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○覆水盆に返らずふくすいぼんにかえらず🔗⭐🔉
○覆水盆に返らずふくすいぼんにかえらず
[通俗編37](周の呂尚(太公望)が読書にふけったので、妻が離縁を求めて去った。後に尚が斉に封ぜられると再婚を求めてきたが、尚は盆を傾けて水をこぼし、その水をもとのように返せばその請を容れようと言ったという故事)
①いったん離別した夫婦の仲は元通りにならないことにいう。
②転じて、一度してしまったことは、取り返しがつかないことにいう。
⇒ふく‐すい【覆水】
ふく‐すう【複数】
①二つ以上の数。
②(plural)おもにヨーロッパ諸語の文法で、名詞または代名詞が二つ以上の人や事物を示す場合にいう称。↔単数。→双数。
⇒ふくすう‐かわせ‐せいど【複数為替制度】
ふくすう‐かわせ‐せいど【複数為替制度】‥カハセ‥
輸出と輸入、経常取引と資本取引など取引の種類によって異なる為替相場を適用する制度。公定相場と市場相場が異なる場合もこれに含まれる。二つの相場を用いる場合、二重為替制度という。
⇒ふく‐すう【複数】
ふくすけ【福助】
①幸福招来の縁起人形。背が低く頭が非常に大きい男性人形。ちょんまげを結い上下かみしもをつけて正座する。福の神。→叶福助かのうふくすけ。
福助(京都)
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
福助(佐賀)
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
福助(兵庫)
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
福助(奈良)
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
福助(滋賀)
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
福助(青森)
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
②福助のように頭の非常に大きい人。
ふくず‐し【複図紙】‥ヅ‥
(→)トレース紙に同じ。
ブクステフーデ【Dietrich Buxtehude】
ドイツのオルガン奏者・作曲家。後半生の40年はリューベックで活動。バッハに大きな影響を与えた。(1637頃〜1707)
ふく・する【伏する】
〔自他サ変〕[文]伏す(サ変)
①平伏する。また、平伏させる。かがむ。また、かがませる。
②かくれる。また、かくれさせる。潜伏する。また、潜伏させる。
③負けてしたがう。また、負かしてしたがわせる。降伏する。また、降伏させる。平家物語7「討てば必ず―・し」
ふく・する【服する】
[文]服す(サ変)
[一]〔自サ変〕
①得心してしたがう。また、恐れ入ってしたがう。服従する。平治物語「千万の傍敵ありといふともおのづから―・せしむべし」。「命令に―・する」
②自分の務めとして、従事する。「刑に―・する」「喪に―・する」
[二]〔他サ変〕
①身につける。着る。おびる。
②得心してしたがわせる。
③茶・薬などを、飲む。食う。
ふく・する【復する】
[文]復す(サ変)
[一]〔他サ変〕
①もとへもどす。もと通りにする。太平記27「本もとに代を―・すべしとて」
②返答する。復申する。
③くりかえす。復習する。日葡辞書「ナライヨムトイエドモ、フクセザレバ、トナリノタカラヲカゾウルガゴトシ」
④しかえしをする。かえす。
⑤課役を免除する。ゆるす。天智紀「大水あり、是の秋に租調を―・す」
[二]〔自サ変〕
もとへもどる。もと通りになる。かえる。「旧に―・する」
ふぐせ
(→)「ふくし(掘串)」に同じ。袖中抄「鍬ならねど、上手は―にても砂子を掻けば、しるをば吐き出すと云へり」
ふく‐せい【服制】
