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○朋輩笑み敵ほうばいえみがたき🔗⭐🔉
○朋輩笑み敵ほうばいえみがたき
朋輩同士は表面は和しながら互いに嫉視するものである。
⇒ほう‐ばい【朋輩】
ぼうばい‐ざい【防黴剤】バウ‥
食品添加物の一つ。カビの繁殖をおさえるためのもの。防カビ剤。
ほうばい‐づき【朋輩付き】
朋輩との交際。仲間の気受け。
⇒ほう‐ばい【朋輩】
ほうばい‐づきあい【朋輩付合い】‥アヒ
仲間同士としてのつきあい。
⇒ほう‐ばい【朋輩】
ほう‐はく【方伯】ハウ‥
[礼記王制]中国周代の諸侯、または一地方の諸侯をとりしまった大諸侯。
⇒ほうはく‐しん【方伯神】
ほう‐はく【法博】ハフ‥
法学博士の略。
ほう‐はく【磅礴・旁礴・旁魄】ハウ‥
①まぜて一つにすること。混同。
②広くみちふさがるさま。広大で限りないさま。
ぼう‐はく【傍白】バウ‥
演劇で、観客には聞こえるが相手役には聞こえないことにしていうせりふ。わきぜりふ。
ぼう‐ばく【茫漠】バウ‥
広くて、とりとめのないさま。また、ぼうっとしてはっきりしないさま。「―とした風貌」「―たる原野」
ぼう‐ばく【茫邈】バウ‥
ひろくはるかなさま。
ほうはく‐しん【方伯神】ハウ‥
陰陽道おんようどうで方位をつかさどるという神。この神の在る方位を忌む。
⇒ほう‐はく【方伯】
ぼう‐はち【亡八・忘八】バウ‥
(仁義礼智忠信孝悌ていの八つを失った者の意)
①遊女を買うこと。
②くるわ。遊女屋。また、遊女屋の主人。「―の亭主」
ほう‐はつ【砲発】ハウ‥
銃砲を発射すること。発砲。
ほう‐はつ【萌発】ハウ‥
草木の芽のもえ出ること。物事のきざしはじめること。
ほう‐はつ【蓬髪】
よもぎのようにのびて乱れた髪。「弊衣―」
ほう‐ばつ【放伐】ハウ‥
中国人の革命観において、徳を失った君主を討伐して放逐すること。→禅譲
ぼう‐はつ【暴発】
①不意に事がおこること。突発。「乱闘が―する」
②不注意のため、ピストル・小銃などを誤って発射させること。「猟銃が―する」
ぼうは‐てい【防波堤】バウ‥
外海からの波浪を防ぎ港内の静穏を保つために、港湾に築造する突堤。
防波堤
撮影:関戸 勇
ぼう‐ばな【棒端・棒鼻】バウ‥
①棒の先端。駕籠かごなどの棒のはし。
②転じて、いちばん先。最初。先頭。歌舞伎、名歌徳三升玉垣「―に突立つたは」
③(宿場の境に牓示杙ほうじぐいがあるのでいう)宿駅のはずれ。東海道中膝栗毛初「はやかな川の―へ着く」
ぼう‐ばり【棒針】バウ‥
先がまっすぐで尖った編み針。↔鉤針かぎばり。
⇒ぼうばり‐あみ【棒針編み】
ぼうばり‐あみ【棒針編み】バウ‥
手編みの一種。棒針を用いる。鉤針編み・アフガン編みとともに手編みの代表的な編み方。二本針・四本針・五本針・輪針がある。
⇒ぼう‐ばり【棒針】
ほう‐はん【芳飯・苞飯】ハウ‥
器に盛った飯の上に種々の煮物をのせ飯を見えなくして汁をかけたもの。「法飯」とも書く。〈日葡辞書〉
ほう‐はん【剖判】
①天地などの開けわかれること。開闢かいびゃく。
