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○理も非もないりもひもない🔗⭐🔉
○理も非もないりもひもない
道理に合っていようがいまいが、かまわない。事を進めるのに精一杯で、道理を考える余裕がない。
⇒り【理】
リヤ【rear】
⇒リア
リヤ‐カー
(和製語rear car)自転車の後尾につけたり、人が引いたりして物を運ぶのに用いる二輪車。
りゃく【掠】
永字八法の一つ。「永」の第3画の左下払い。
りゃく【略】
はぶくこと。簡単にすること。あらまし。「以下、―」
り‐やく【利益】
①〔仏〕ためになること。法力によって恩恵を与えること。自らを益するのを功徳くどく、他を益するのを利益という。
②神仏の力によって授かる利福。利生りしょう。「ご―」
りゃく‐い【略意】
あらましの意味。
りゃく‐おう【略押】‥アフ
「花押かおう」参照。
りゃくおう【暦応】
(レキオウとも)[帝王代記]南北朝時代の北朝、光明こうみょう天皇朝の年号。建武5年8月28日(1338年10月11日)改元、暦応5年4月27日(1342年6月1日)康永に改元。
りゃく‐が【略画】‥グワ
細かい部分を省略して描いた絵。
りゃく‐ぎ【略儀】
(→)略式に同じ。「―ながら書面を以て」
りゃく‐げ【略解】
簡単な解釈。また、その書物。りゃっかい。「万葉集―」
りゃく‐げん【略言】
①全体を要約して簡略に言うこと。
②語中の音を省略してできたことば。「あさあけ」を「あさけ」、「うらうら」を「うらら」という類。約言。
りゃく‐ご【略語】
語形の一部を省略して簡略にした語。「国民体育大会」を「国体」、「ストライキ」を「スト」という類。
りゃく‐こう【歴劫】‥コフ
〔仏〕(リャッコウとも)多くの劫を経ること。
⇒りゃくこう‐しゅぎょう【歴劫修行】
⇒りゃくこう‐ふしぎ【歴劫不思議】
りゃく‐ごう【略号】‥ガウ
簡略に表すために定めた記号。
りゃくこう‐しゅぎょう【歴劫修行】‥コフ‥ギヤウ
菩薩が成仏するまで、多くの劫を経て修行すること。
⇒りゃく‐こう【歴劫】
りゃくこう‐ふしぎ【歴劫不思議】‥コフ‥
永久にわからないこと。平家物語1「―力及ばず」
⇒りゃく‐こう【歴劫】
りゃく‐さい【略載】
(明治期の語)要点を簡単に記載すること。おおまかに述べ記すこと。
りゃく‐じ【略字】
字画の複雑な漢字について、その点・画かくを省いて簡略にした文字。また、その漢字に代用される字形の簡略な文字。「應」を「応」、「學」を「学」、「釋」を「釈」と書く類。
りゃく‐しき【略式】
正式の手続や様式を省略して簡単にした方式。略儀。「―の礼服」
⇒りゃくしき‐きそ【略式起訴】
⇒りゃくしき‐てつづき【略式手続】
⇒りゃくしき‐ひきうけ【略式引受】
りゃくしき‐きそ【略式起訴】
〔法〕略式手続で検察官が請求する起訴。
⇒りゃく‐しき【略式】
りゃくしき‐てつづき【略式手続】
〔法〕公判手続を開かず書面審理で罰金・科料を決定する刑事特別手続。簡易裁判所で行われ、これによる裁判を略式命令という。
⇒りゃく‐しき【略式】
りゃくしき‐ひきうけ【略式引受】
引受の旨の表示がなく、支払人の署名だけによる手形引受。
⇒りゃく‐しき【略式】
りゃく‐しゅ【略取】
奪い取ること。かすめとること。脅迫または暴力を以て取ること。
⇒りゃくしゅ‐ゆうかい‐ざい【略取誘拐罪】
りゃく‐じゅ【略頌】
⇒りゃくしょう
りゃく‐じゅ【略綬】
勲章・記章などの略式の綬。
りゃく‐じゅつ【略述】
あらましを述べること。概略を述べること。略叙。
りゃくしゅ‐ゆうかい‐ざい【略取誘拐罪】‥イウ‥
他人を一定の保護状態から離して自己または第三者の支配内に移す罪。暴行脅迫によるのが略取罪、偽計・甘言を用いるのが誘拐罪。
⇒りゃく‐しゅ【略取】
りゃく‐じょ【略叙】
(→)略述に同じ。
りゃく‐しょう【略称】
名前を省略して呼ぶこと。また、省略して呼ぶ名前。「国際連合」を「国連」と呼ぶ類。
りゃく‐しょう【略章】‥シヤウ
勲章の略式のもの。
りゃく‐しょう【略頌】
(「頌」は詩経の詩の一体。短い詩の形式の意)人物・物名などを印象づけるために詩歌の形式に読み込んだもの。古今著聞集7「美福門は田広し、朱雀門は米雀門と―に作りて嘲り」
りゃく‐じょう【略定】‥ヂヤウ
