複数辞典一括検索+

○細う長う成るほそうなごうなる🔗🔉

○細う長う成るほそうなごうなる 待ちかねるさまをいう。鶴首かくしゅする。狂言、孫聟「此祖父はけさから細う長う成つてまつて居ました」 ⇒ほそ・い【細い】 ほそ‐え細江】 細い江。狭い入江。万葉集14「遠江とおつおうみ引佐いなさ―の澪標みおつくしほそ‐えい細纓⇒さいえい ほそ‐えぼし細烏帽子】 武士が使用する、頂の細長いえぼし。細立烏帽子。 ほそ‐お細緒‥ヲ ①ほそい緒。 ②昔の雅楽の箏そうの13弦中、高音を出す細い3弦。源氏物語紅葉賀「箏の琴は中の―の堪へがたきこそところせけれ」 ③鼻緒の細いもの。 ほぞ‐おち臍落ち・蔕落ち】 ①産児の胞衣えなを切って臍へその緒の落ちること。俗に「落ちる」というのを忌んで「ほぞの緒がおさまる」という。ほぞち(臍落)。 ②強いられてでなく、自分の意志で同意すること。納得。承知。日葡辞書「ホゾヲチガシタ、また、セラレタ」 ③果実がよく熟して自然に蔕ほぞから落ちること。また、その果実。ほぞち(蔕落)。ほぞぬけ。日葡辞書「ホゾヲチノウリ」 ほそ‐おとこ細男‥ヲトコ ⇒せいのお ほそ‐おび細帯】 幅が狭く短い帯。 ⇒ほそおび‐すがた【細帯姿】 ほそおび‐すがた細帯姿】 普通の帯をしめず細帯をしめた、だらしない姿。 ⇒ほそ‐おび【細帯】 ほそ‐おもて細面】 ほっそりとした顔。 ほそ‐がき細書き】 肉細に書いた文字。また、それに用いる筆。 ほそ‐かじゃ細冠者‥クワ‥ やさがたの冠者。能因本枕草子前の木立高う庭広き家の「せうとの袿したる―どもなどの、後にゐてうちわするもあり」 ほそ‐がね細金】 金銀の箔はくを細く切ったもの。仏画・木仏や衣服の模様などに用いる。 ほそ‐かわ細川‥カハ ほそい川。小川。 ほそかわ細川‥カハ 姓氏の一つ。清和源氏足利氏の一流。義季が三河国額田郡細川に住んで氏とした。三管領の一家。 ⇒ほそかわ‐かつもと【細川勝元】 ⇒ほそかわ‐ガラシヤ【細川ガラシヤ】 ⇒ほそかわ‐しげかた【細川重賢】 ⇒ほそかわ‐すみもと【細川澄元】 ⇒ほそかわ‐たかくに【細川高国】 ⇒ほそかわ‐ただおき【細川忠興】 ⇒ほそかわ‐はるもと【細川晴元】 ⇒ほそかわ‐まさもと【細川政元】 ⇒ほそかわ‐ゆうさい【細川幽斎】 ⇒ほそかわ‐よりゆき【細川頼之】 ほそかわ‐かつもと細川勝元‥カハ‥ 室町時代の武将。3回にわたって管領となり、将軍足利義政の継嗣、畠山家の内紛にからんで応仁の乱を起こし、東軍の主将として西軍の山名宗全と争った。竜安寺を創建。(1430〜1473) ⇒ほそかわ【細川】 ほそかわ‐がみ細川紙‥カハ‥ 和紙の一種。主に帳簿などに用いる大判の楮こうぞ紙。埼玉県比企郡小川町産。もと紀伊国細川村で産出。はしきらず。 ほそかわ‐ガラシヤ細川ガラシヤ‥カハ‥ (ガラシヤはラテン語のGratiaの訛)細川忠興の妻。明智光秀の女むすめ。キリシタン信者。関ヶ原の戦で石田三成挙兵に際し、人質として大坂城に入るのを拒んで、家老に自らを討たせた。(1563〜1600) ⇒ほそかわ【細川】 ほそかわ‐しげかた細川重賢‥カハ‥ 江戸中期の熊本藩主。天明の大飢饉の時、貯米により救済。