②はっきりと区別がつくこと。
ぼう‐はん【亡叛】バウ‥
そむいて逃げ去ること。
ぼう‐はん【防犯】バウ‥
犯罪を防ぐこと。「―灯」
⇒ぼうはん‐カメラ【防犯カメラ】
⇒ぼうはん‐ブザー【防犯ブザー】
⇒ぼうはん‐ベル【防犯ベル】
ぼう‐はん【謀判】
人を欺くために官印や他人の印形を偽造すること。また、その偽造した印形。近世では死罪または獄門の刑にされた。にせはん。浄瑠璃、女殺油地獄「―似せ判壱貫匁の銀に十貫匁の手形して」
ぼう‐はん【謀叛】
⇒むほん
ぼうはん‐カメラ【防犯カメラ】バウ‥
犯罪の起こりやすい場所に設置する監視用のテレビカメラ。人や車の動きを撮影し犯罪捜査に役立てる。
⇒ぼう‐はん【防犯】
ぼうはん‐ブザー【防犯ブザー】バウ‥
犯罪の被害を受けそうになったとき、大きな音を発して周囲に知らせるブザー。
⇒ぼう‐はん【防犯】
ぼうはん‐ベル【防犯ベル】バウ‥
犯罪の発生を知らせるために鳴らすベル。また、犯罪被害を受けそうになったときに鳴らして知らせるベル。
⇒ぼう‐はん【防犯】
ほう‐ひ【包皮】ハウ‥
①表面を包む皮。
②陰茎の亀頭部を包む皮。
ほう‐ひ【包被】ハウ‥
①つつみおおうこと。また、つつみ。
②〔生〕(→)包膜ほうまくに同じ。
ほう‐ひ【芳菲】ハウ‥
草花などのかんばしいこと。また、その香。
ほう‐ひ【放屁】ハウ‥
屁へをひること。また、屁。
ほう‐ひ【法匪】ハフ‥
(「匪」は賊の意)法律を絶対視して人を損なう役人や法律家をののしっていう語。
ほう‐び【鳳尾】
鳳凰ほうおうの尾。
⇒ほうび‐しょう【鳳尾蕉】
⇒ほうび‐ちく【鳳尾竹】
ほう‐び【褒美】
①ほめること。
②ほめて与えるもの。賞与。褒賞。「ご―にこれをあげよう」
ぼう‐び【防備】バウ‥
外敵をふせぐそなえ。防御の設備。「―を固める」
ほう‐びき【宝引】
福引の一種。幾本もの綱を束ねてそれを人に引かせ、どうふぐり(木槌・橙だいだいなど)のついている綱を引き当てた者が勝ちで、賞を得る。また、直接、綱の端に金銭や品物を結びつけた。正月の遊戯や賭博として行われた。たからびき。〈[季]新年〉。運歩色葉集「福引、ホウビキ」
⇒ほうびき‐ぜに【宝引銭】
⇒ほうびき‐なわ【宝引縄】
ぼう‐びき【棒引き】バウ‥
①棒のような線を引くこと。特に、帳簿などの記載を棒を引いて消すこと。
②転じて、金銭などの貸借関係をなくすること。帳消し。「借金を―にする」
③長音の書き表し方。「空気」「学校」を「くーき」「がっこー」のように、その長音を「ー」を使って書き表すこと。また、その記号。おんびき。
⇒ぼうびき‐かなづかい【棒引仮名遣】
ぼうびき‐かなづかい【棒引仮名遣】バウ‥ヅカヒ
字音の長音を棒引きの符号「ー」で記す仮名遣。1900年(明治33)8月公布の小学校令施行規則により当時の小学校の教科書はこれに拠ったが、08年9月文部省令により廃止。
⇒ぼう‐びき【棒引き】
ほうびき‐ぜに【宝引銭】
宝引に賭ける銭。世間胸算用2「まづそなたの―一貫のけて置いて」
⇒ほう‐びき【宝引】
ほうびき‐なわ【宝引縄】‥ナハ