簡単にした儀式。略儀。略式。大鏡伊尹「御葬送の沙汰をむげに―に書き置かせ給へりければ」
りゃく・す【略す】
[一]〔他五〕
(→)「略する」(サ変)に同じ。
[二]〔他サ変〕
⇒りゃくする
りゃく‐ず【略図】‥ヅ
簡略な図。細部をはぶき、主要な点だけを書いた図。
りゃく・する【略する】
〔他サ変〕[文]略す(サ変)
①はぶく。簡単にする。「敬称を―・する」
②(「掠する」とも)かすめとる。攻めとる。
りゃく‐せつ【略説】
概略を説くこと。また、そのもの。
りゃく‐そう【略装】‥サウ
略式の服装。↔正装
りゃく‐たい【略体】
正式のものを略した姿や形。特に字体などにいう。「―字」
りゃく‐だつ【略奪・掠奪】
かすめうばうこと。むりやり奪い取ること。「大金を―する」
⇒りゃくだつ‐こん【略奪婚】
⇒りゃくだつ‐のうぎょう【略奪農業】
りゃくだつ‐こん【略奪婚】
女性を他民族や他親族集団から略奪して妻とすること。
⇒りゃく‐だつ【略奪・掠奪】
りゃくだつ‐のうぎょう【略奪農業】‥ゲフ
原始的農法の一つ。作物に肥料をやらずに収穫する農業。一定年限後には同一耕地での耕作を放棄する。焼畑はその一例。奪略農業。
⇒りゃく‐だつ【略奪・掠奪】
りゃく‐でん【略伝】
経歴の概略を書いた伝記。簡略な伝記。
りゃく‐どく【略読】
ざっと読むこと。
りゃくにん【暦仁】
(レキニンとも)[隋書音楽志]鎌倉中期、四条天皇朝の年号。嘉禎4年11月23日(1238年12月30日)改元、暦仁2年2月7日(1239年3月13日)延応に改元。
りゃく‐ひつ【略筆】
①主要な点以外を省略して書くこと。また、その文章。略文。
②文字の筆画ひっかくを略して書くこと。略字。
りゃく‐ひょう【略表】‥ヘウ
簡単な表。大略を示した表。
りゃく‐ふ【略譜】
〔音〕(→)数字譜に同じ。
りゃく‐ふく【略服】
略儀の衣服。正式でない服装。略装。
りゃく‐ぶん【略文】
主要な点以外を省略して書いた文章。
りゃく‐ほう【略法】‥ハフ
簡略な方法。手軽な方法。
りゃく‐ぼう【略帽】
①略式の帽子。
②軍隊で、戦闘・訓練の場合などに用いた帽子。戦闘帽。戦帽。
りゃく‐ほん【略本】
①内容の一部を省略した書籍。抄本。
②同一作品の伝本のうち、省略や欠脱のために、他に比して内容の少ないもの。↔広本こうほん
りゃく‐ほんれき【略本暦】
本暦を基準とし、一般の人に便利な事柄だけを抜き出したこよみ。略暦。
りゃく‐みょう【歴名】‥ミヤウ
氏名を順次に列記すること。れきめい。
りゃく‐めい【略名】
正式の名前の一部を省略した名称。
りゃく‐りょ【掠虜】
かすめとってとりことすること。
りゃく‐りょう【掠領】‥リヤウ
掠奪し領有すること。平家物語9「隣境・遠境数国を―して」
りゃく‐れいふく【略礼服】
略式の礼服。
りゃく‐れき【略暦】
(→)略本暦に同じ。
りゃく‐れき【略歴】
簡略な経歴。また、それを書きしるしたもの。
りゃく‐ろん【略論】
簡略に論ずること。概略を論ずること。また、その論議。
リャザーノフ【David Borisovich Ryazanov】
ソ連のマルクス学者。「マルクス‐エンゲルス全集(初版)」などを編集。(1870〜1938)
りゃっ‐か【略訛】リヤククワ
語の省略となまり。
りゃっ‐かい【略解】リヤク‥
⇒りゃくげ
りゃっ‐き【略記】リヤク‥
簡略に記すこと。また、その記したもの。「いきさつを―する」
りゃっ‐くん【略訓】リヤク‥
万葉集における用字法の一つ。漢字の訓を一部省略して用いるもの。「足」をアまたはシに当てる類。
りゃっ‐こう【歴劫】リヤクコフ
⇒りゃくこう。日葡辞書「リャッコウ、コウヲフル」
リヤド【Riyadh】
サウジ‐アラビア王国の首都。オアシスを基礎に発展、ネジド地方の中心地。人口272万3千(1992)。
リャノス【Llanos スペイン】
(大平原の意)南アメリカ北部、ベネズエラとコロンビア東部にわたる、オリノコ川流域の高原性の熱帯草原。リャノ。
リャマ【llama スペイン・羊駝】
ラクダ科の哺乳類。背に肉瘤がなく、体長約2メートル。毛色は白か白地に茶または黒の斑。グアナコを家畜化したものといわれ、肉は食用、乳汁は美味。アンデス山地で使役に供される。ラマ。アメリカらくだ。
リャマ
リャマ
提供:東京動物園協会
