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む‐ざん【無慚・無慙・無残・無惨】🔗🔉

む‐ざん無慚・無慙・無残・無惨】 ①〔仏〕罪を犯しながら、みずから心に恥じないこと。源氏物語手習「我―の法師にて忌む事の中に破る戒は多からめど」。「破戒―」→無愧むぎ。 ②残酷なこと。保元物語(金刀比羅本)「悶絶躃地びゃくじして絶え入りけるこそ―なれ」。「―にも斬り殺す」 ③いたわしいこと。ふびんなこと。平家物語1「泣く泣く又出で立ちける心の内こそ―なれ」。「―な最期」

広辞苑 ページ 19136 での無慚単語。