衣服に関する制度・規則。
ふく‐せい【復姓】
もとの姓にかえること。もとの姓にかえすこと。
ふく‐せい【複成】
重複して出来ること。また、かさねて作ること。複製。
⇒ふくせい‐かざん【複成火山】
ふく‐せい【複声】
楽曲の中で、対位法的に進行する声部が二つ以上あること。
ふく‐せい【複姓】
①中国で姓が2字から成るもの。司馬・欧陽・諸葛の類。
②日本古代の氏の名で、地名・官職名などを重ねて呼んだもの。その一つとして、氏と家とを連称したものがあり、大化改新の前後から大きな氏はこれによって氏内部の家柄を区別した。阿倍引田あべのひけた・阿倍普勢あべのふせの類。
ふく‐せい【複製】
①もとの物に模した物を作ること。特に、書籍・美術品などを原形のままに模して作ること。また、そのもの。覆製。「―本」
②〔生〕遺伝物質である核酸が、自らを原型とし、これと全く同じ塩基配列を持つ核酸分子を生合成する過程。
⇒ふくせい‐けん【複製権】
ふくせい‐かざん【複成火山】‥クワ‥
間隔をおいて何回も噴火活動を繰り返した結果できた火山。同じ火道から何度も噴火を繰り返したものも複成火山という。↔単成火山
⇒ふく‐せい【複成】
ふくせい‐けん【複製権】
著作者が自分の著作物を複製しうる排他的な権利。
⇒ふく‐せい【複製】
ふく‐せいぶん【副成分】
主成分以外の成分。
ふく‐せき【復席】
いったん退席または離席した人が、もとの席にかえること。
ふく‐せき【復籍】
①離婚・離縁をして以前の戸籍にかえること。帰籍。
②退学をした者が以前の学籍にかえること。
ふく‐せん【伏線】
①小説・戯曲・詩などで、後の方で述べる事柄をあらかじめ前の方でほのめかしておくもの。
②後の事の準備として、前もってひそかに設けておくもの。「―を敷く」
ふく‐せん【複線】
①2本以上並行している線。
②複線軌道の略。↔単線。
⇒ふくせんがた‐がっこうたいけい【複線型学校体系】
⇒ふくせん‐きどう【複線軌道】
ふくせんがた‐がっこうたいけい【複線型学校体系】‥ガクカウ‥
「学校体系」参照。
⇒ふく‐せん【複線】
ふくせん‐きどう【複線軌道】‥ダウ
往復の線が別々に並行して敷かれている線路。↔単線軌道
⇒ふく‐せん【複線】
ふく‐せんきょ【複選挙】
間接選挙の別称。
ふく‐そ【復祚】
(→)重祚ちょうそに同じ。
ふく‐そ【福祚】
さいわい。幸福。福祉。
ふく‐そう【伏奏】
天子の前に伏して申し上げること。
ふく‐そう【服装】‥サウ
衣服および装身具の総称。みなり。衣服のよそおい。服飾。「―が乱れる」
ふく‐そう【副葬】‥サウ
器具・調度などを、遺骸にそえて埋葬すること。生前の愛用品や埋葬用の特製品を埋葬。「―品」
ふく‐そう【復奏・覆奏】
繰り返し取り調べて奏上すること。
ふく‐そう【福相】‥サウ
裕福な運命をそなえた人相。福々しい人相。↔貧相
ふく‐そう【複相】‥サウ
〔生〕核相の一つ。受精から減数分裂までの間の核の状態。↔単相。→核相
ふく‐そう【輻湊・輻輳】
(輻やが轂こしきにあつまる意)方々から集まること。物が1カ所にこみあうこと。「種々の交通機関が―する」
ふく‐ぞう【腹蔵・覆蔵】‥ザウ
心の中に包み隠すこと。日葡辞書「フクザウモナウモノヲイウ」。「―無くおっしゃって下さい」
ふく‐そうさい【副総裁】
総裁をたすけ、その代理をつとめる役。
ふく‐そうじゅうし【副操縦士】‥サウ‥
機長を補佐して航空機の操縦にあたる者。コ‐パイロット。
ふく‐そうじょう‐かじょ【複総状花序】‥ジヤウクワ‥
総状花序の一つ。花軸が分岐し、最終分岐が総状花序となるもの。→花序(図)
ふく‐そうり【副総理】
内閣総理大臣に事故あるとき、またはその欠けたときに、臨時に総理大臣の職務を行うようあらかじめ指定された国務大臣の通称。
ふく‐ぞうり【福草履】‥ザウ‥
藺いで造り、太緒ふとおに白紙を巻いた草履。
ふくそう‐りん【複層林】
樹齢・樹高の異なる樹木から構成される人工林。→単層林
ふくそかんしき‐かごうぶつ【複素環式化合物】‥クワン‥クワガフ‥
