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へいじょう‐きょう【平城京】‥ジヤウキヤウ🔗⭐🔉
へいじょう‐きょう【平城京】‥ジヤウキヤウ
元明天皇の710年(和銅3)に藤原京から移って、桓武天皇の784年(延暦3)に長岡京に移るまでの都。奈良の都。京域は今の奈良市から大和郡山市に及び、主要部(左京・右京)は、東西は約4.3キロメートル、南北は約4.8キロメートル。北端中央を平城宮とし、その南面中央から南下する朱雀大路の東側を左京、西側を右京、左京の東側への張り出し部分を外京と呼ぶ。各京は縦横に走る大路によって碁盤目ごばんめのように区切られ、左京・右京とも東西は各4坊(外京は左京五坊から七坊まで)、南北は各9条(外京は一条から五条まで)としたが、右京は北端に半条の幅の北辺坊ほくへんぼうを張り出していた。都が長岡京、ついで平安京に移ると、京域の大半は田園となり、外京の跡のみが中世に門前町として残った。
→文献資料[平城遷都の詔(原漢文)]
⇒へいじょう【平城】
広辞苑 ページ 17647 での【平城京】単語。