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ま‐ばゆ・い【目映い・眩い】🔗🔉

ま‐ばゆ・い目映い・眩い】 〔形〕[文]まばゆ・し(ク) (マ(目)ハ(映)ユシの意) ①強い光が目を刺激して見にくい。目がくらむようである。まぶしい。源氏物語椎本「朝涼みの程に出で給ひければ、あやにくにさしくる日影も―・くて」。「―・い光を浴びる」 ②光り輝くほど美しい。源氏物語「いと―・きまでねび行く人のかたちかな」。「―・いばかりの宝冠」 ③気恥かしい思いがする。きまりが悪い。 ㋐他のはなばなしいものに対して気おくれがする。源氏物語浮舟「いと恥かしく―・きまで清らなる人にさし向かひたるよと思へど」 ㋑物事のあらわになるのが気が咎とがめる。源氏物語若菜下「只今しも人の見聞きつけたらんやうに―・くはづかしくおぼさるれば」 ④いとわしくてまともに見られない。源氏物語東屋「腰折れたる歌合・物語・庚申こうしんをし、―・く見苦しう、遊びがちに、好めるを」

広辞苑 ページ 18611 での目映い単語。