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やくも‐ごと【八雲琴】🔗🔉

やくも‐ごと八雲琴】 1820年(文政3)、伊予の中山琴主が創案した、二弦琴にげんきんの一種。また、その音楽。出雲大社に献奏し、初め出雲琴と称した。胴の全長が約3尺6寸(約109センチメートル)の竹(のち杉または桐)を用い、琴台にのせて2弦同時にかき鳴らす。同じ頃、備後の葛原勾当が同様の二弦琴を創案して竹琴と称したが、のち琴主に入門して合流。→二弦琴(図)⇒や‐くも【八雲】

広辞苑 ページ 19726 での八雲琴単語。