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○連木で腹を切るれんぎではらをきる🔗🔉

○連木で腹を切るれんぎではらをきる とうていできはしないことのたとえ。杓子しゃくしで腹を切る。すりこぎで腹を切る。 ⇒れん‐ぎ【連木】 れんき‐とうひょう‐せい連記投票制‥ヘウ‥ 一人の選挙人が1枚の投票用紙に2名以上の被選挙人を指示する投票制度。連記制。↔単記投票制 ⇒れん‐き【連記】 れん‐きゅう連丘‥キウおかのいくつもつらなったもの。連岡れんこうれん‐きゅう連休‥キウ 休日が続くこと。また、その続いた休日。「3―」 れん‐ぎょ鰱魚】 コイ科の硬骨魚で、ハクレンとコクレンとの総称。全長1メートル以上に達する。頭は大きく、眼はやや下寄り。体色が青灰色なのがハクレン、暗緑色をおびるのがコクレン。原産地は中国。日本にも移入され、利根川水系では自然繁殖している。台湾鱒。りょうぎょ。レンヒー。 れん‐ぎょう連翹‥ゲウ モクセイ科の落葉低木。中国の原産。古くから観賞用に栽培。高さ約2メートル。枝は長く伸びて先端はやや垂れる。早春、葉に先だって鮮黄色・4弁の筒状花を開く。中国から輸入された別種のシナレンギョウもまれに栽培。欧米ではこれらの園芸品種を栽培。果実は漢方生薬の連翹で、消炎・利尿・排膿・解毒剤。イタチグサ。〈[季]春〉。〈書言字考節用集〉 れんぎょう レンギョウ 提供:ネイチャー・プロダクション シナレンギョウ 撮影:関戸 勇 れん‐ぎょう練行‥ギヤウ 〔仏〕行法ぎょうぼうを修練すること。 れん‐きん廉謹】 無欲でつつしみぶかいこと。 れん‐ぎん連吟】 謡うたいの一部分を二人以上で謡うこと。↔独吟 れんきん‐じゅつ錬金術】 (alchemy)古代エジプトに起こり、アラビアを経てヨーロッパに伝わった原始的な化学技術。近代化学の基礎がつくられるまで全ヨーロッパを風靡、卑金属を金・銀などの貴金属に変化させたり、不老不死の万能薬を製出したりすることなどを試みた。これらに成功はしなかったが、種々の化学物質を取り扱う技術の発達を促した。→賢者の石 れん‐く連句】 「俳諧はいかいの連歌」の別称。発句ほっくが1句独立に作られるようになったので、これと区別し、また連歌とも区別して、俳諧の付合つけあいや歌仙・百韻・千句などをこう呼ぶ。 れん‐く聯句】 (古くはレング) ①幾人かの人が1句ずつ作ったものを集めて一編の詩とすること。また、その漢詩。聯詩。→和漢聯句→漢和かんな聯句。 ②律詩の対句ついく。 ③対句。 れん‐げ蓮華・蓮花】 ①ハスの花。〈[季]夏〉。宇津保物語俊蔭「―の花園よりといふ人の有りつれば」 ②蓮華草の略。 ③「ちりれんげ」の略。 ⇒れんげ‐おうじょう【蓮華往生】 ⇒れんげ‐ざ【蓮華坐・蓮華座】 ⇒れんげ‐しょうま【蓮華升麻】 ⇒れんげ‐そう【蓮華草】 ⇒れんげぞう‐せかい【蓮華蔵世界】 ⇒れんげ‐だい【蓮華台】 ⇒れんげ‐つつじ【蓮華躑躅】 ⇒れんげ‐の‐ひ【蓮華の日】 ⇒れんげ‐もん【蓮華文】 れん‐けい連係・連繋・聯繋】 つながって次に及ぶこと。つらなりつながること。つらねつなぐこと。また、そのつながり。「―動作」 れん‐けい連携】 同じ目的を持つ者が互いに連絡をとり、協力し合って物事を行うこと。「両者―して推進する」「―を強める」 れん‐けい蓮茎】 ハスの地下茎。れんこん。 れんげおう‐いん蓮華王院‥ワウヰン 京都の三十三間堂の院号。 れんげ‐おうじょう蓮華往生‥ワウジヤウ ①死後、極楽浄土の蓮華座上に生まれること。 ②寛政(1789〜1801)の初め、上総国(今の千葉県)で行われたという邪教。仕掛けのついた蓮台に信者を座らせ、槍で下から刺殺して往生したかのように見せかけたという。平田篤胤の「出定笑語しゅつじょうしょうご」付録に見える。 ⇒れん‐げ【蓮華・蓮花】 れんげ‐ざ蓮華坐・蓮華座】 ①(→)結跏趺坐けっかふざに同じ。 ②蓮華の形に作った仏・菩薩の像の座。蓮華台。蓮座。蓮台。蓮はちすの座。華台。 ⇒れん‐げ【蓮華・蓮花】 れんげ‐しょうま蓮華升麻】 キンポウゲ科の多年草。日本の特産で山地の林下に自生。高さ約60センチメートル。葉は羽状複葉。夏、淡紫色球形、多弁の美花を開く。クサレンゲ。 レンゲショウマ 提供:OPO ⇒れん‐げ【蓮華・蓮花】 れんげ‐そう蓮華草‥サウ マメ科の二年草。中国原産。