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りん‐ね【輪廻】‥ヱ🔗⭐🔉
りん‐ね【輪廻】‥ヱ
①〔仏〕(梵語saṃsāra 流れる意)車輪が回転してきわまりないように、衆生しゅじょうが三界六道に迷いの生死を重ねてとどまることのないこと。迷いの世界を生きかわり死にかわること。流転るてん。輪転。宇津保物語俊蔭「―しつる一人が腹に八生宿り」。「―生死しょうじ」↔涅槃ねはん。
②同じことを繰り返すこと。どうどうめぐり。日葡辞書「リンエシタコトヲイウ」
③執着心の深いこと。浄瑠璃、出世景清「―したる女かな」
④和歌の回文かいぶん。
⑤連歌・俳諧で、相連接する3句の第3句が第1句と近似した語句・趣向などを繰り返すこと。付合つけあい上、最も嫌うべき禁制事項。
⇒りんね‐てんしょう【輪廻転生】
広辞苑 ページ 20772 での【輪廻】単語。