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みろく【弥勒】🔗🔉

みろく弥勒】 (梵語Maitreya 慈氏・慈尊と訳す) ①釈迦牟尼仏に次いで仏になると約束された菩薩。兜率天とそつてんに住し、釈尊入滅後56億7千万年の後この世に下生げしょうして、竜華三会りゅうげさんねの説法によって釈尊の救いに洩れた衆生をことごとく済度するという未来仏。慈氏菩薩。弥勒菩薩。弥勒仏。敏達紀「―の石像一躯有たもてり」 弥勒 ②4〜5世紀頃のインドの学僧。唯識派の創始者。無着の師。弥勒菩薩と同一視されるが、実在の人物と見る説も有力。マイトレーヤ。 ⇒みろく‐え【弥勒会】 ⇒みろく‐おどり【弥勒踊】 ⇒みろく‐きょう【弥勒経】 ⇒みろく‐さんね【弥勒三会】 ⇒みろく‐の‐じょうど【弥勒の浄土】 ⇒みろく‐の‐よ【弥勒の世】 ⇒みろく‐ぶつ【弥勒仏】 ⇒みろく‐ぼさつ【弥勒菩薩】

広辞苑 ページ 19047 での弥勒単語。