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むらさき【紫】🔗🔉

むらさき】 ①〔植〕ムラサキ科の多年草。高さ約50センチメートル。日当りのよい草地に自生。最近は稀少。夏、白色の小花を開く。根は紫色、これを乾燥したものが漢方生薬の紫根しこんで、解毒剤・皮膚病薬とするほか、昔は重要な紫色の染料とした。ねむらさき。みなしぐさ。むらさきそう。〈[季]夏〉。万葉集1「紫草むらさきのにほへる妹を憎くあらば」 むらさき ②色の名。ムラサキの根で染めた色。赤と青との間色。万葉集12「―の我が下紐の色に出でず」 Munsell color system: 7.5P4/12 ③(女房詞)鰯いわし。 ④醤油しょうゆのこと。 ⇒むらさき‐いがい【紫貽貝】 ⇒むらさき‐うに【紫海胆】 ⇒むらさき‐うまごやし【紫馬肥】 ⇒むらさき‐えもん【紫衛門】 ⇒むらさき‐おどし【紫縅】 ⇒むらさき‐おもと【紫万年青】 ⇒むらさき‐がい【紫貝】 ⇒むらさき‐かたばみ【紫酢漿草】 ⇒むらさき‐がり【紫狩】 ⇒むらさき‐がわ【紫革】 ⇒むらさき‐けまん【紫華鬘】 ⇒むらさき‐ごうし【紫格子】 ⇒むらさき‐ごし【紫腰】 ⇒むらさき‐しきぶ【紫式部】 ⇒むらさき‐しめじ【紫湿地】 ⇒むらさき‐ずいしょう【紫水晶】 ⇒むらさき‐すそご【紫裾濃】 ⇒むらさき‐ずり【紫摺】 ⇒むらさき‐そう【紫草】 ⇒むらさき‐だ・つ【紫立つ】 ⇒むらさき‐たび【紫足袋】 ⇒むらさき‐つゆくさ【紫露草】 ⇒むらさき‐におい【紫匂】 ⇒むらさき‐の【紫野】 ⇒むらさき‐の【紫の】 ⇒むらさき‐の‐うすよう【紫の薄様】 ⇒むらさき‐の‐くも【紫の雲】 ⇒むらさき‐の‐くもじ【紫の雲路】 ⇒むらさき‐の‐そで【紫の袖】 ⇒むらさき‐の‐ちり【紫の塵】 ⇒むらさき‐の‐にわ【紫の庭】 ⇒むらさき‐の‐ほし【紫の星】 ⇒むらさき‐の‐みや【紫の宮】 ⇒むらさき‐の‐ゆかり【紫の縁】 ⇒むらさき‐のり【紫海苔・紫菜】 ⇒むらさき‐は【紫派】 ⇒むらさき‐はしどい【紫丁香花】 ⇒むらさき‐ぼうし【紫帽子】 ⇒むらさき‐ほこりかび【紫埃黴】 ⇒むらさき‐や【紫屋】 ⇒紫の朱を奪う

広辞苑 ページ 19231 での単語。