行政機構の整備、専売制の導入、藩校時習館の創建等、藩政改革(宝暦改革)を推進。銀台公と称。(1720〜1785) ⇒ほそかわ【細川】 ほそかわ‐すみもと細川澄元‥カハ‥ 室町後期の武将。管領細川政元の養子。同じ養子で前将軍足利義稙を擁する高国と家督をめぐって争い、将軍義澄を奉じて戦ったが、敗れて阿波に下り病死。(1489〜1520) ⇒ほそかわ【細川】 ほそかわ‐たかくに細川高国‥カハ‥ 室町後期の武将。管領細川政元の養子。同じ養子の澄之・澄元と家督をめぐって争い、前将軍足利義稙を復位させ、管領となる。のち三好氏の下剋上にあい自刃。(1484〜1531) ⇒ほそかわ【細川】 ほそかわ‐ただおき細川忠興‥カハ‥ 安土桃山時代の武将。幽斎の子。織田信長に仕え、丹後宮津城主。妻ガラシヤの父明智光秀が信長を殺害した時、その招きに応ぜず、豊臣秀吉に従って軍功を積み、関ヶ原の戦には徳川氏に属して戦功あり、豊前・豊後40万石に封。1620年(元和6)剃髪して三斎宗立と号。和歌・典故に通じ、また茶の湯を好んだ。(1563〜1645) ⇒ほそかわ【細川】 ほそかわ‐はるもと細川晴元‥カハ‥ 室町時代の武将。澄元の子。阿波から迎えられて管領となったが、家臣の三好長慶に京都を追われ、細川家の管領は事実上終わる。(1514〜1563) ⇒ほそかわ【細川】 ほそかわ‐まさもと細川政元‥カハ‥ 室町幕府の管領。勝元の子。応仁の乱後将軍足利義澄を擁して実権を握る。女を近づけず、澄之・澄元・高国を養子としたが、その家督争いにまきこまれ、澄之を擁した香西元長らに暗殺された。(1466〜1507) ⇒ほそかわ【細川】 ほそかわ‐ゆうさい細川幽斎‥カハイウ‥ 安土桃山時代の武将・歌人。三淵晴員の子。本名、藤孝。忠興の父。剃髪して玄旨幽斎と号し、信長・秀吉・家康3代に仕えて重用された。三条西実枝さねきに古今こきん伝授を受け、近世歌学の祖と称された。家集「衆妙集」。(1534〜1610) ⇒ほそかわ【細川】 ほそかわ‐よりゆき細川頼之‥カハ‥ 南北朝時代の武将。室町幕府の管領。武蔵守。幼将軍足利義満を援けて南北朝後期の幕政を左右した。のち諸将の反発を受け失脚。(1329〜1392) ⇒ほそかわ【細川】 ほそき細木】 姓氏の一つ。 ⇒ほそき‐とうべえ【細木藤兵衛】 ほそき蔓椒】 〔植〕イヌザンショウの異称。皇極紀「此の虫は常に橘の樹に生る。或いは曼椒ほそきに生る」 ほそき‐とうべえ細木藤兵衛‥ヱ ⇒さいきとうべえ ⇒ほそき【細木】 ほそ‐きんだち細公達】 頼りにならない貴族の子弟。狭衣物語1「さやうの―の蔭女かげめにておはすらん、口をしき事なり」 ほ‐そく歩測】 一定の歩幅で歩いて、その歩数で距離をはかること。測歩。「土地を―する」 ほ‐そく捕捉】 とらえること。つかまえること。「実態は―しがたい」「租税―率」 ほ‐そく補足】 不十分なところをおぎないたすこと。「説明を―する」 ほ‐そく補則】 法令の規定をおぎなうために設けた規則。 ほそ‐くず・細‥クヅ 火の粉。ほくそ。〈倭名類聚鈔12ほそ‐ぐち細口】 細首の水瓶。〈日葡辞書〉

広辞苑 ページ 18135 での○細う長う成る単語。