宝引に使用したくじ引き縄。好色五人女2「恋は引く手の―」
⇒ほう‐びき【宝引】
ほうび‐しょう【鳳尾蕉】‥セウ
蘇鉄そてつの異称。
⇒ほう‐び【鳳尾】
ほうび‐ちく【鳳尾竹】
(→)鳳凰竹に同じ。
⇒ほう‐び【鳳尾】
ほう‐ひつ【蓬
】
(蓬戸
門の略。よもぎを編んで造った戸と、いばらで造った門の意)貧者の家の称。また、自分の住居の謙譲語。平家物語7「いはんや郎従の―においてをや」
ほうひ‐ほんせん【豊肥本線】
熊本から阿蘇を経て大分に至るJR線。全長148.0キロメートル。
ぼう‐びや【棒火箭・棒火矢】バウ‥
鉄製の筒に火薬を込めて発射した火矢。
ほう‐ひゃくせん【彭百川】ハウ‥
(→)彭城さかき百川に同じ。
ほう‐びょう【宝瓶】‥ビヤウ
〔仏〕
①(梵語kuṇḍikā 軍持と音写)華瓶けびょう・水瓶すいびょうなど瓶器の尊称。
②(梵語kalaśa 迦羅奢と音写)密教で、灌頂かんじょうの誓水を入れる器。
ぼう‐ひょう【妄評】バウヒヤウ
いい加減な批評。もうひょう。多く、自分のする批評をへりくだっていう。「―多謝」
ぼう‐ひょう【暴評】‥ヒヤウ
乱暴な批評。
ほうふ【防府】ハウ‥
山口県南部の瀬戸内海に面した市。周防すおうの国府のあった地。塩田跡地は工業用地に転換し、自動車工業が立地。人口11万7千。
ほう‐ふ【抱負】ハウ‥
心中に抱き持っている計画や決意。「―を述べる」
ほう‐ふ【豊富】
ゆたかに富むこと。ゆたかにあること。たっぷりとあること。「―な知識」「経験―」
ほう‐ぶ【邦舞】ハウ‥
日本舞踊。
ぼう‐ふ【亡夫】バウ‥
死んだおっと。
ぼう‐ふ【亡父】バウ‥
なくなった父。先人。先父。先考。
ぼう‐ふ【亡婦】バウ‥
①なくなった婦人。
②死んだ妻。
ぼう‐ふ【防腐】バウ‥
微生物の侵入・繁殖を防止し、腐敗の起きないようにすること。乾燥・冷蔵・冷凍・塩漬・密閉(缶詰)・燻製くんせい・加熱などの方法がある。
⇒ぼうふ‐ざい【防腐剤】
ぼうふ【蚌埠】バウ‥
(Bengbu)中国安徽省北東部の工業都市。淮河わいが水運と鉄道の連絡地点に当たり、物資の集散地。人口80万9千(2000)。
ぼう‐ふ【暴富】
にわかに富むこと。急に金持になること。
ぼう‐ふう【防風】バウ‥
①風をふせぎさえぎること。
②セリ科の多年草。中国原産の薬用植物。茎は高さ約90センチメートル。夏・秋の頃、白色の小五弁花を散形花序に密集して開く。根は漢方生薬の防風で、発汗・解熱・鎮痛薬。
ぼうふう
③浜防風のこと。〈[季]春〉
⇒ぼうふう‐ぎ【防風着】
⇒ぼうふう‐りん【防風林】
ぼう‐ふう【暴風】
はげしい風。大被害を起こす風。あらし。気象観測上は、風速毎秒24.5〜28.4メートルの風力階級10の風をいう。平治物語「―煙雲をあぐ」
⇒ぼうふう‐う【暴風雨】
⇒ぼうふう‐けいほう【暴風警報】
⇒ぼうふう‐けん【暴風圏】
ぼうふう‐う【暴風雨】
はげしい風雨。台風や発達した低気圧によって起こる。
⇒ぼう‐ふう【暴風】
ぼうふう‐ぎ【防風着】バウ‥
寒風をふせぐために用いる頭巾付きの外衣。
⇒ぼう‐ふう【防風】
ぼうふう‐けいほう【暴風警報】
