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めぐら・す【回らす・廻らす・巡らす】🔗⭐🔉
めぐら・す【回らす・廻らす・巡らす】
〔他五〕
①回るようにする。円を描くように動かす。神代紀上「首を―・して」。「踵くびすを―・す」
②囲ませる。取り巻かせる。万葉集3「白波を伊予に―・し」。「城に堀を―・す」
③ふれまわって知らせる。回文で知らせる。源氏物語葵「俄かに御車―・しおほせ給ひて見給ふ」。今昔物語集3「花の逍遥有るべしと―・す」
④回送する。回漕する。仁徳紀「南海みなみのみちより―・して難波の津にゐて来りて」
⑤考えをあれこれと働かせる。金光明最勝王経(石山寺本)平安後期点「備つぶさに軍儀を整へ、想を運メクラし」。平治物語「涯分武略を―・して」。「策を―・す」「工夫を―・す」
⑥時を経過させる。平家物語2「時刻を―・さず西光父子が命をめしとり給へや」
⑦運営する。風流志道軒伝「天下を―・す掌の内」
○盲千人目明き千人めくらせんにんめあきせんにん
世の中には道理のわかる人もわからない人もそれぞれに多い。「目明き千人盲千人」とも。
⇒め‐くら【盲・瞽】
広辞苑 ページ 19321 での【回らす】単語。