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○冥加無しみょうがなし🔗🔉

○冥加無しみょうがなし ①神仏の冥加をこうむることがない。神仏から見放される。保元物語「兄に向つて弓を引かんが冥加なきとはことわりなり」 ②神仏の加護をないがしろにする。おそれおおい。御伽草子、文正草子「さやうに冥加なきこと、何とてか申すぞ」 ③(「無し」が意味を失い、「冥加なり」を強めた言い方に転じて)冥加に余る。ありがたい。浄瑠璃、夕霧阿波鳴渡「竹は悦び、アヽ冥加もない、有難い」 ⇒みょう‐が【冥加】 みょうが‐なみだ冥加涙ミヤウ‥ 冥加のありがたさに出る涙。 ⇒みょう‐が【冥加】

広辞苑 ページ 19019 での○冥加無し単語。