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○満は損を招くまんはそんをまねく🔗⭐🔉
○満は損を招くまんはそんをまねく
[書経大禹謨「満は損を招き、謙は益を受く、時これ乃すなわち天道」]満ち足りて尊大に構えていると、やがては失うものがあること。
⇒まん【満】
まん‐ばち
(マゲバチ(曲鉢)の訛。愛知県で)麻笥おけのこと。おぼけ。
まん‐ぱち【万八】
(万のうちで、真実なのはわずかに八つだけという意)
①いつわり。うそ。また、よくうそをつく人。千三つ。浄瑠璃、神霊矢口渡「世に―といふ事はこの男より始まりける」
②酒の異称。
マンハッタン【Manhattan】
①ニューヨーク市の中枢をなす島。ハドソン川の河口に位置し、国連本部・ウォール街・ブロードウェー・セントラル‐パークなどがある。→ニューヨーク(図)。
マンハッタン
撮影:小松義夫
②ウィスキーとベルモットとにビターズ(苦味酒)を添えたカクテル。
⇒マンハッタン‐けいかく【マンハッタン計画】
マンハッタン‐けいかく【マンハッタン計画】‥クワク
(Manhattan Project)第二次大戦中のアメリカで、秘密裏に進められた原子爆弾製造計画。この結果1945年7月、最初の原爆実験が行われ、8月には広島・長崎に原爆が投下された。
ガジェット 初の原子爆弾
提供:ロスアラモス国立研究所
⇒マンハッタン【Manhattan】
マン‐パワー【manpower】
人力。人間の労働力。人的資源。
まん‐ばん【慢板】
中国の近代楽で、遅い拍子。↔快板
まん‐び【満尾】
連歌・俳諧で、百韻・歌仙などを完了すること。転じて、物語などが終りとなること。
まん‐びき【万引】
買物をするふりをして、店頭の商品をかすめとること。また、その人。万買まんがい。
まん‐ぴつ【漫筆】
思いつくままに、あれこれと書きつけること。また、その書いたもの。随筆。漫録。
⇒まんぴつ‐が【漫筆画】
まんぴつ‐が【漫筆画】‥グワ
漫画。
⇒まん‐ぴつ【漫筆】
まん‐びょう【万病】‥ビヤウ
あらゆる病気。「風邪は―のもと」
⇒まんびょう‐えん【万病円】
まん‐ぴょう【満票】‥ペウ
選挙で、投票者全員の票を得ること。「―で選出される」
まん‐ぴょう【漫評】‥ピヤウ
思いつくままに、何とはなしに批評すること。
まんびょう‐えん【万病円】‥ビヤウヱン
貞享・元禄のころにあった、万病に効能があるという丸薬。本家は京都であるが、江戸のとらや売出しのものが有名。〈日葡辞書〉
⇒まん‐びょう【万病】
まん‐ぶ【万部】
万部経の略。
⇒まんぶ‐きょう【万部経】
まん‐ぶ【慢侮】
あなどり軽んじること。
マンフォード【Lewis Mumford】
アメリカの都市研究家・文明批評家。古今東西の都市の歴史を技術史的視点を中心に広く考察。現代の巨大都市の非人間性・官僚制化を批判。著「都市の文化」「歴史の都市‐明日の都市」など。(1895〜1990)
まんぶ‐きょう【万部経】‥キヤウ
追善や祈願などのため、一人または万人で万部の経典を読むこと。万部読経どきょう。
⇒まん‐ぶ【万部】
まん‐ぷく【万福】
幸福の多いこと。ばんぷく。
⇒まんぷく‐ちょうじゃ【万福長者】
まん‐ぷく【満幅】
幅または広さの全体。また、すべての面に及ぶこと。全幅。「―の信頼」
まん‐ぷく【満腹】
①腹がいっぱいになること。「ごちそうに―する」
②心からすること。「―の敬意」
⇒まんぷく‐ちゅうすう【満腹中枢】
まんぷく‐じ【万福寺】
①中国福建省福清市黄檗おうばく山にある禅寺。789年草創で臨済禅の大道場。17世紀隠元が黄檗宗を開く。
②京都府宇治市にある黄檗宗の本山。山号は黄檗山。1661年(寛文1)明の僧隠元の開山。江戸中期まで代々中国僧の住持で、伽藍・食事も中国風。鉄眼の翻刻した大蔵経の版木6万枚などを所蔵。
⇒まんぷくじ‐は【万福寺派】
まんぷくじ‐は【万福寺派】
宇治の万福寺を本山とする禅宗の一派。開祖は隠元。黄檗宗おうばくしゅう。
⇒まんぷく‐じ【万福寺】
まんぷく‐ちゅうすう【満腹中枢】
摂食行動をつかさどる神経中枢の一つ。視床下部にあり、ブドウ糖やホルモンに反応して摂食を抑制する。→摂食中枢
⇒まん‐ぷく【満腹】