春、紅紫色の蝶形花を花茎の先端に輪状に付ける。東アジアに分布。日本では緑肥・飼料作物として古くから栽培されたらしい。明治末期から北海道を除いて全国の田で春を彩ったが、その後減少。レンゲ。ゲンゲ。漢名、紫雲英。〈[季]春〉 れんげそう レンゲソウ 撮影:関戸 勇 ⇒れん‐げ【蓮華・蓮花】 れんげぞう‐せかい蓮華蔵世界‥ザウ‥ 〔仏〕蓮華から出生した浄土。華厳経に説く盧舎那仏るしゃなぶつの世界、梵網経に説く盧舎那仏とその化身の釈迦仏のいる世界など。華蔵けぞう界。 ⇒れん‐げ【蓮華・蓮花】 れんげ‐だい蓮華台(→)蓮華坐れんげざ2に同じ。 ⇒れん‐げ【蓮華・蓮花】 れん‐けつ連結・聯結】 つらねむすぶこと。むすびあわせること。 ⇒れんけつ‐き【連結器】 ⇒れんけつ‐けいさんしょるい【連結計算書類】 ⇒れんけつ‐けっさん【連結決算】 ⇒れんけつ‐ざいむしょひょう【連結財務諸表】 れん‐けつ廉潔】 心が清くて私欲がなく行いが正しいこと。清廉潔白。「―の士」 れん‐げつ連月】 幾月もつづくこと。つきづき。毎月。 れんけつ‐き連結器】 車両を連結する装置。ねじ式と自動式とがあり、現在は一般に自動式。 ⇒れん‐けつ【連結・聯結】 れんけつ‐けいさんしょるい連結計算書類】 会社法に定める大会社のうち、有価証券報告書を提出する企業に作成が要求される計算書類。連結貸借対照表・連結損益計算書・連結株主資本等変動計算書・連結注記表からなる。 ⇒れん‐けつ【連結・聯結】 れんけつ‐けっさん連結決算】 支配従属関係にある二つ以上の会社からなる企業集団(連結企業集団)を単一の組織体とみなして、親会社がその企業集団について行う企業会計上の決算。 ⇒れん‐けつ【連結・聯結】 れんけつ‐ざいむしょひょう連結財務諸表‥ヘウ 連結企業集団の財政状態および経営成績を総合的に報告するために親会社が作成する財務諸表。金融商品取引法では、連結貸借対照表・連結損益計算書・連結株主資本等変動計算書・連結キャッシュ‐フロー計算書・連結附属明細表をいう。 ⇒れん‐けつ【連結・聯結】 れんげ‐つつじ蓮華躑躅】 ツツジ科の落葉低木。山地や湿原に生え高さ約1.5メートル。6月頃に、大形で橙赤・黄または赤色の合弁花を束状、横向きに付ける。有毒。〈[季]春〉。毛吹草2「三月、れんけつつし」 レンゲツツジ 撮影:関戸 勇 ⇒れん‐げ【蓮華・蓮花】 れんげつ‐に蓮月尼】 大田垣蓮月おおたがきれんげつのこと。 れんげ‐の‐ひ蓮華の日】 山陰地方で、6月15日の称。神社に麦を供饌ぐせんし、また小麦粉で蓮華団子と称するものをつくって食べる。 ⇒れん‐げ【蓮華・蓮花】 れんげ‐もん蓮華文】 ハスの花弁にかたどった文様。飛鳥時代以降、光背・宝冠・瓦などに用いられた。 ⇒れん‐げ【蓮華・蓮花】 れん‐げん連言】 〔論〕(conjunction)命題を結びつける基本的な形式の一つ。日常語の「そして」に当たる。命題「PそしてQ」は、Pが真でありまたQが真であるときにのみ、命題全体も真である、というもの。 れん‐こ連呼】 幾度もつづけて呼ぶこと。同じことをつづけて何度も大声で言うこと。「候補者名を―する」 れん‐ご連碁・聯碁】 数人の者が二組に分かれ、一局の碁を何手かずつ代わる代わる打つこと。また、その碁。 れん‐ご連語】 ①二つ以上の単語が結合し、それぞれの単語よりも複雑な一まとまりの観念を表す語。「梅の花」「間に合う」の類。 ②二つ以上の単語が本来の意味を保持しながら慣用的に並列されて用いられる表現。「茶をいれる」「計画を立てる」など。 ③(→)繋辞けいじ2に同じ。 れん‐こう連亘・聯亘】 つらなりわたること。長くつづくこと。 れん‐こう連行‥カウ ①つらなってゆくこと。つれだってゆくこと。 ②つれてゆくこと。「犯人を―する」 れん‐こう連岡‥カウ 続いている丘陵。連丘。 れん‐こう連衡‥カウ (「衡」は横で、東西の意)同盟すること。中国の戦国時代、張儀が秦の東方の6国(韓・魏・趙・楚・燕・斉)にそれぞれ単独に秦と同盟条約を結ばせようと企てた政策。↔合従がっしょう れん‐ごう連合・聯合‥ガフ ①二つ以上のものが結びついて一つの組織体を作ること。また、その組織体。「国際―」「―チーム」 ②〔心〕心の内部で、観念と観念など、諸要素が結びつくこと。アソシエーション。 ⇒れんごう‐かんたい【連合艦隊】 ⇒れんごう‐きやく【連合規約】 ⇒れんごう‐ぐん【連合軍】 ⇒れんごう‐こく【連合国】 ⇒れんごう‐こっか【連合国家】 ⇒れんごう‐しんりがく【連合心理学】 ⇒れんごう‐だいがくいん【連合大学院】 ⇒れんごう‐や【連合野】 ⇒れんごう‐りょう【連合領】 れんごう連合‥ガフ ①全日本民間労働組合連合会の略称。1987年総評・同盟などの労働4団体の枠を越え、大多数の主要民間単産により結成。 ②日本労働組合総連合会の略称。89年、1に官公労組が加わり発足したナショナル‐センター。 れんごう‐かんたい連合艦隊‥ガフ‥ 2個以上の艦隊を連合して編制した艦隊。旧日本海軍では、対外作戦用の艦隊のほとんど全部を一つの連合艦隊に編合した。 ⇒れん‐ごう【連合・聯合】 れんごう‐きやく連合規約‥ガフ‥ (Articles of Confederation)アメリカ最初の憲法。独立後まもない1781年に13邦連合の規約として成立し、88年合衆国憲法が制定されるまで存続。 ⇒れん‐ごう【連合・聯合】 れんごう‐ぐん連合軍‥ガフ‥ 2国以上の国の軍隊が連合した軍。また、連合国の軍。転じて、所属を異にする人々によって編成されたチームなどにもいう。 ⇒れん‐ごう【連合・聯合】 れんごう‐こく連合国‥ガフ‥ ①互いに連合関係を結んでいる国々。 ②第二次大戦で、日本・ドイツなどのいわゆる枢軸国に対して、反ファシズムで連合して戦った国々。 ⇒れん‐ごう【連合・聯合】 れんごう‐こっか連合国家‥ガフコク‥ (federal state イギリス・Bundesstaat ドイツ)(→)連邦れんぽう国家に同じ。 ⇒れん‐ごう【連合・聯合】 れんごう‐しんりがく連合心理学‥ガフ‥ 精神ないし心的活動を、観念その他の心的要素の結合関係によって説明しようとする心理学。ミルやスペンサーなどイギリス学派によって代表される。連想心理学。 ⇒れん‐ごう【連合・聯合】 れんごう‐だいがくいん連合大学院‥ガフ‥ヰン 複数の大学が連携・協力して教育研究活動を行う大学院。 ⇒れん‐ごう【連合・聯合】 れんごう‐ニュース連合ニュース‥ガフ‥ (Yonhap News Agency)韓国の通信社。1980年政府により東洋通信・合同通信などを統合して設立。 れんごう‐や連合野‥ガフ‥ 〔医〕大脳皮質のうち、感覚・運動をつかさどる中枢野(感覚野・運動野)以外の広い領域を指し、記憶・判断・意志などの高等な精神活動を営む。人類において最も発達し、前頭葉・頭頂葉・側頭葉の大きい部分がこれに数えられる。連合領。 ⇒れん‐ごう【連合・聯合】 れんごう‐りょう連合領‥ガフリヤウ (→)連合野に同じ。 ⇒れん‐ごう【連合・聯合】 れん‐こく輦轂】 ①手車(輦車)のこしき。 ②天皇の乗りもの。 ⇒れんこく‐の‐もと【輦轂の下】 れん‐ごく煉獄】 〔宗〕(purgatory)カトリック教で、死者が天国に入る前に、その霊が火によって罪を浄化されると信じられている場所。天国と地獄との間。 れんこく‐の‐もと輦轂の下】 皇居のある土地。天子のひざもと。輦下。 ⇒れん‐こく【輦轂】 れんこ‐だい連子鯛‥ダヒ (→)キダイ(黄鯛)の別称。 れんこもん‐きょう連弧文鏡‥キヤウ (→)内行花文ないこうかもんに同じ。 れん‐こん漣痕】 ①湖岸や海岸の地層、特に砂岩の地層面に、波または水流の運動によって印された波状の痕あと。 ②砂上または積雪上に、風によってつくられた波状のでこぼこ。 れん‐こん蓮根】 ハスの地下茎。花後に肥大した末端部を食用とする。はす。はすね。はすのね。藕ごう。はいね。はちすのね。蓮茎。 蓮根 撮影:関戸 勇 れん‐さ連鎖】 ①物と物とをつらねる鎖くさり。 ②鎖のようにつながること。また、そういうつながり。 ③〔生〕同一の染色体上の二つ以上の遺伝子が相伴って行動し、メンデルの独立の法則から期待されるより高頻度で遺伝する現象。連関。リンケージ。 ⇒れんさ‐きゅうきん【連鎖球菌】 ⇒れんさ‐ぐん【連鎖群】 ⇒れんさ‐げき【連鎖劇】 ⇒れんさ‐しき【連鎖式】 ⇒れんさ‐てん【連鎖店】 ⇒れんさ‐はんのう【連鎖反応】 れん‐ざ連座・連坐】 ①同じ席につらなりすわること。 ②一人の犯罪について特定範囲の数人が連帯責任を負って罰せられること。名主・五人組が罰せられた類。現行法では一定の選挙犯罪について認められている。「―制」 ③他人の犯罪事件に関係して一緒に処罰を受けること。巻き添え。連累。 れん‐ざ蓮座(→)蓮華座れんげざ2に同じ。 