 頭髪を結い、または飾るのに用いる道具。 ひんどう‐ずり (「ひんどう」は馬を使う時のかけ声)馬具の力革ちからがわの先端の円いところ。 ひんとう‐ほう品等法‥ハフ 物の美しさなどを比較するとき、主観的に順位をつけさせる方法。 ⇒ひん‐とう【品等】 ピントーFernão Mendes Pinto】 ポルトガルの旅行家。アフリカ・アジアを遍歴。種子島に鉄砲を伝えた一行の一人という。(1509頃〜1583)

広辞苑 ページ 16885 での○貧すれば鈍する単語。