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ぼだい‐じゅ【菩提樹】🔗🔉

ぼだい‐じゅ菩提樹】 ①クワ科の常緑高木。インド・ビルマなどに産する。高さ約30メートルに達し、葉は心臓形、革質・平滑で光沢がある。イチジクに似た果実を結ぶ。釈尊がこの樹下に座して悟りを開いたと伝え、神聖視される。インドボダイジュ。今昔物語集1「菩薩、―下にして思ひ給ふに」 ②シナノキ科の落葉高木。中国原産。高さ3〜6メートル。葉は心臓形。夏、葉腋に細長い葉状の苞を出し、その中央から出る花梗に花を開く。花は黄褐色の五弁花で芳香があり、球形の実を結ぶ。リンデンバウム(洋種菩提樹)は同属の別種。「菩提樹の実」は〈[季]秋〉 ぼだいじゅ ③(Der Lindenbaum ドイツ)シューベルト作曲の歌曲集「冬の旅」の第5曲。 ⇒ぼだい【菩提】

広辞苑 ページ 18146 での菩提樹単語。