れん‐さい連歳】 毎年。年々。連年。 れん‐さい連載】 ①つらねて記載すること。連記。 ②雑誌・新聞などに、続き物として連続的に掲載すること。「旅行記を―する」「―小説」 れんさ‐きゅうきん連鎖球菌‥キウ‥ (Streptococcus ラテン)連鎖状に配列するグラム陽性の球菌。丹毒・猩紅熱・肺炎・中耳炎・心内膜炎・リウマチ熱・糸球体腎炎・産褥熱・敗血症などの病原体。 ⇒れん‐さ【連鎖】 れん‐さく連作】 ①毎年同じ土地に、同じ作物を続けて植えつけること。↔輪作。 ②文芸・美術などで、同一のモチーフやテーマを追求して一連の作品を作ること。また、その作品。複数の作家で行うこともある。 ③和歌・俳句において、一人が同じ主題で数首または数句をつらね、全体として特別な味わいを出そうとする作り方。また、その作品。 ⇒れんさく‐しょうがい【連作障害】 れん‐さく連索】 綱を結びつけること。また、その綱。太平記39「皆生け捕られ…掌たなごころを―の舷ふなばたに貫かれたり」 れんさく‐しょうがい連作障害‥シヤウ‥ 同一作物の連作によって起こる各種の障害。生産減退・品質劣化など。多くは土壌伝染性の病害による。いやじ。 ⇒れん‐さく【連作】 れんさ‐ぐん連鎖群】 同一染色体に連鎖して存在する遺伝子群。連関群。リンケージ群。 ⇒れん‐さ【連鎖】 れんさ‐げき連鎖劇】 舞台劇の途中に映画を挿み、それぞれの効果を併用して見せる演劇。大正初期に流行。→キノドラマ⇒れん‐さ【連鎖】 れんさ‐しき連鎖式】 〔論〕(sorites)多数の三段論法を結合し、最後の結論以外は一々の結論を省略し、前提だけを連ねる推論。⑴「すべてのAはBなり」⑵「すべてのBはCなり」⑶「すべてのCはDなり」⑷「すべてのDはEなり」「故にすべてのAはEなり」。これは⑴⑵の前提より「すべてのAはCなり」の結論を引き出す推論と、⑶とこれとを前提として「すべてのAはDなり」という結論を引き出す推論と、さらに⑷とこれとを前提として引き出される最後の結論をもつ推論の3個が結合したもの。連鎖式には、このように狭い概念から広い概念に移る順進的連鎖式(アリストテレスの連鎖式)と、逆に⑷⑶⑵⑴とたどって広い概念から狭い概念に移る逆退的連鎖式(ゴクレニウスの連鎖式)とがある。 ⇒れん‐さ【連鎖】 れん‐さつ連札】 連名の手紙。芭蕉翁遺芳「御―並びにたばこ一箱、芳情に懸けられ」 れん‐さつ連刷】 郵便切手などの図案の異なるものを2枚(またはそれ以上)つづきで刷ること。 れん‐さつ憐察】 あわれみ察すること。 れんさ‐てん連鎖店】 チェーン‐ストアの訳語。 ⇒れん‐さ【連鎖】 れんさ‐はんのう連鎖反応‥オウ ①連鎖的に起こる化学反応。端緒となる反応が直接次の反応をひきおこし、外部からエネルギーを摂取することなく次々に連鎖的に全体の反応が進行する現象。 ②転じて、一つの事が原因となって次から次へと事が起こること。 ③核反応において、中性子をなかだちに原子核分裂が次々に起こる現象。 ⇒れん‐さ【連鎖】 れん‐ざん連山】 ①つらなった山々。連峰。「箱根―」 ②中国の夏時代の易えき。三易の一つ。 ⇒れんざん‐の‐まゆ【連山の眉】 れんざん‐の‐まゆ連山の眉】 長く引いた美しい眉。 ⇒れん‐ざん【連山】 れん‐し連枝】 ①つらなった枝。 ②(枝をつらね本を同じくする意)兄弟。特に貴人にいう。保元物語「主上、上皇、御―なり」 れん‐し廉士】 廉潔の士。清廉な人。 れん‐し練思】 思想をねりきたえること。 れん‐し蓮子】 ハスの実。数珠じゅず玉とする。 れん‐し錬士】 全日本剣道連盟の与える称号で、範士・教士に次ぐもの。五段以上の者から選ばれる。もと大日本武徳会で定めたものを継承。 れん‐し聯詩(→)聯句1に同じ。 れん‐じ連子・櫺子】 窓や欄間などに縦または横に一定の間隔を置いてとりつけた格子。れにし。宇津保物語楼上上「―すべき所には、白く青く黄なる木の沈じんをもちて」 ⇒れんじ‐まど【連子窓】 れん‐じ連辞】 〔言〕(linking verb)(→)繋辞けいじ2に同じ。 ⇒れんじ‐かんけい【連辞関係】 レンジrange】 ①幅。範囲。領域。 ②こんろ。「ガス‐―」 ⇒レンジ‐ファインダー【range finder】 ⇒レンジ‐フード【range hood】 れんじ‐かんけい連辞関係‥クワン‥ (rapport syntagmatique フランス)(→)統合関係に同じ。 ⇒れん‐じ【連辞】 れんじし連獅子】 歌舞伎舞踊。長唄。河竹新七(黙阿弥)作詞。能の石橋しゃっきょうの小書こがきから出たもの。親子の獅子の舞踊。2世杵屋勝三郎作曲のものと、3世杵屋正次郎作曲のものとがある。 れん‐じつ連日】 幾日もつづくこと。毎日。日々。「―の猛暑」 レンジ‐ファインダーrange finder】 カメラの距離計。 ⇒レンジ【range】 レンジ‐フードrange hood】 こんろの上に換気用に付ける覆い。 ⇒レンジ【range】 れんじ‐まど連子窓】 連子をとりつけた窓。 ⇒れん‐じ【連子・櫺子】 れん‐しゃ連写】 続けて何枚も写真をとること。 れん‐しゃ連射】 弾丸・矢などを連続して発射すること。 れん‐しゃ蓮社】 ①白蓮社びゃくれんしゃの略称。 ②浄土宗で、白蓮社に擬して用いる法号の一種。蓮社号。 れん‐しゃ輦車】 (レンジャとも)轅ながえの中央に車をつけた乗物。轅を腰の辺にあてて手で引くので腰車・てぐるまともいう。天皇・皇族・摂関などの乗用。輦。平家物語1「牛車―の宣旨を蒙つて」 輦車 れん‐しゃく連借】 数人が連帯で金品を借用すること。連帯借。 れん‐じゃく連尺・連索】 ①麻縄などで肩の当たる所を幅広く組んで作った荷縄にないなわ。また、それをつけた背負子しょいこ。連雀。幸若舞曲、屋島軍「―つかんでかたにかけ」 連尺 撮影:薗部 澄(JCII蔵) ②連尺商いをする人。行商人。 ⇒れんじゃく‐あきない【連尺商い】 れん‐じゃく連雀】 ①スズメ目レンジャク科の鳥の総称。冬鳥。ヒレンジャク・キレンジャクなど。ほやどり。〈[季]秋〉 キレンジャク 撮影:小宮輝之 ②雀の群。〈日葡辞書〉 ③(→)連尺れんじゃくに同じ。 れん‐じゃく連着‥ヂヤク ①「連着の鞦しりがい」の略。 ②(→)連尺れんじゃくに同じ。 ⇒れんじゃく‐の‐しりがい【連着の鞦】 れんじゃく‐あきない連尺商い‥アキナヒ 物を負い、または荷になって売り歩く商売。行商。 ⇒れん‐じゃく【連尺・連索】 れんじゃく‐の‐しりがい連着の鞦‥ヂヤク‥ 組緒に多くの総ふさを並べてつけたしりがい。五位以上の者が用いた。 ⇒れん‐じゃく【連着】 れん‐じゅ連珠・聯珠】 ①珠たまをつなぎつらねること。また、そのつないだ珠。美しい詩文の形容に用いる。 ②漢文の一体。対句ついくをつらね、比喩や象徴を用いて婉曲に見解を述べるもの。後漢の班固に始まるという。六朝に陸機の「演連珠」、庾信ゆしんの「擬連珠」がある。 ③五目並べのルールを整備し競技化したゲーム。 ⇒れんじゅ‐さい【連珠砦】 れん‐じゅ連衆】 (レンジュウとも)連歌・俳諧の会に作者として列席する人々。 れん‐しゅう練修‥シウ 学問・技芸などを繰り返し学びみがくこと。修練。 れん‐しゅう練習‥シフ 学問・技芸などの上達を目標に、繰り返して習うこと。習練。「―問題」「―試合」 ⇒れんしゅう‐かんたい【練習艦隊】 ⇒れんしゅう‐き【練習機】 ⇒れんしゅう‐きょく【練習曲】 ⇒れんしゅう‐せん【練習船】 ⇒れんしゅう‐だい【練習台】 れん‐しゅう蓮宗】 ①白蓮社びゃくれんしゃの宗派。 ②浄土宗の異称。 れん‐じゅう連中‥ヂユウ ①つれ。なかま。くみ。れんちゅう。「しかたのない―だ」 ②特に、音曲その他の演芸の一座の人々。「清元―」 れん‐じゅう連衆⇒れんじゅ れんしゅう‐かんたい練習艦隊‥シフ‥ 旧日本海軍や海上自衛隊で、遠洋実習航海のために編成された艦隊。 ⇒れん‐しゅう【練習】 れんしゅう‐き練習機‥シフ‥ 操縦の練習に使用する飛行機。 ⇒れん‐しゅう【練習】 れんしゅう‐きょく練習曲‥シフ‥ (→)エチュード1に同じ。 ⇒れん‐しゅう【練習】 れんしゅう‐せん練習船‥シフ‥ 大学や高等専門学校の学生などが、海上の実務訓練をするための船。 ⇒れん‐しゅう【練習】 れんしゅう‐だい練習台‥シフ‥ 練習の相手となる人。 ⇒れん‐しゅう【練習】 れん‐しゅく攣縮】 〔医〕 ①刺激を受けた筋肉が興奮して収縮し、ついで弛緩しかんする過程。単収縮。 ②皮膚や筋肉の障害で関節の動きが制限された状態。拘縮こうしゅく。関節硬直。 れん‐じゅく練熟】 ねれてたくみなこと。熟練。 れんじゅ‐さい連珠砦】 珠をつらねたように間隔をおいていくつも設け、互いに連絡を取って応援し合えるように配置築造したとりで。 ⇒れん‐じゅ【連珠・聯珠】 れんじゅしかく聯珠詩格】 唐・宋の七言絶句を320格余に分類したもの。