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ふだ‐さし【札差】🔗🔉

ふだ‐さし札差】 ①宿場の問屋場で荷物の目方を検査した人。 ②(「札」は蔵米くらまい受取手形の意で、これに受取人の名を記し、割竹にはさんで蔵役所の藁苞わらづとに差したことからいう)江戸時代、旗本・御家人の代理として、蔵米の受取りおよび売さばきの事務をつかさどり、これに対する手数料を取り、また、その米穀を担保として金銀を貸し付けることを業とした者。江戸浅草蔵前に店を構え、その店を蔵宿といった。

広辞苑 ページ 17221 での札差単語。