炭素と炭素以外の原子(酸素・硫黄・窒素など)から成る環をもつ化合物。フラン・チオフェン・ピリジンの類。
ふくそ‐かんすう【複素関数】‥クワン‥
複素数を変数とする関数。複素変数関数。
ふく‐ぞく【服属】
従いつくこと。つきしたがうこと。
ふくそく‐るい【腹足類】
軟体動物の一綱。多くは螺旋らせん状の貝殻を持つが、ナメクジやウミウシなどのように殻が退化して失われたものもある。一般に頭部に伸縮自在の触角を具え、胴部の腹面は肉質の扁平な足となり、これによって運動し、また、他物に吸着する。海産巻貝のアワビ・サザエ・ホラガイ、淡水産のタニシなどの前鰓ぜんさい類、カタツムリなど陸生巻貝の有肺類、ウミウシなどの後鰓類に大別、種類がきわめて多い。
ふく‐そすう【複素数】
〔数〕(complex number)実数の概念を拡張した数、すなわち、a+bi(a、bは実数、iは虚数単位)の形の数。bが0でない複素数を虚数、aが0の複素数を純虚数という。また、aを実部、bを虚部という。
ふくそ‐へいめん【複素平面】
〔数〕(→)ガウス平面に同じ。
ふくだ【福田】
姓氏の一つ。
⇒ふくだ‐かんいち【福田歓一】
⇒ふくだ‐ぎょうかい【福田行誡】
⇒ふくだ‐たけお【福田赳夫】
⇒ふくだ‐つねあり【福田恆存】
⇒ふくだ‐とくぞう【福田徳三】
⇒ふくだ‐ひでこ【福田英子】
⇒ふくだ‐へいはちろう【福田平八郎】
ふく‐たい【腹帯】
はらおび。岩田帯。
ふく‐だい【副題】
書物や論文などの表題の脇にそえてつける題。サブタイトル。
ふく‐たいしょう【副大将】‥シヤウ
大将の次位で、大将を補佐する者。副将。
ふく‐だいじん【副大臣】
各府省にあって大臣の命を受け、政策および企画を掌り政務を処理し、大臣不在の場合にその職務を代行する特別職の国家公務員。認証官で、通常国会議員が任命される。
ふく‐だいすうけい【複代数系】
2種類の二項演算が定義された集合。実数全体の集合は、加法・乗法という二つの二項演算が定義された複代数系である。
ふ‐ぐ‐たいてん【不倶戴天】
[礼記曲礼上「父の讐あだは与ともに共ともに天を戴いただかず、兄弟の讐は兵に反かえらず、交遊の讐は、国を同じうせず」](共にこの世に生きてはいない意)命をかけても報復しなければやまないほど深く怨むこと。本来は、父の仇は必ず殺すべきであるという意。不同戴天。ぐふたいてん。「―の敵」
ふく‐だいり【復代理】
〔法〕代理人が自己の名で選任した代理人(復代理人)が本人のためにする代理。
ふくだ‐かんいち【福田歓一】‥クワン‥
政治学者。神戸生れ。東大教授。ヨーロッパ近代の政治理論、国民国家論を研究。著「近代の政治思想」「現代政治と民主主義の原理」。(1923〜2007)
⇒ふくだ【福田】
ふくだ‐ぎょうかい【福田行誡】‥ギヤウ‥
浄土宗の僧・歌人。武蔵生れといわれるが不詳。明治維新に諸宗の代表と同盟会を結び、政府に対した。また、縮刷大蔵経の刊行を企て、完成。知恩院門主・浄土宗管長。宗派を超えて名僧と仰がれた。(1809〜1888一説に1804〜1888)
⇒ふくだ【福田】
ふく‐たく【福沢】
幸福と恩沢。
ふくたけ【福武】
姓氏の一つ。
⇒ふくたけ‐ただし【福武直】
ふくたけ‐ただし【福武直】
社会学者。岡山県生れ。東大教授。農村社会学の分野ですぐれた研究を行なった。著「日本村落の社会構造」「日本の農村」など。(1917〜1989)
⇒ふくたけ【福武】
ふくだ‐たけお【福田赳夫】‥ヲ
政治家。群馬県生れ。東大卒。大蔵省主計局長を経て、衆議院議員。1976〜78年首相。日中平和友好条約を結ぶ。(1905〜1995)
福田赳夫(1)
撮影:石井幸之助
福田赳夫(2)
撮影:田沼武能
⇒ふくだ【福田】
ふくだ‐つねあり【福田恆存】
評論家・劇作家・演出家。東京生れ。東大卒。平和論や憲法問題・国語問題などで評論活動を展開する一方、文学座に参加して自作を演出。1963年現代演劇協会を創立。シェークスピアの戯曲を翻訳。(1912〜1994)
