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より‐おや【寄親】🔗🔉

より‐おや寄親】 ①主従関係などを仮の親子関係とみなして結んだとき、その主君の称。対する従者は寄子という。 ㋐戦国時代には戦国大名が有力な武将を寄親とし、地侍級の下級家臣を寄子として軍事組織を編制した。 ㋑近世には一般の雇用関係においても、奉公人を寄子とし、その身元引受人を寄親とした。太閤書簡天正7年「尚以て、退き口、主ぬし・―より先へ罷退まかりのき候事」 ②近世の劇場で、鬘師かずらしの親方の称。

広辞苑 ページ 20373 での寄親単語。