気象警報の一つ。暴風の襲来するおそれのあることを知らせるもの。一般に平均風速が20メートル以上になることが予想される時に出される。
⇒ぼう‐ふう【暴風】
ぼうふう‐けん【暴風圏】
①暴風の吹いている区域。
②南半球の偏西風帯。
⇒ぼう‐ふう【暴風】
ぼうふう‐りん【防風林】バウ‥
耕地での風害や飛砂による埋没をふせぐために設けた森林。
⇒ぼう‐ふう【防風】
ほう‐ふく【芳馥】ハウ‥
よいかおりを放つこと。こうばしいこと。
ほう‐ふく【抱腹】ハウ‥
⇒ほうふく(捧腹)
ほう‐ふく【法服】ハフ‥
①規定の服。制服。
②もと判事・検事・裁判所書記・弁護士が法廷で着た制服。現在は裁判官について制服の定めがある。
ほう‐ふく【法服】ホフ‥
(ホウブクとも)法衣ほうえ。僧服。狭衣物語2「寺の僧どもに、給はすべき―」
ほう‐ふく【捧腹】
(俗に「抱腹」とも書く)腹をかかえて笑うこと。大いに笑うこと。
⇒ほうふく‐ぜっとう【捧腹絶倒】
ほう‐ふく【報復】
①仕返しをすること。返報。「―手段」
②〔法〕国家間で、一国の不当な行為に対して、他国が同等に不当な行為で報いること。→復仇。
⇒ほうふく‐かんぜい【報復関税】
ほうふく‐かんぜい【報復関税】‥クワン‥
自国の輸出品に対して相手国が不当な関税をかけたり、差別待遇をしたりした場合、その報復として、相手国からの輸入品に対して重い関税を課すること。
⇒ほう‐ふく【報復】
ほうふく‐ぜっとう【捧腹絶倒】‥タウ
腹をかかえてひっくり返るほど大笑いすること。「―の喜劇」
⇒ほう‐ふく【捧腹】
ぼうふ‐ざい【防腐剤】バウ‥
微生物の発育を妨げ、またはこれを殺す薬剤。
⇒ぼう‐ふ【防腐】
ぼうふ‐せき【望夫石】バウ‥
中国湖北省武昌の北山にある石。貞婦が出征する夫をこの山上に見送り、そのまま化して石となったと伝える。
ほう‐ふつ【髣髴・彷彿】ハウ‥
①よく似ているさま。ありありと思い浮かぶさま。「故人に―たり」「旧時を―させる」「過去が―としてよみがえる」
②はっきりと識別できないさま。ぼんやり見えるさま。ほのか。かすか。「水天―」
ほう‐ぶつ【方物】ハウ‥
①その地方に産するもの。土産どさん。
②四角形のもの。
ほうぶつしゅう【宝物集】‥シフ
鎌倉初期の仏教説話集。平康頼撰。1巻本から7巻本まであり、後の増補も認められる。「大鏡」の構想を模して通夜の問答説法形式によって、仏法を最大の宝物とし法理を説き欣求浄土ごんぐじょうどを勧める。
ほうぶつ‐せん【放物線・抛物線】ハウ‥
(parabola)円錐曲線(二次曲線)の一つ。幾何学的には一平面上で一定点Fと一定直線l(準線)とからの距離が等しい点P(PP′=PF)の軌跡。直交座標を用いればy2=ax(aは定数)で表される。真空中で投げた物体は、放物線を描いて運動する。
放物線
⇒ほうぶつせん‐めん【放物線面】
ほうぶつせん‐めん【放物線面】ハウ‥
(→)放物面に同じ。
⇒ほうぶつ‐せん【放物線・抛物線】
ほうぶつ‐めん【放物面・抛物面】ハウ‥
二次曲面の一つ。直交座標を用いて
by2+cz2=x(b,c>0)