福田恒存
撮影:田沼武能
⇒ふくだ【福田】
ふくだ‐とくぞう【福田徳三】‥ザウ
経済学者。東京生れ。ドイツに留学、ルイヨ=ブレンターノ(Lujo Brentano1844〜1931)の影響を受ける。東京商大卒、同教授。日本の経済学の黎明期にあって、新歴史学派および社会政策の普及に尽くす。著「日本経済史論」「社会政策と階級闘争」など。(1874〜1930)
⇒ふくだ【福田】
ぶく‐だね【服種】
(「ぶく」は服忌の意)死人のあった家の農産物の種子を忌んでいう。
ふくだ‐ひでこ【福田英子】
⇒かげやまひでこ(景山英子)。
⇒ふくだ【福田】
ふくだ‐へいはちろう【福田平八郎】‥ラウ
日本画家。大分市生れ。京都市立絵画専門学校卒。対象の形態を巧みに単純化した装飾的な画風から、さらに象徴性を深めた表現を確立。文化勲章。(1892〜1974)
福田平八郎
撮影:田沼武能
⇒ふくだ【福田】
ふく‐だみ【福多味】
アワビやするめの乾肉を細かく刻んで薄塩で漬けこんだもの。ふくだめ。ふくため。
ふくだ・む
[一]〔自四〕
毛がそそけてふくらんだようになる。けばだつ。枕草子278「つくろひ添へたりつる髪も、唐衣の中にて―・み」
[二]〔他下二〕
⇒ふくだめる(下一)
ふくだ・める
〔他下一〕[文]ふくだ・む(下二)
①けばだたせる。枕草子25「立て文をも結びたるをも、いときたなげにとりなし―・めて」
②(茶道で)茶巾をふっくらとさせて折りたたむ。
ふくだ‐もち【福田餅】
(フクダミモチの転)円く作った餅。そなえ餅。ふくだ。ふくでん。
フク‐だん【フク団】
フクバラハップの通称。
ふくたん‐だいがく【復旦大学】
中国の上海にある総合大学。1905年復旦公学として創立。17年私立復旦大学となる。37年日中戦争により内陸地方へ移転。41年国立大学となる。2000年上海医科大学を統合。
ふく‐ち【福地】
⇒ふくじ
ふくち【福地】
姓氏の一つ。
⇒ふくち‐おうち【福地桜痴】
ふく‐ち【福祉】
⇒ふくし
ふくち‐おうち【福地桜痴】‥アウ‥
新聞記者・劇作家。名は源一郎。長崎生れ。1868年(明治1)「江湖新聞」を発刊、「東京日日新聞」主筆。歌舞伎改良に尽力、活歴劇運動の指導者。戯曲「春日局」、著「幕府衰亡論」など。(1841〜1906)
⇒ふくち【福地】
ふくち‐きがい【福内鬼外】‥グワイ
平賀源内ひらがげんないの、主として浄瑠璃作者としての号。
ぶくち‐きん【歩口金】
奈良県吉野地方の林業で慣行的に行われる一種の地代。
ふく‐ちじ【副知事】
都道府県の特別職公務員。知事の補佐、その職務の代理、政策・企画の所掌、事務の監督を職務とする。知事が議会の同意を得て選任。任期4年。
ふく‐ちゃ【福茶】
昆布こんぶ・黒豆・山椒さんしょう・梅干などを入れた茶。大晦日おおみそか・正月・節分などに縁起を祝って飲む。〈[季]新年〉
ふくちやま【福知山】
京都府北西部の市。福知山盆地の、由良川の中流と土師はぜ川との合流点にある。もと朽木くつき氏3万2000石の城下町。人口8万2千。
⇒ふくちやま‐せん【福知山線】
⇒ふくちやま‐ぼんち【福知山盆地】
ぶくち‐やま【分口山】
植林の収益配当を示す語。2分口山・3分口山などという。部分林。
ふくちやま‐せん【福知山線】
尼崎から福知山に至るJR線。全長106.5キロメートル。
⇒ふくちやま【福知山】
ふくちやま‐ぼんち【福知山盆地】
京都府北西部の盆地。丹波高地の西側に位置し、若狭湾へ注ぐ由良川の中流域。盆地の東西に、いずれも旧城下町である綾部市と福知山市の市街がある。
⇒ふくちやま【福知山】
ふくちゃん【フクちゃん】
横山隆一(1909〜2001)作の四こま漫画。1940年(昭和15)から71年にかけて、朝日新聞・毎日新聞などに連載。着物に大学帽姿の主人公フクちゃんの生活をほのぼのと描く。
ふく‐ちゅう【腹中】
①はらの中。
②心の中。心中。
ふぐ‐ちゅうどく【河豚中毒】
