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ふさが・る【塞がる】🔗🔉

ふさが・る塞がる】 〔自五〕 ①つまる。一杯になって他のものが中へ入れなくなる。三蔵法師伝承徳頃点「道路雍フサカルこと無し」。平家物語(延慶本)「物まゐらせたりけれども胸もせき喉も―・りて聊かも召されず」。天草本平家物語「兵ども義経の矢面に―・るを五騎射落され」。「場所が―・る」 ②さえぎられて通れなくなる。 ③閉じた状態になる。しまっている。類聚名義抄「閉、フサガル」。「入口の戸が―・る」「あいた口が―・らない」「傷口が―・る」 ④他のものに用いられていて、使うことができない。「手が―・っている」「その日は―・っている」 ⑤心が心配事などでいっぱいに占められる。「悲しみで胸が―・る」 ⑥陰陽道おんようどうでいう塞がりの方角に当たる。「東が―・っている」

広辞苑 ページ 17126 での塞がる単語。