リヤル【riyal】
サウジ‐アラビアの貨幣単位。1リヤルは20クルーシュ(qurush)。
りゃん【両】
(唐音)
①数の「2」。特に拳けんでの呼称。
②(→)両個りゃんこ2の略。
→りょう(両)
リャンガン‐ド【両江道】
(Ryanggang-do)朝鮮民主主義人民共和国北部の内陸の道。1949年咸鏡南道から分離して設置。北は豆満江・鴨緑江を隔てて中国と接する。林産資源に富む。道都は恵山ヘサン。→朝鮮(図)
りゃん‐こ【両個】
(リャンは唐音)
①2個。二つ。
②(両刀を佩おびたからいう)武士をあざけっていう語。りゃん。花暦八笑人「何処の侍か知らねえが、しかつべらしい―が腰をかけて居る」
りゅう【六】リウ
(唐音)清楽しんがくの音譜、または拳けんで、数の「6」をいう語。むつ。浮世風呂3「―や五ごうやと、ヤの字を付けるのがや拳さ」
りゅう【柳】リウ
二十八宿の一つ。海蛇座うみへびざに当たる。柳宿。ぬりこぼし。
りゅう【流】リウ
(呉音はル)
①ながれること。ながすこと。ながれ。謡曲、安宅「面白や、山水に杯を浮かめては、―に牽かるる曲水の」
②血筋。系統。学術・芸能などで、その人・家の特有な方式。固有なやり方。「御家―」
③仲間。たぐい。社会の階層。「二―」
④(「旒」の通用字)旗を数える語。
→る(流)
りゅう【留】リウ
(呉音はル)〔天〕惑星が天球上で順行と逆行との境目に一時停って見える現象。また、その時刻・位置。
りゅう【竜】
(慣用音。漢音はリョウ)
①想像上の動物。たつ。
㋐〔仏〕(梵語nāga)インド神話で、蛇を神格化した人面蛇身の半神。大海や地底に住し、雲雨を自在に支配する力を持つとされる。仏教では古くから仏伝に現れ、また仏法守護の天竜八部衆の一つとされた。
㋑中国で、神霊視される鱗虫の長。鳳ほう・麟りん・亀きとともに四瑞の一つ。よく雲を起こし雨を呼ぶという。竹取物語「はやても―の吹かする也」
㋒ドラゴンのこと。
②化石時代の、大形の爬虫類を表す語。「首長―」
③すぐれた人物のたとえ。
④天子に関する物事に冠する語。
⑤将棋で、飛車の成ったもの。
⇒竜吟ずれば雲起こる
⇒竜の雲を得る如し
⇒竜の髭を蟻がねらう
⇒竜は一寸にして昇天の気あり
りゅう【粒】リフ
つぶ。穀物の種子。小さな固体。また、それを数える語。
りゅう【笠】リフ
姓氏の一つ。
⇒りゅう‐しんたろう【笠信太郎】
⇒りゅう‐ちしゅう【笠智衆】
りゅう【硫】リウ
①非金属元素の一つ。いおう。
②硫酸の略。
り‐ゆう【理由】‥イウ
①物事の成り立っているすじみち。その結果が生じたわけ。「反対の―」
②〔哲〕一般には存在や生成の根拠となるもの。論理的関係においては前提と同義。実在的関係の場合には原因と同義。前者の論理的理由と区別するため後者を実在的理由ともいう。根拠。↔帰結。
⇒りゆう‐の‐げんり【理由の原理】
りゅう‐あ【流亜】リウ‥
(→)亜流ありゅうに同じ。
りゅう‐あん【硫安】リウ‥
(→)硫酸アンモニウムの俗称。重要な窒素肥料の一つ。
りゅう‐あん【劉安】リウ‥
漢の学者。高祖劉邦の孫。淮南わいなん王に封じられ、のち謀叛を企て自殺。編著「淮南子えなんじ」。( 〜前122)
りゅう‐あん【劉晏】リウ‥
唐の政治家。河北南華の人。安史の乱後、塩の専売業によって財政再建に尽くし、宰相。(715頃〜780)
りゅうあん‐かめい【柳暗花明】リウ‥クワ‥
①柳は繁って暗く、花は咲いて明るいこと。春の野の美しいながめ。
②転じて、花柳街。色町。色里。
りゅうあん‐じ【竜安寺】
⇒りょうあんじ
りゅう‐い【留意】リウ‥
ある物事に心を留めること。気をつけること。注意。「服装に―する」「―点」
りゅう‐いき【流域】リウヰキ
河川の流れ行く地域。また、その河川の四囲にある分水界によって囲まれた区域。「信濃川の―」
りゅう‐いちょう【劉以鬯】リウ‥チヤウ
(Liu Yichang)香港の作家。本名、劉同繹。代表作「酒徒」は意識の流れの手法で売文業暮しの文化人の苦悩と孤独を描く。(1918〜)
りゅう‐いん【溜飲】リウ‥
胃の具合が悪く、酸性のおくびを生ずること。胸焼け。浮世風呂前「五十韻百韻などとくると、―で又わざをなすて」
⇒溜飲が下がる


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