元の于済うさい編、蔡正孫の補。20巻。中国では早くに逸したが、日本に伝わって盛んに読まれた。 れん‐じゅつ憐恤】 あわれんで物品をめぐむこと。 れん‐しょ連署】 (古くレンジョとも) ①同一の書面に二人以上が並べて署名し、花押かおうを書くなどすること。また、その署名や花押。連印。連判れんぱん。 ②鎌倉幕府の職名。執権を助けて行政・司法を管領し、公文書に執権とともに署判する重職。北条時房が任じられて以後、代々北条氏が独占。 れん‐じょ憐恕】 あわれみおもいやること。 れん‐しょう連宵‥セウ 幾晩もつづけること。毎晩。毎夜。 れん‐しょう連捷‥セフ (→)連勝に同じ。 れん‐しょう連勝】 つづけて勝つこと。連捷。「連戦―」 ⇒れんしょう‐たんしき【連勝単式】 ⇒れんしょう‐ふくしき【連勝複式】 れん‐じょう恋情‥ジヤウ こいしたう心。こいごころ。 れん‐じょう連状‥ジヤウ ①罪に連座すること。 ②連名の文書。連名状。 れん‐じょう連声‥ジヤウ 〔言〕前の音節の末尾の子音が、後の音節の頭母音(または半母音+母音)と合して、別個の音節を形成すること。アンオン(安穏)をアンノン、オンヨウジ(陰陽師)をオンミョウジ、セツイン(雪隠)をセッチンという類。 れん‐じょう連乗】 数を順次にいくつも掛け合わせること。 れん‐じょう連城‥ジヤウ 城をつらねること。また、いくつもつらなった城。 ⇒れんじょう‐の‐たま【連城の璧】 れん‐じょう廉譲‥ジヤウ 清廉でよく人にゆずること。 れん‐じょう憐情‥ジヤウ 他をあわれむ思いやりの心。 れんしょう‐たんしき連勝単式】 競馬・競輪・競艇などで、1着と2着、または1着から3着までを着順どおり同時に当てる方式。 ⇒れん‐しょう【連勝】 れんじょう‐の‐たま連城の璧‥ジヤウ‥ 「卞和べんか参照。 ⇒れん‐じょう【連城】 れんしょう‐ふくしき連勝複式】 競馬・競輪・競艇などで、1着と2着、または1着から3着までを着順にかかわりなく同時に当てる方式。 ⇒れん‐しょう【連勝】 れんしょう‐ぼう蓮生坊‥シヤウバウ 熊谷直実の剃髪後の称。 レンズlens オランダ・ イギリス】 ①光の屈折作用を示す透明体。球面と球面、または球面と平面とを両側面とする。あるいは、それを数個組み合わせたもの。普通、ガラスを精密に研磨して作り、中央部分の厚いものを凸レンズ、薄いものを凹レンズという。光学装置に使用。 ②眼の水晶体のこと。 ⇒レンズ‐ぐも【レンズ雲】 ⇒レンズ‐シャッター【lens shutter】 ⇒レンズつき‐フィルム【レンズ付きフィルム】 ⇒レンズ‐まめ【レンズ豆】 れん・ず練ず】 〔自サ変〕 熟練する。修行を積んでいる。源氏物語宿木「おりたち―・じたる心ならねばにや」 レンズ‐ぐもレンズ雲】 凸レンズを横から見たような形をした雲。強風の際に山の風下側に発生する。莢状きょうじょう雲。記号len レンズ雲 撮影:高橋健司 ⇒レンズ【lens オランダ・ イギリス】 レンズ‐シャッターlens shutter】 カメラの、レンズに近接した位置で金属羽根を開閉することによって露出を行う方式のシャッター。 ⇒レンズ【lens オランダ・ イギリス】 レンズつき‐フィルムレンズ付きフィルム(→)「使い切りカメラ」に同じ。 ⇒レンズ【lens オランダ・ イギリス】 レンズ‐まめレンズ豆】 西アジアから地中海地方の原産とされる豆の一種。古くから南ヨーロッパやアメリカで食用に栽培。高さ30〜50センチメートル、淡紅色または白色の花を付け、莢さやは長さ1〜3センチメートルに伸び、中に凸レンズ状の平たい種子が1〜2個ある。扁豆ひらまめ⇒レンズ【lens オランダ・ イギリス】 れん‐せい連星】 各恒星が相互に引力を及ぼし合い、共通重心のまわりに公転運動をしている重星。「実視―」 れん‐せい廉正】 心が清くて私欲がなく正直なこと。 れん‐せい錬成・練成】 心身をきたえて作り上げること。錬磨育成すること。 れん‐せい簾政】 「垂簾すいれんの政まつりごと」に同じ。→垂簾 れん‐せき憐惜】 あわれみおしむこと。 れん‐せつ連接】 つながりつづくこと。つなぎつづけること。 ⇒れんせつ‐ぼう【連接棒】 れん‐せつ廉節】 清く正しい節操。 れんせつ‐ぼう連接棒‥バウ (connecting rod)往復機関で、ピストンあるいはピストン棒とクランクとを連結する棒。