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あきら‐か【明らか】🔗⭐🔉
あきら‐か【明らか】
➊曇り、かげりがなく、はっきりと明るいさま。神代紀上「其の清陽すみあきらかなるものは、薄靡たなびきて天となり」。源氏物語須磨「―なる月日のかげをだに見ず」
➋物事がはっきりしているさま。
①他と紛れないような、明白なさま。允恭紀「天皇分明あきらかに其の状を知らしめさむとして」
②事柄が明白で、疑いをはさむ余地がないさま。源氏物語若菜下「仏神も聞きいれ給ふべき言の葉―なり」。「―な事実」「―に君が悪い」
③道理に明るいさま。徒然草「―ならん人の、惑へる我等を見んこと」
➌正直。滑稽本、大わらい臍の西国「正直なを―なといふ」
広辞苑 ページ 203 での【明らか】単語。