で表される曲面。狭義にはbとcとが等しい場合、すなわち放物線をx軸のまわりに回転して得た回転放物面を指す。
⇒ほうぶつめん‐きょう【放物面鏡】
ほうぶつめん‐きょう【放物面鏡】ハウ‥キヤウ
回転放物面で形成された鏡。その焦点に光源を置けば、光は反射後平行に進むので、サーチライトなどの反射鏡やマイクロ波のアンテナに用いられる。
⇒ほうぶつ‐めん【放物面・抛物面】
ぼうふ‐の‐やま【望夫の山】バウ‥
望夫石ぼうふせきのある山。和漢朗詠集「寒雲は空しく―に満てり」→望夫石
ぼう‐ふら【孑孑・孑孒】
カ(蚊)類の幼虫。多く汚水中にすみ、腹端に呼吸管を持つ。盛んに運動し、腐敗有機物を食う。蛹さなぎも運動性があり、2本の呼吸角があるところから「おにぼうふら」といわれる。水面で羽化して成虫となる。ぼうふり。ぼうふりむし。〈[季]夏〉。「―がわく」
⇒ぼうふら‐おどり【孑孑踊】
ぼうふら‐おどり【孑孑踊】‥ヲドリ
歌舞伎舞踊で、身体をふわふわさせて踊る滑稽な型の名称。
⇒ぼう‐ふら【孑孑・孑孒】
ぼう‐ふり【孑孑】
⇒ぼうふら
ぼう‐ふり【棒振り】バウ‥
①棒をふりまわすこと。俗に、音楽で、指揮者のこと。
②江戸幕府で、両番・大番が臨時に勤める江戸府内の巡邏じゅんら。
⇒ぼうふり‐けんじゅつ【棒振り剣術】
ぼうふり‐けんじゅつ【棒振り剣術】バウ‥
流儀も型もない、でたらめな剣術。
⇒ぼう‐ふり【棒振り】
ほうぶ・る【葬る】ハウブル
〔他四〕
(→)「ほうむる」に同じ。〈類聚名義抄〉
ほう‐ふん【方墳】ハウ‥
古墳の一形式。平面が方形のもの。
ほう‐ぶん【邦文】ハウ‥
日本の文字または文章。和文。国文。
⇒ほうぶん‐タイプライター【邦文タイプライター】
ほう‐ぶん【法文】ハフ‥
①法令の文章。「―の解釈」「―化」
②大学の法学科・経済学科・文学科などを合わせた称。「―学部」
ほうぶん‐タイプライター【邦文タイプライター】ハウ‥
仮名・数字・漢字を印字するためのタイプライター。1915年(大正4)杉本京太(1882〜1972)の考案によって完成。和文タイプライター。
⇒ほう‐ぶん【邦文】
ほう‐へい【奉幣】
(ホウベイとも)神に幣帛へいはくをささげること。
⇒ほうへい‐し【奉幣使】
ほう‐へい【法幣】ハフ‥
①法律上その通用が強制されている貨幣。法定貨幣。
②1935年、銀貨を禁止し、代りに通貨とした中国国民政府(蒋政権)の法定紙幣。
ほう‐へい【封閉】
ふうじとじること。封鎖。太平記28「宮室を―して以て項王の来り給はん事を待つ」
ほう‐へい【砲兵】ハウ‥
火砲を用いて敵を砲撃する任務の兵。陸軍の兵科の一つ。
⇒ほうへい‐こうしょう【砲兵工廠】
ほうへい‐きゅう【宝瓶宮】
(Aquarius ラテン)黄道十二宮の第11宮。紀元前2世紀には水瓶座みずがめざに相当していたが、現在では山羊座やぎざの西部から水瓶座の西部に至る範囲。太陽は1月21日頃から2月20日頃までこの宮にある。
ほうへい‐こうしょう【砲兵工廠】ハウ‥シヤウ
陸軍造兵廠の旧称。田山花袋、東京の三十年「それに―の活躍した煤烟ばいえんの光景は、今でも私の眼にちらついて見えた」
