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やま‐ぶき【山吹・款冬】🔗🔉

やま‐ぶき山吹・款冬】 ①バラ科の落葉低木。茎は緑色で根本から分かれる。春、鮮黄色の5弁花を開く。一重のものは山野に自生し、八重のものは庭園に栽植。茎の髄を山吹髄といい、玩具などに用いる。鏡草。漢名、棣棠。〈[季]春〉。万葉集17「鶯の来鳴く―」 ヤマブキ 撮影:関戸 勇 ②山吹色の略。 ③(山吹色であるからいう)金貨。大判や小判。転じて、一般に金銭をいう。 ④鉱山で、採取した鉱石を溶かして金・銀・銅などを吹き分けること。また、吹き分けたもの。 ⑤鮒ふなのこと。〈日葡辞書〉 ⑥(女房詞)白酒。〈日葡辞書〉 ⇒やまぶき‐いろ【山吹色】 ⇒やまぶき‐おり【山吹織】 ⇒やまぶき‐がさね【山吹襲】 ⇒やまぶき‐しょうま【山吹升麻】 ⇒やまぶき‐そう【山吹草】 ⇒やまぶき‐でっぽう【山吹鉄砲】 ⇒やまぶき‐におい【山吹匂】

広辞苑 ページ 19888 での山吹単語。