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まほし🔗⭐🔉
まほし
〔助動〕
(マクホシの転)(活用は形容詞型。[活用]○/まほしく/まほし/まほしき/まほしけれ/○)動詞型活用の語の未然形に接続して、願望を表す。鎌倉時代以降は「たし」が多く使われるようになる。
①動作主体の願望を表す。…たい。竹取物語「おのが行かまほしき所へいぬ」。徒然草「行かん方知らまほしくて見送りつつ行けば」
②動詞「あり」に連なって「あらまほし」の形で、「理想的だ」の意になる。源氏物語澪標「おほぢおとど居立ちて儀式などいとあらまほし」。徒然草「家居のつきづきしく、あらまほしきこそ、仮の宿りとは思へど興あるものなれ」
広辞苑 ページ 18618 での【まほし】単語。