⇒ほう‐へい【砲兵】
ほうへい‐し【奉幣使】
勅命によって幣帛を山陵・神宮・神社に奉献する使者。
⇒ほう‐へい【奉幣】
ぼう‐へき【防壁】バウ‥
外敵や風雨・火災などを防ぐためのかべ。侵入を防ぐとりで。「―を築く」
ほう‐へん【方偏】ハウ‥
漢字の偏の一種。「旅」「族」「旗」などの偏の「方」の称。かたへん。
ほう‐へん【褒貶】
①ほめることとけなすこと。「毀誉きよ―」
②「褒貶の歌合うたあわせ」の略。一座の者が人々の作った歌をその場で批評する歌合。太平記30「―の短冊取出し」
ほう‐べん【方便】ハウ‥
①〔仏〕(梵語upāya)衆生しゅじょうを教え導く巧みな手段。真理に誘い入れるために仮に設けた教え。源氏物語蜻蛉「仏のし給ふ―は」
②目的のために利用する便宜の手段。てだて。「うそも―」
⇒ほうべん‐だんご【方便団子】
⇒ほうべん‐りき【方便力】
ほう‐べん【放免】ハウ‥
⇒ほうめん4
ぼう‐へん【謀反】
⇒むへん
ぼう‐べん【妄弁】バウ‥
筋道の立たないいい加減な説。
ほうべん‐だんご【方便団子】ハウ‥
佐渡で、嘘つき祝をいう。種々の穀物で団子を作って流す。
⇒ほう‐べん【方便】
ほうべん‐りき【方便力】ハウ‥
仏が巧みに工夫して衆生を導く智慧の力。
⇒ほう‐べん【方便】
ぼう‐ぼ【亡母】バウ‥
なくなった母。なき母。先妣。
ほう‐ほう
①制止の声。
②鳥獣などを追う声。
③物をたたいたり投げたりする時の音。ぽんぽん。落窪物語1「笠を―と打てば」
ほう‐ほう【方法】ハウハフ
①しかた。てだて。目的を達するための手段。または、そのための計画的措置。「変わった―」「最善の―」
②〔哲〕認識目的を果たすために思考活動のよるべき方式。学問研究における思考対象の取扱い方。
⇒ほうほうてき‐かいぎ【方法的懐疑】
⇒ほうほう‐ろん【方法論】
⇒ほうほうろんてき‐こじんしゅぎ【方法論的個人主義】
ほう‐ほう【方袍】ハウハウ
(方形だからいう)袈裟けさの称。太平記39「―円頂の出塵の徒とならせ給ひしかば」
ほう‐ほう【蓬蓬】
①風の吹くさま。また、煙や蒸気が盛んに立ちのぼるさま。
②盛んに茂るさま。
③髪の毛などが、乱れるようす。
ほう‐ほう【這這】ハフハフ
〔副〕
①這はいながら。這うようにして。かろうじて歩いて。今昔物語集19「まことに嬉しく忝く覚えて―立ちて去りぬ」
②あわてふためくさま。顕輔集「殿よりせめて仰せらるれば―参りて」
⇒ほうほう‐の‐てい【這這の体】
ほう‐ぼう【方方】ハウバウ
①あちらこちら。諸方。諸所。「―を捜す」「―旅行する」
②さんざん。今昔物語集26「―さる堪へ難き目を見て命を生きたる」
⇒ほうぼう・す【方方す】
ほう‐ぼう【宝坊】‥バウ
寺院の美称。
ほう‐ぼう【蜂房】‥バウ
蜂の巣。
ほう‐ぼう【鋒鋩】‥バウ
①刃物のきっさき。ほこさき。
②気性や言葉の鋭いたとえ。
ほう‐ぼう【魴鮄・竹麦魚】ハウ‥
ホウボウ科の海産の硬骨魚。全長約40センチメートル、体は紫赤色。胸びれは特に大きく、内面は鮮青色で美しい斑点がある。胸びれ下部に、感覚器を具える鰭条きじょうの変形した3本の指状物があり、これで海底を歩き餌を探す。美味。鰾うきぶくろで音を発する。本州中部以南に分布。〈書言字考節用集〉