ピストンの往復運動をクランク軸の回転運動に変換する。連桿。接合棒。 ⇒れん‐せつ【連接】 れん‐せん連戦】 ひきつづいてたたかうこと。 ⇒れんせん‐れんしょう【連戦連勝】 れん‐ぜん連銭】 銭ぜにをならべた形の紋所または模様。 ⇒れんぜん‐あしげ【連銭葦毛】 れんぜん‐あしげ連銭葦毛】 馬の毛色の名。葦毛に灰色の円い斑点のまじったもの。虎葦毛。星葦毛。平家物語7「―なる馬に…黄覆輪きぶくりんの鞍おいてぞのつたりける」 ⇒れん‐ぜん【連銭】 れんせん‐れんしょう連戦連勝】 たたかうたびにかつこと。「―の強豪チーム」 ⇒れん‐せん【連戦】 れん‐そう連奏・聯奏】 ①同種の楽器を二人以上で同時に奏すること。 ②神祇官・陰陽寮などから官人の異動について申請する奏文に、数人のことをつらね記すこと。 れん‐そう連想・聯想‥サウ 山から川を思い浮かべるように、一つの観念につられてそれと関連のある他の観念を思い出すこと。「不吉な事を―する」 ⇒れんそう‐か【連想価】 ⇒れんそう‐けんさ【連想検査】 れん‐そう斂葬‥サウしかばねをうずめほうむること。 れんそう‐か連想価‥サウ‥ 記憶実験などに用いる材料(無意味綴り・単語・図形など)について、連想の生じやすさを表す指標。 ⇒れん‐そう【連想・聯想】 れんそう‐けんさ連想検査‥サウ‥ 〔心〕刺激語を与えて連想語を言わせ、それをもとに精神状態を診断する検査。投影法の一つで、ユングの検査が有名。例えば「山」「赤」等の語を与えて、随意に「川」「白」などと答えさせる類。 ⇒れん‐そう【連想・聯想】 れん‐そうしょう廉想渉‥サウセフ ⇒ヨム=サンソプ れんそう‐ほう連装砲‥サウハウ 1砲架あるいは1砲塔に2門以上の砲をつらねて装備したもの。艦砲・高射砲などに用いる。 れんそう‐まど連双窓‥サウ‥ 横に二つ続けて作った窓。夫婦窓めおとまど。二連窓。 れん‐ぞく連続】 つらなりつづくこと。つらねつづけること。「3日間―して休む」「―ドラマ」 ⇒れんぞく‐かんすう【連続関数】 ⇒れんぞく‐スペクトル【連続スペクトル】 ⇒れんぞくせい‐の‐こうり【連続性の公理】 ⇒れんぞく‐ばり【連続梁】 ⇒れんぞく‐はん【連続犯】 れんぞく‐かんすう連続関数‥クワン‥ 〔数〕一定の区間のすべての点で連続な関数。関数fx)がにおいて連続とは、変数に近づく場合fx)の極限値がfa)に等しいことをいう。 ⇒れん‐ぞく【連続】 れんぞく‐スペクトル連続スペクトル】 波長が、ある範囲にわたって連続的に拡がったスペクトル。固体または液体の発する熱放射のスペクトルはこれに属する。 ⇒れん‐ぞく【連続】 れんぞくせい‐の‐こうり連続性の公理】 〔数〕実数のもつ独特の性質で、上に(下に)有界な実数の集合は上限(下限)をもつ、という公理。これを前提として、実数に関する微分積分学などの理論を展開する。 ⇒れん‐ぞく【連続】 れんぞく‐ばり連続梁】 〔建〕支点が3個以上あり、従って二つ以上の径間を持つ1本の梁。 ⇒れん‐ぞく【連続】 れんぞく‐はん連続犯】 同一の犯意をもって行われた連続した数個の行為で、同一の罪名に触れるもの。一個の罪として処断される。委託された金品を数カ月の間に数回にわたり費消横領する類。1947年の刑法改正で廃止。 ⇒れん‐ぞく【連続】 れん‐そん連村】 集村の一種。家屋が道路に沿って断続的につらなる形態。 れん‐だ連打】 つづけて打つこと。 れん‐たい連体】 体言につらなること。 ⇒れんたい‐けい【連体形】 ⇒れんたい‐し【連体詞】 ⇒れんたい‐しゅうしょくご【連体修飾語】 ⇒れんたい‐ほう【連体法】 れん‐たい連帯】 ①むすびつらねること。連繋。「―を強める」「―感」 ②二人以上が連合して事に当たり同等の責任を帯びること。「―保証」 ⇒れんたい‐さいむ【連帯債務】 ⇒れんたい‐しゃく【連帯借】 ⇒れんたい‐せきにん【連帯責任】 ⇒れんたいほしょう‐さいむ【連帯保証債務】 ⇒れんたい‐ほしょうにん【連帯保証人】 れん‐たい連隊・聯隊】 軍隊編制上の単位の一つ。通常、師団または旅団の下、大隊の上。 ⇒れんたい‐き【連隊旗】 ⇒れんたい‐ちょう【連隊長】 れん‐だい蓮台(→)蓮華座れんげざ2に同じ。宇治拾遺物語13「聖ひじり、這ひ寄りて―に乗りぬ」 ⇒れんだい‐の【蓮台野】 れん‐だい輦台・連台・蓮台】 旅客を乗せて川を渡るのに用いる台。棒2本に板をわたし、人をその上に乗せ、数人でかつぐものなど。