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○反故にするほごにする🔗🔉

○反故にするほごにする ①無駄紙にする。不用な物として捨てる。「便箋を何枚も―」 ②約束・契約などをなかったことにする。破棄する。「取り決めを―」 ⇒ほ‐ご【反故・反古】 ポゴノフォラPogonophora ラテン】 有鬚ゆうしゅ動物のこと。 ほこ‐ぶすま鋒襖・矛襖】 敵などに向かって矛先を多く並べること。 ほこ‐へん矛偏】 漢字の偏の一種。「矜」などの偏の「矛」の称。 ポコペン不彀本】 (中国語で、元手にも足りない意)だめだ。話にならぬ。 ほご‐ぼう保護帽(→)安全帽に同じ。 ほご‐ぼうえき保護貿易】 自国の特定の産業を保護・育成するために、国家が対外貿易に干渉し、輸入制限を課したり輸出補助金を与えたりすること。「―主義」↔自由貿易 ほこ‐ほこ 気持よく温かいさま。ほかほか。「―のセーター」 ぼこ‐ぼこ ①水などが泡立つ音。 ②中空のものを叩く音。 ③でこぼこしているさま。また、穴がたくさんあいているさま。 ほこ‐ぼし桙星・戈星】 彗星すいせいの古称。枕草子153「名おそろしき物…―」 ほ‐ごも帆薦】 薦を帆としたもの。太平記18「水主梶取すいしゅかんどりあわてて―なんどを投げ入れ投げ入れ」 ほこ‐もち桙持】 ①桙を持つ役。 ②賀茂祭の行列に、ねじ木の桙を持って行く者。 ほこ‐や鉾矢・鋒矢】 ①鉾の形をした鏃やじり。また、その矢。 ②陣立ての名。隊列中央の足軽を突出させ、その後ろに武者が備えるもの。鉾矢形。 ほこ‐ゆけ弄槍・矛行】 矛をあやつって突きやること。崇神紀「八廻やたび―し八廻撃刀たちかきす」 ほこ‐ゆみ鉾弓】 末弭うらはずに鉾状の刃部を付けた弓。 ほこら叢祠・祠】 (ホクラ(神庫)の転)神をまつる小さなやしろ。宇治拾遺物語11「その―に、修行しける僧のやどりて」。「―を建てる」 ほこら‐か脹らか(→)「ふくよか」に同じ。平家物語(延慶本)「御鬢茎―に、愛敬づきて」 ほこら‐か誇らか】 得意げなさま。ほこりか。「―な顔」「―に勝利を宣言する」 ほこらか・す誇らかす】 〔他四〕 誇る様子をする。ひけらかす。みせびらかす。弁内侍日記「毛色も美しきを賜はりてあき局に―・しておきたるを」 ほこらし・い誇らしい】 〔形〕[文]ほこら・し(シク) 誇りに思うさまである。得意である。古今和歌集雑体「ちぢの情もおもほえずひとつ心ぞ―・しき」。「―・い顔つき」「父親を―・く思う」 ほこり】 ①こまかな塵ちりの飛ぶもの。綿のようなごみ。「―が立つ」 ②はした。あまり。のこり。浄瑠璃、心中万年草「二千貫目足らずの商ひに九貫目の―を取り」 ⇒ほこり‐かずき【埃被き】 ⇒ほこり‐せん【埃銭】 ⇒ほこり‐たけ【埃茸】 ⇒ほこり‐はらい【埃払い】 ⇒ほこり‐まみれ【埃塗れ】 ほこり誇り】 ほこること。自慢に思うこと。また、その心。「―を持つ」「―を傷つけられる」 ⇒ほこり‐か【誇りか】 ⇒ほこり‐がお【誇り顔】 ほこり‐か誇りか】 得意げなさま。自信満々。源氏物語空蝉「にぎははしう愛敬づきをかしげなるを、いよいよ―にうちとけて」 ⇒ほこり【誇り】 ほこり‐がお誇り顔‥ガホ 自慢らしい顔つき。 ⇒ほこり【誇り】 ほこり‐かずき埃被き‥カヅキ 大納言だいなごん小豆の異称。 ⇒ほこり【埃】 ほこり‐せん埃銭】 残りの金銭。はしたの金銭。 ⇒ほこり【埃】 ほこり‐たけ埃茸】 〔植〕キツネノチャブクロの別称。 ⇒ほこり【埃】 ほこりっ‐ぽ・い埃っぽい】 〔形〕 埃が多いさま。「―・い部屋」 ほこり‐はらい埃払い‥ハラヒ 埃を払うこと。また、その道具。ちりはらい。はたき。 ⇒ほこり【埃】 ほこり‐まみれ埃塗れ】 ほこりが一面に付いて汚れていること。 ⇒ほこり【埃】 ほご‐りん保護林】 名所旧跡の風致保存、学術の参考、保護動植物の繁殖などのために、政府が伐採を禁止して保護する森林。 ほこ・る誇る】 〔自五〕 得意のさまを示す。自慢する。いい気になる。光栄とする。万葉集17「さ並べる鷹は無けむと心には思ひ―・りて笑まひつつ渡る間に」。源氏物語玉鬘「国の内の仏・神は、己になむ靡き給へるなど―・り居たり」。天草本伊曾保物語「たとひ一旦栄花に―・ること有りといふとも」。「歴史と伝統を―・る」「日本一の高さを―・るビル」 ほころ・う誇ろふホコロフ 〔自四〕 (ホコルに接尾語フの付いた語)しきりに自慢する。万葉集5「あれをおきて人はあらじと―・へど寒くしあれば」 ほころばか・す綻ばかす】 〔他四〕 (→)「ほころばす」に同じ。 ほころば・す綻ばす】 〔他五〕 ①ほころびるようにする。ほころびさせる。ほころばせる。山家集「大方の秋をば月につつませて吹き―・す風の音かな」。「顔を―・す」 ②間を透かす。着衣をゆるめて下のものが見えるようにする。源氏物語若菜下「えび染の袖を俄かにひき―・したるに」 ほころび綻び】 ①ほころびること。また、ほころびた所。「―を縫う」 ②几帳などの、縫い合わせないで間を透かせてある部分。源氏物語澪標「御几帳の―より見たまへば」 ③着物の着方の一つという。枕草子144「髪をかしげなる童の、衵あこめども―がちにて」 ほころ・びる綻びる】 〔自上一〕[文]ほころ・ぶ(上二) ①縫目がとける。糸がほどけて開く。源氏物語紅葉賀「包むめる名やもり出でんひきかはしかく―・ぶる中の衣に」。「袖口が―・びる」 ②蕾つぼみが開きそめる。古今和歌集「青柳の糸よりかくる春しもぞ乱れて花の―・びにける」 ③顔つきがやわらぐ。口を開く。源氏物語少女「人々皆―・び笑ひぬれば」。源氏物語梅枝「霞だに月と花とをへだてずはねぐらの鳥も―・びなまし」。「顔が―・びる」 ④気持や隠していたことが外に現れる。源氏物語若菜上「いかならむ折りにか、その御心ばへ―・ぶべからむと、世人もおもむけ疑ひけるを」 ⑤気持がほぐれる。うちとける。根無草「是より少し―・びて、彼男、舟さし寄せ」 ほころ・ぶ綻ぶ】 [一]〔自五〕 (→)「ほころびる」に同じ。「顔が―・ぶ」 [二]〔自上二〕 ⇒ほころびる(上一)

広辞苑 ページ 18094 での○反故にする単語。