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○道草を食うみちくさをくう🔗🔉

○道草を食うみちくさをくう (馬が路傍の草を食って進行が遅くなる意から)途中で暇を費やす。横道にそれて手間どる。「道草を食わずに本筋を進めよう」 ⇒みち‐くさ【道草・路草】 みち‐くらべ道競べ】 諸道の競技。双六すごろくの勝負の類。〈倭名類聚鈔4みち‐さまたげ道妨げ】 ①往来の妨げとなること。また、そのもの。 ②成仏のさわり。悟りのさわり。源氏物語柏木「かくいみじと思ひ惑ふに、なかなか―にもこそとて」 みち‐しお満ち潮‥シホ ⇒まんちょう みち‐しき道敷】 道路に使用する敷地。道路敷。 みち‐しば道芝】 道ばたに生えている芝。 みち‐じゅん道順】 通って行く道の順序。順路。 みち‐じるし道標】 道案内のために立てたしるし。どうひょう。 みち‐しるべ道標・道導】 ①道案内。また、その標示物。どうひょう。「―を頼りに進む」 ②比喩的に、ある事の手引きとなるもの。 ③〔動〕ハンミョウの俗称。みちおしえ。 みち‐すう未知数】 ①〔数〕方程式などで数値の知られていない数。↔既知数。 ②予測のつかないこと。「彼の実力は―だ」 みち‐すがら道すがら】 〔副〕 道を通りながら。あるきながら。みちみち。途中。源氏物語夕顔「いかなりけん契りにかと、―思おぼさる」。「―見た梅の花」 みち‐すじ道筋‥スヂ ①通って行く道。通り道。「パレードの―」 ②物事の道理。条理。すじみち。 みち‐た・つ途立つ】 〔他下二〕 派遣する。出張させる。崇峻紀(寛文版本訓)「発遣みちたてむとも亦遅からじ」 みち‐た・りる満ち足りる】 〔自上一〕 不足や不満がなく、十分に満足している。「―・りた顔つき」 みち‐づくり道造り】 ①道をあらたにつくること。道普請。 ②人のふみ行う正しい道を起こすこと。夫木和歌抄21「我が君のあまねきみよの―」 ③物事を進める準備をすること。 みち‐つじ道辻】 ①道の辻。道の十字になっている所。十字路。ちまた。 ②道ばた。〈日葡辞書〉 みち‐つづき道続き】 道筋が続いていること。同じ道に沿っていること。 みちつな‐の‐はは道綱母⇒ふじわらのみちつなのはは(藤原道綱母) みち‐づら道列・道面】 道に面した所。道すじ。途上。宇治拾遺物語5「山科の―に四の宮河原といふ所にて」 みち‐づれ道連れ】 連れ立って道を行くこと。また、その連れ立って行く人。同行。同行者。「旅は―」 みち‐てんごう道てんごう‥テンガウ 道でのたわむれ。道くさ。浄瑠璃、菅原伝授手習鑑「連立つてくる―今日の祝ひのしたしにと、よめなたんぽぽ二人の仕事」 みち‐とおり道通り‥トホリ 通行人。狂言、入間川「定めて―で有らう」 みち‐とせ三千年・三千歳】 ①さんぜんねん。きわめて長い年月。 ②(「三千年の桃」の略)西王母せいおうぼの仙桃が3000年に一度実るといわれること。蜻蛉日記「―をみつべきみには年ごとにすくにもあらぬ花と知らせん」→西王母 みちとせ三千歳】 清元。本名題「忍逢春雪解しのびあうはるのゆきどけ」。河竹黙阿弥作詞。清元お葉(2世清元梅吉とも)作曲。1881年(明治14)初演。「天衣紛上野初花くもにまごううえののはつはな」の6幕目で、片岡直次郎が雪の入谷の寮に忍んで情婦三千歳にあう場面に使われたもの。 みち‐どめ道止め】 道路の往来をとめること。往来止め。 みち‐なか道中】 ①道の中途。途中。赤染衛門集「まだ―の森といへども」 ②道のまん中。路上。 みち‐なぎ路薙ぎ】 7月10日、盆路ぼんみちを作ること。 みち‐ならぬ道ならぬ】 道徳にはずれた。不徳義な。「―恋」 みち‐なり道形】 道のまま、それに沿うこと。「―に行けば駅に出る」 みち‐の‐えき道の駅】 全国の一般主要道路に設けた休憩施設。駐車場・トイレ・売店などを備え、その地の産業や観光の情報も提供する。国土交通省に登録。 みちのおみ‐の‐みこと道臣命】 天忍日命あまのおしひのみことの後裔。大伴氏の祖。初名は日臣命。神武天皇の東征に先鋒をつとめ、天皇即位の時に宮門の警衛に任じ、その子孫は軍事をつかさどったと伝える。

広辞苑 ページ 18872 での○道草を食う単語。