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○梅に鶯うめにうぐいす🔗⭐🔉
○梅に鶯うめにうぐいす
とりあわせのよいことのたとえ。
⇒うめ【梅】
うめにもはる【梅にも春】
端唄・うた沢。高橋桜州(洲)( 〜1904)作詞・作曲という。新春の情緒を歌う。
うめ‐の‐あめ【梅の雨】
ばいう。さみだれ。つゆ。〈[季]夏〉。浄瑠璃、生玉心中「つれなや神の―、降り隔ててぞ別れゆく」
うめのいろ‐づき【梅の色月】
陰暦5月の異称。
うめ‐の‐き【梅の木】
⇒うめのき‐がくもん【梅の木学問】
⇒うめのき‐ごけ【梅の樹苔】
⇒うめのき‐ぶげん【梅の木分限】
うめのき‐がくもん【梅の木学問】
梅の木が生長は速いが大木にならないように、進み方は速いが学問を大成させないままで終わること。→楠くすのき学問。
⇒うめ‐の‐き【梅の木】
うめのき‐ごけ【梅の樹苔】
地衣類の一種。ウメやマツなどの樹皮、岩石などに着生。地衣体は葉状、裂片は幅1センチメートル内外、表面に微細な突起をもち、縁は波状をなす。上面は灰緑白色で、下面は暗褐色。
⇒うめ‐の‐き【梅の木】
うめのき‐ぶげん【梅の木分限】
成上りの金持。梅は早くのびて実をつけるが大木がないのでいう。うめのきぶんげん。↔楠分限くすのきぶんげん
⇒うめ‐の‐き【梅の木】
うめ‐の‐はな【梅の花】
①梅の木に咲く花。ばいか。
②双六すごろくで采さいの目の5。転じて、双六をいう。万葉集句合宝暦13「女房の留守に亭主は―」
⇒うめのはな‐がい【梅の花貝】
⇒うめのはな‐がさ【梅の花笠】
うめのはな‐がい【梅の花貝】‥ガヒ
ツキガイ科の小形の二枚貝。殻はやや球形に近く、梅の花弁に似る。殻長約6ミリメートル。殻表は白、内面は純白。北海道南部以南の内湾の潮間帯に分布。
⇒うめ‐の‐はな【梅の花】
うめのはな‐がさ【梅の花笠】
梅花を笠にみたてていう語。古今和歌集大歌所御歌「青柳をかた糸によりて鶯の縫ふてふ笠は―」
⇒うめ‐の‐はな【梅の花】
うめのはる【梅の春】
清元。四方真門よものまかど(長門長府藩主毛利元義)作詞。川口お直作曲(異説あり)。赤間関から説きおこし、江戸隅田川周辺の春景色を歌う。「北州」と並ぶ祝儀曲で、素浄瑠璃・素踊の代表曲。1827年(文政10)作詞者が狂歌の判者になった祝いの曲という。
うめ‐の‐みやこ【梅の都】
近世、大坂の異称。浮世草子、好色盛衰記「爰に―を住所にして」
うめのみや‐たいしゃ【梅宮大社】
京都市右京区梅津にある元官幣中社。祭神は酒解神さかどけのかみ・大若子神おおわくごのかみ・小若子神こわくごのかみ・酒解子神さかどけごのかみ。橘氏の祖神で、諸兄もろえの母が初めて祭った。二十二社の一つ。
梅宮大社
撮影:的場 啓
うめ‐の‐よしべえ【梅の由兵衛】‥ヱ
浄瑠璃「茜染野中の隠井こもりいど」(原田由良助作・並木宗輔添削)、歌舞伎「隅田春妓女容性すだのはるげいしゃかたぎ」(並木五瓶作)などの通称およびその主人公の名。強盗殺人の罪で処刑された大坂聚楽町の梅渋吉兵衛( 〜1689)という男を義侠の人として脚色したもの。
うめ‐ばか【埋墓】
両墓制で、死者を埋葬した墓のこと。↔まいり墓

広辞苑 ページ 1963 での【○梅に鶯】単語。