ほうぼう
ホウボウ
提供:東京動物園協会
ほう‐ぼう【謗法】ハウボフ
仏法をそしること。転じて、無理なこと。浄瑠璃、八百屋お七「―とは知りながら頼みし事の恥かしや」
ぼう‐ぼう
火の燃えさかるさま。「枯れ草が―と燃える」
ぼう‐ぼう【茫茫】バウバウ
①ひろくはるかなさま。平家物語7「天水―として、求むる事を得ざりけん蓬莱洞の有様も」。「―とした大海原」
②とりとめのないさま。はっきりしないさま。「―たる往時」
③草・毛髪などの生い乱れているさま。謡曲、隅田川「我が子と見えしは塚の上の草―として」。「―と髪をのばす」
④波の音。平家物語10「岸打つ浪も―たり」
⇒ぼうぼう‐がしら【茫茫頭】
ぼう‐ぼう【惘惘】バウバウ
⇒もうもう
ぼう‐ぼう【某某】
〔代〕
だれだれ。なにがし。くれがし。
ぼうぼう‐がしら【茫茫頭】バウバウ‥
狂言。(→)「菊の花」に同じ。
⇒ぼう‐ぼう【茫茫】
ほうほうじょせつ【方法序説】ハウハフ‥
(Discours de la méthode フランス)デカルトの主著。1637年刊。スコラ学をしりぞけ、明晰判明を真理の基準として一切を方法的懐疑に付し、自我の存在を確立することによって近世哲学の礎となった。
ほうぼう・す【方方す】ハウバウ‥
〔自サ変〕
あちこち出歩く。狂言、蚊相撲「此の中のやうに―・すればそち一人では使ひ足らぬによつて」
⇒ほう‐ぼう【方方】
ほうほうてき‐かいぎ【方法的懐疑】ハウハフ‥クワイ‥
デカルトの語。真理に到達するための方法・手段としての懐疑の意。デカルトは、疑いうるすべてのものを疑うことを通して確実な知識に到達しようとした。→方法序説。
⇒ほう‐ほう【方法】
ほうほう‐の‐てい【這這の体】ハフハフ‥
今にも這はい出さんばかりの様子。散々な目にあってかろうじて逃げる様子。日葡辞書「ハウハウノテイデニゲタ」
⇒ほう‐ほう【這這】
ほうほう‐ろん【方法論】ハウハフ‥
〔哲〕(methodology)学問研究の方法に関する理論的反省。狭義には科学の方法(演繹法、帰納法、仮説演繹法など)に対する論理的・認識論的考察をさす。
⇒ほう‐ほう【方法】
ほうほうろんてき‐こじんしゅぎ【方法論的個人主義】ハウハフ‥
社会や社会関係のあり方を個人の行為や個人間の相互作用から説明しようとする社会学上の立場。タルド・ジンメル・ウェーバーらがその代表。
⇒ほう‐ほう【方法】
ほう‐ぼく【芳墨】ハウ‥
①かおりのよいすみ。
②他人の手紙または筆跡の尊敬語。日葡辞書「ハウボクハイケン(拝見)セシメソロ」
ほう‐ぼく【放牧】ハウ‥
牛・馬・羊などを放し飼いにすること。「牛を―する」
ほうぼくし【抱朴子】ハウ‥
①晋の葛洪かっこうの号。
②葛洪の著書。内外篇8巻72篇。317年成る。内篇は神仙の法を説き、外篇は道徳・政治を論ずる。
ほうほけきょ
ウグイスの鳴き声を表す語。







広辞苑 ページ 17987 での【○朋輩笑み敵】単語。