河豚毒による中毒。呼吸麻痺・筋肉弛緩さらに延髄中枢麻痺をおこし、重症のものは呼吸麻痺により死亡する。
ふく‐ちょう【副長】‥チヤウ
長を補佐するもの。もと軍艦で、艦務全般について艦長を補佐した職。
ふく‐ちょう【復調】‥テウ
①調子がもとのよい状態に戻ること。
②〔電〕変調された振動電流または電波から信号をとり出す操作。検波。→変調
ふぐ‐ちょうちん【河豚提灯】‥チヤウ‥
河豚の中味を取り除き、皮を乾かして火袋ひぶくろとした提灯。
ふく‐ちょくきん【腹直筋】
腹壁の前面を縦に走る大きな平たい筋。腱画けんかくにより数節に区切られる。胸郭と骨盤をつないで、身体を前方・側方に曲げる働きをする。
ふぐ‐ちり【河豚ちり】
フグのちり鍋の略。フグの中落ちやあらに、豆腐・野菜などを加えて昆布だしで煮、ポン酢醤油をつけて食べる鍋料理。てっちり。
ふ‐くつ【不屈】
屈しないこと。困難にあっても志を貫くこと。服従しないこと。「不撓ふとう―の精神」
ふくつ【福津】
福岡県北西部の市。福岡市・北九州市のほぼ中間に位置し、住宅地化が進行。人口5万6千。
ふく‐つう【腹痛】
はらのいたむこと。腹部内臓の痛むこと。「―を起こす」
ぶく‐つくえ【仏供机】
仏供をのせるために仏前にすえる机。
ふくつけ‐が・る
〔自四〕
むさぼる。欲ばる。源氏物語槿「いと多うまろばさむと―・れど」
ふくつけ・し
〔形ク〕
欲が深い。源氏物語常夏「おくるる雁をしひて尋ね給ふらむが―・きぞかし」
ぷくっ‐と
〔副〕
①気泡が一つできる音、また、そのさま。「水面に泡が―浮かぶ」
②中に水が入ったり、空気が膨張したりして丸くふくれるさま。「―水ぶくれができる」
ふく‐で【福手】
鏡餅かがみもちのこと。(物類称呼)
ふく‐ていきあつ【副低気圧】
主低気圧の縁辺にできる小低気圧。また、一つの低気圧の影響で他の場所に発生する低気圧のことをもいう。
ふく‐てつ【覆轍】
(くつがえった車の轍わだちの意から)前人の失敗のあと。失敗の前例。太平記24「―遠からず」
ふくて‐やき【ふくて焼】
田の肥料にするために、塵芥を焼くこと。〈日葡辞書〉
ふく‐でん【福天】
(→)福神ふくじんに同じ。狂言、福の神「毎年―の御前で年を取りまする」
ふく‐でん【福田】
①〔仏〕田が作物を生ずるように、供養することにより福徳を生ずる対象。仏や僧、貧窮の人など。→三福田→八福田。
②(→)三宝1に同じ。
③鏡餅の異名。ふくだもち。
ふくと【河豚魚】
(フグトとも)フグの古名。ふくとう。〈[季]冬〉
⇒ふくと‐じる【河豚汁】
ふく‐ど【覆土】
①播種の際に土を覆うこと。
②土壌の乾燥を防ぐために土を覆うこと。
ふくとう【河豚魚・河魨】‥タウ
フグの古名。〈日葡辞書〉
ふく‐とう【復党】‥タウ
もとの党へもどること。
ふく‐とう【復答】‥タフ
こたえること。返答。復白。
ふく‐どう【複道・復道】‥ダウ
上と下とを往来しうるように二重に設けた通路。二重廊下。
ふくどう‐きかん【複動機関】‥クワン
往復機関においてピストンがシリンダー中を往復する際、ピストンの両面に交互に作用圧力を加える方式の機関。↔単動機関
ふく‐とく【伏匿】
ひそみかくれること。
ふく‐とく【福徳】
①善行およびそれによって得る福利。今昔物語集1「舎利弗は大智・―ましまして、国の中に供養を受け給ふに最もよし」
②財物にめぐまれること。幸福と利益。日葡辞書「フクトクニウマレタヒト」
⇒ふくとく‐えんまん【福徳円満】
⇒福徳の三年目
ふくとく【福徳】
私年号の一つ。1489年〜92年頃に用いられた。→私年号(表)
ふく‐どく【服毒】
毒薬をのむこと。「―自殺」
ふく‐どく【復読】
くりかえして書物をよむこと。
ふぐ‐どく【河豚毒】
フグの臓器、特に卵巣および肝臓や血液に含まれる毒素。→テトロドトキシン
ふくとく‐えんまん【福徳円満】‥ヱン‥
幸福・利益に恵まれて、満ち足りていること。
⇒ふく‐とく【福徳】










広辞苑 ページ 17079 での【○覆水盆に返らず】単語。