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ほこ【矛・戈・鉾】🔗🔉

ほこ矛・戈・鉾】 ①諸刃もろはの剣に長い柄つかを取り付けた武器。枝のあるものもある。敵を突き刺すのに用いる。鎌倉前期まで用いられ、薙刀なぎなたはその変形。刀身に柄を受ける穴のあるものを袋穂ふくろぼといい、刀身を柄の中へ入れる茎造なかごづくりのものもある。「鋒」「戟」「槍」「桙」とも書く。万葉集16「白鷺の―啄ひ持ちて」 矛 ②弓の幹。ゆがら。義経記5「ふし木の弓の―短く射よげなるを持ち」 ③漁夫が魚を突く銛もり。〈日葡辞書〉 ④矛山車ほこだし・山鉾やまぼこの略。 ⑤鷹槊たかほこの略。 ⇒矛を納める ⇒矛を向ける

広辞苑 ページ 18089 での単語。