東海道中膝栗毛3「渡るに悩む難所ながら、ほどなく打ち越して―をおりたつ嬉しさ」 輦台 ⇒れんだい‐わたし【輦台渡し】 れん‐だい簾台】 ①前方に簾をかけた、上段の座敷。 ②貴人他行の時または婚礼の時、床飾りに用いる衝立ついたてれんたい‐き連隊旗(→)軍旗2の俗称。桜井忠温、肉弾「予は数ならぬ身を以て、名誉ある―を捧持するの重任ちょうにんを荷になひて出征したものであつた」 ⇒れん‐たい【連隊・聯隊】 れんたい‐けい連体形】 活用形の一つ。体言につらなるときの形。体言相当の語としても用いる。「咲く花」「高い山」「早いが勝ち」の「咲く」「高い」「早い」の類。 ⇒れん‐たい【連体】 れんたい‐さいむ連帯債務】 数人の債務者が、同一の内容の債務についておのおの独立して全責任を負い、しかもそのうちの一人が履行すれば、他の債務者の債務もすべて消滅する債務関係。 ⇒れん‐たい【連帯】 れんたい‐し連体詞】 品詞の一つ。体言を修飾するが形容詞とは異なり活用しない語。「あの」「或る」「去る」「いわゆる」「大きな」など。 ⇒れん‐たい【連体】 れんたい‐しゃく連帯借】 連帯でする借金。連借。 ⇒れん‐たい【連帯】 れんたい‐しゅうしょくご連体修飾語‥シウ‥ 名詞などの体言を修飾する語。 ⇒れん‐たい【連体】 れんたい‐せきにん連帯責任】 連帯で負担する責任。 ⇒れん‐たい【連帯】 れんたい‐ちょう連隊長‥チヤウ 連隊の長で、連隊を統率する責に任ずる者。 ⇒れん‐たい【連隊・聯隊】 れんだい‐の蓮台野】 墓地または死者を葬送する所。地名となっているものが多く、京都市北区にある船岡山西麓の地は著名。 ⇒れん‐だい【蓮台】 れんたい‐ほう連体法‥ハフ 語を体言の修飾に用いる用法。活用語の連体形、連体詞、一部の副詞のほか、「の」などの助詞がついた種々の語が使われる。「美しい花」の「美しい」、「私の本」の「私の」の類。 ⇒れん‐たい【連体】 れんたいほしょう‐さいむ連帯保証債務】 保証人が主たる債務者と連帯して履行する義務を負う保証債務。 ⇒れん‐たい【連帯】 れんたい‐ほしょうにん連帯保証人】 主たる債務者と連帯して返済・支払いの義務を負う人。普通の保証人と異なって催告・検索の抗弁権を持たない。 ⇒れん‐たい【連帯】 れんだい‐わたし輦台渡し】 旅客を輦台に乗せて川を渡すこと。江戸時代、渡船が禁じられた大井川などで行われた。 ⇒れん‐だい【輦台・連台・蓮台】 レンタ‐カーrent-a-car】 賃貸し自動車。 れん‐だく連濁】 2語が複合して1語をつくるとき、下に来る語の初めの清音が濁音に変わること。「みかづき(三日月)」の「づき」、「じびき(地引)」の「びき」の類。 れん‐だこ連凧】 複数の凧を凧糸に沿ってつらね、一つの大きな凧を構成するもの。 レンタ‐サイクル (和製語rent-a-cycle)賃貸し自転車。 れん‐たつ練達】 熟練して精通すること。物事になれて奥義に達していること。「―の士」 レンダリングrendering】 コンピューター‐グラフィックスで、物体に関する数値データの情報を計算して映像化すること。 レンタルrental】 賃貸。賃借。多く短期間のものをいう。 ⇒レンタル‐ショップ【rental shop】 ⇒レンタル‐ビデオ【rental video】 レンタル‐ショップrental shop】 物品を賃貸しする店。 ⇒レンタル【rental】 レンタル‐ビデオrental video】 有料で貸し出すビデオソフト。 ⇒レンタル【rental】 れん‐たん煉丹】 ①昔中国で、道士が辰砂しんしゃをねって不老不死の妙薬金丹を作ったこと。 ②体気を丹田たんでんに凝集する修練法。 ③(→)煉薬ねりやくの異称。 れん‐たん練炭・煉炭】 無煙炭・コークス・木炭などの粉末に粘着剤をまぜて押し固めた燃料。円筒形で、燃焼をよくするため縦に数個の穴を通してある。〈[季]冬〉 れん‐だん連弾・聯弾】 1台のピアノを二人で弾くこと。四手よんしゅ。「父娘で―する」 れん‐ち廉恥】 心が清らかで、恥を知る心のあること。黒岩涙香、電気「アノやうな―のない剣呑けんのんな人だものを」。「―心」 れん‐ち蓮池】 ハスを植えてある池。 レンチwrench】 ナットやボルトまたは管などをねじまわすのに用いる工具。スパナ。 れん‐ち

広辞苑 ページ 20907 での○連木で腹を切る単語。