まんぷく‐ちょうじゃ【万福長者】‥チヤウ‥
大金持。金満家。大福長者。
⇒まん‐ぷく【万福】
まん‐ぶん【漫文】
①漫然ととりとめもなく書いた文章。
②滑稽・諷刺を主とする文章。
まんぶん‐の‐いち【万分の一】
(万に分けたその一つの意)ごくわずか。
まん‐べん【満遍】
①〔仏〕平均。平等。
②ゆきわたること。遍満。日葡辞書「マンベンニセヨ、また、クバレ」
⇒まんべん‐な・い【満遍ない】
まんべん‐な・い【満遍ない】
〔形〕[文]満遍な・し(ク)
(多く「―・く」の形で)ゆきわたらぬ所がない。あまねく公平にゆきわたっている。
⇒まん‐べん【満遍】
マンボ【mambo スペイン】
1940年代にキューバで始まったダンス音楽の奏法。ピアニスト、ペレス=プラード(Pérez Prado1922〜1989)が50年代に世界的に流行させた。
⇒マンボ‐ズボン
まん‐ぽ【漫歩】
どこというあてもなくぶらぶら歩くこと。そぞろあるき。
まんぼう【翻車魚】‥バウ
マンボウ科の海産の硬骨魚。皮膚は鞣革なめしがわ状で背部は暗灰色、腹部は銀白色。全長4メートルに達する。熱帯・温帯にすみ、しばしば海面に浮く。一度に極めて多数の産卵をする。ウキギ。マンボウザメ。
まんぼう
マンボウ
提供:東京動物園協会
まん‐ぼう【万宝】
⇒ばんぽう。平家物語1「七珍―一つとして闕かけたる事なし」
まん‐ぼう【万法】‥ボフ
〔仏〕一切の存在。諸法。
⇒まんぼう‐いちにょ【万法一如】
まん‐ぽう【万邦】‥パウ
⇒ばんぽう
まんぼう‐いちにょ【万法一如】‥ボフ‥
一切存在は帰する所は空・真如で一体であるということ。
⇒まん‐ぼう【万法】
まんぽうざん‐じけん【万宝山事件】
1931年(昭和6)中国東北地方長春郊外の万宝山付近で起こった朝鮮人入植者と中国農民との衝突事件。朝鮮各地で中国人に対する報復暴動が発生し、満州事変前の日本の対中強硬論を勢いづけた。
マンホール【manhole】
下水などの導水管・管渠かんきょ・ボイラーの掃除・点検のため、人の出入りができるように作った穴。
まんぽ‐けい【万歩計】
(1日に1万歩ほど歩くことが健康に良いとすることから)腰に付けて、歩いた歩数を数える計器。商標名。
マンボ‐ズボン
マンボの演奏者が着用した細身のズボン。1950年代に流行。
⇒マンボ【mambo スペイン】
まんま【飯】
(幼児語)めし。御飯。
まんま【儘】
ママの撥音化。
まん‐まえ【真ん前】‥マヘ
(ママエの撥音化)ちょうどその前。真正面。
まん‐まく【幔幕】
式場・会場などに張りめぐらす幕。上下両端を横幅よこのとし、その間を縦幅として縫い合わせたもの。上端だけ横幅のもの、あるいは縦幅だけで全く横幅を欠くものもある。まだらまく。うちまく。幔。
マン‐マシン‐インターフェース【man-machine interface】
インターフェースのうち、機械と人間との間を結ぶための方式、あるいはその接続部分。ユーザー‐インターフェースも同義に用いるが、マン‐マシン‐インターフェースはより広い概念で使用される場合もある。ヒューマン‐インターフェース。
まんま‐と
〔副〕
(ウマウマトの転)うまく。首尾よく。まんまんと。浄瑠璃、冥途飛脚「夫婦ながら何ごとなう―落し済ました」。「―だまされる」
まん‐まる【真ん丸・真ん円】
全くまるいこと。正円。
まん‐まん【満満】
みちみちているさま。狂言、粟田口「いかなる―たる敵も」。「―たる水」「自信―」
まん‐まん【漫漫】
遠くひろびろとしたさま。広くて、はてしのないさま。平家物語2「南を望めば海―として」
まん‐まん【万万】
〔副〕
⇒ばんばん。狂言、比丘貞「―それはかたじけなうござる」
⇒まんまん‐いち【万万一】
まんまん‐いち【万万一】
〔副〕
「まんいち」を強めていう語。ばんばんいつ。
⇒まん‐まん【万万】
マンマンデ【慢慢的】
(中国語)のろいさま。ゆっくり。↔カイカイデ
まんまん‐と
〔副〕
(→)「まんまと」に同じ。狂言、抜殻「―きせました」
まん‐まんなか【真ん真ん中】
「まんなか」を強めていう語。
まん‐めん【満面】
顔全体。顔じゅう。「得意―」
⇒満面朱を濺ぐ




広辞苑 ページ 18718 での【○満は損を招く】単語。