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みだれ【乱れ】🔗🔉

みだれ乱れ】 ①秩序が失われること。乱雑なこと。「言葉の―」「髪の―」「世の―」 ②心の動揺。思い悩むこと。源氏物語夕霧「かかる―に添へて」 ③天候がくずれること。あらし。源氏物語明石「空の―に」 ④刀剣の刃文はもんが曲線をなすもの。 ⑤能の舞事。拍子がこまかに遅速変化する曲で、舞い方にも乱れ足など特殊な技法を用いる。猩々の乱・鷺の乱の2種がある。 ⑥歌舞伎の下座げざ音楽の一つ。 ⑦箏曲。段物。他の段物と異なり、各段の長さが不揃い。正称、乱輪舌みだれりんぜつ。八橋検校作曲と伝える。 ⑧(上方語)乞食。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「すすり上げすすり上げ、涙に―が身の上は」 ⇒みだれ‐あし【乱れ足】 ⇒みだれ‐あし‐の‐け【乱れ脚の気】 ⇒みだれ‐お【乱れ尾】 ⇒みだれ‐お【乱れ麻】 ⇒みだれ‐お【乱れ緒】 ⇒みだれ‐がき【乱れ書き】 ⇒みだれ‐かご【乱れ籠】 ⇒みだれ‐がみ【乱れ髪】 ⇒みだれ‐ぐさ【乱れ草】 ⇒みだれ‐ぐら【乱れ鞍】 ⇒みだれ‐こい【乱れ恋】 ⇒みだれ‐ごこち【乱れ心地】 ⇒みだれ‐ごころ【乱れ心】 ⇒みだれ‐ごと【乱れ言・漫言】 ⇒みだれ‐ごと【乱れ事】 ⇒みだれ‐ざけ【乱れ酒】 ⇒みだれ‐すがた【乱れ姿】 ⇒みだれ‐ずみ【乱れ墨】 ⇒みだれ‐どり【乱れ鳥】 ⇒みだれ‐ば【乱れ刃】 ⇒みだれ‐ばこ【乱れ箱】 ⇒みだれ‐ばん【乱れ版】 ⇒みだれ‐やき【乱れ焼】 ⇒みだれ‐よ【乱れ世】

広辞苑 ページ 18866 での乱れ単語。