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○枠にはまるわくにはまる🔗⭐🔉
○枠にはまるわくにはまる
一定の型通りであって、新味がない。
⇒わく【枠・框】
ワグネル【Wagner】
⇒ワグナー
わく‐ひじき【枠肘木】‥ヒヂ‥
〔建〕大斗だいと上で十文字に組んだ肘木。
ワクフ【waqf アラビア】
イスラムで、寄進財産のこと。寄進された財産は所有権が凍結されるが、指定された者が用益による利益を取得できる。モスクの運営など公的な目的、または遺産相続による財産分割を防ぐなど私的な目的で設定。
わぐ・む【綰む】
〔他四〕
たわめ曲げる。わぐ。枕草子201「緑衫ろうそうはしも、あとのかたにかい―・みて」
わくも【鶏蜱】
ワクモ科のダニ。体長約0.7ミリメートルで、血を吸えば大きくなる。ニワトリなど各種の家禽に外部寄生し、吸血して衰弱させる害虫。人間を刺すこともある。ほとんど全世界に分布。
わく‐ものがたり【枠物語】
(Rahmenerzählung ドイツ)物語の登場人物が作中で別の物語を語るという形式で展開する物語。「アラビアン‐ナイト」「デカメロン」など。
わく‐もん【或問】
文章形式の一つ。仮に設けたある人の問いに答える形式で、自分の意見を述べるもの。
わくら【和倉】
石川県七尾市の、七尾湾に臨む温泉地。泉質は無色透明の塩化物泉。もと海中から涌いたので涌浦といったのが地名の起りという。能登観光の基地。
わ‐ぐら【倭鞍・和鞍】
(→)「やまとぐら」に同じ。
わくら‐ば【病葉・嫩葉】
①木の若葉。易林本節用集「嫩葉、ワクラバ」
②病気におかされた葉。また、色づきすがれた葉。〈[季]夏〉。〈書言字考節用集〉
わくらば‐に【邂逅に】
〔副〕
たまさかに。たまたま。偶然。万葉集9「人と成る事は難きを―成れる我が身は」
わくらわ‐に【邂逅に】
〔副〕
「わくらばに」に同じ。〈日葡辞書〉
わく‐らん【惑乱】
冷静な判断力を失うほどに心がまどいみだれること。また、まどわしみだすこと。「―に陥る」「人心を―する」
わく‐わく
期待・喜びなどで心がはずみ、興奮ぎみで落ち着かないさま。「―しながら発表を待つ」「―と胸をおどらせる」
わ‐くん【和訓・倭訓】
漢字・漢語に和語をあてて読むこと。また、その読み方。日本よみ。訓。国訓。日葡辞書「ワクンニテン(点)ズル」「ワクンニヨム」
わくんのしおり【和訓栞・倭訓栞】‥シヲリ
(ワクンカンとも)国語辞書。谷川士清ことすが著。3編93巻。1777年(安永6)から1887年(明治20)にかけて刊行。古言・雅語・俗語・方言の語彙を広く蒐集、語釈を加え、用例・出典を示して五十音順に配列。
わくんるいりん【倭訓類林】
辞書。海北かいほく若沖著、一説に梅園惟朝著。7巻。1705年(宝永2)成る。日本書紀以下の国書や漢籍の訓点本から古訓を集成し、漢文・万葉仮名で割注形式に出典その他を注し、いろは順に配列。「和訓指掌略」1巻を付す。
わけ【分け・別け】
①分けること。区別。わかち。狂言、文蔵「うんさうの―差別も知らいで」
②村落の中の小区分。
③分配。「山―」「形見―」
④勝負がつかないこと。ひきわけ。
⑤食物ののこり。浄瑠璃、ひらかな盛衰記「兄の―でもいただく合点」
⑥諸分しょわけ。支払い。日本永代蔵5「遊興の―の立たぬ事」
⑦芸娼妓が、その花代を主人と半分にわけること。転じて、そのならわしであった花代1匁の半分、銀5分ぶの女郎の異称。分わけの女郎。好色一代女6「―の勤めも恥かし、―とは其の花代、宿とふたつに分くるなるべし」
→訳わけ
わけ【別】
古代の姓かばねの一つ。主として古来の地方豪族が称した。景行紀「これ播磨―の始祖なり。…諸国の―と謂へるは、即ちその別王わけのみこの苗裔なり」。稲荷山鉄剣銘「名は弖已加利
居てよかりわけ」
わけ【訳】
(「分け」の意)
➊事を分けて明らかにした、物事の筋道。
①条理。物の道理。「それでは―が立たない」「―の分からぬことを言う」
②細かい事情。子細。狂言、素襖落「ちと申し受けにくい―がござる」。「―を聞いては黙っていられない」
③男女間の情事。恋のいきさつ。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「とうからこなたと清七と―ある事知つてゐる」
④どうしてそうなるかという筋道。物事の理由。狂言、茶盞拝「―は知りませねど」。「泣いた―を聞く」
⑤(「…訳だ」などの形で)…という事になるはずだという気持を添える。「皆が笑う―だ」
⑥(「…訳に(は)いかない」の形で)…する筋道ではない、…できないの意。「要求を認める―にはいかない」
➋意味。「この言葉の―が分からない」
⇒訳が違う
⇒訳は無い
⇒訳も無い
⇒訳を立てる
わけ【和気】
古代の氏族。垂仁天皇の皇子鐸石別命ぬてしわけのみことの裔と伝える。のち医薬を業とした。
⇒わけ‐の‐きよまろ【和気清麻呂】
⇒わけ‐の‐ひろむし【和気広虫】
わけ【戯奴】
〔代〕
①自分を卑下していう語。わたくし。万葉集4「吾が君は―をば死ねと思へかも」
②相手を親しみ呼ぶ語。汝。万葉集4「勤いそしき―と誉めむともあらず」
わげ【髷】
髪をたわめて輪に結んだもの。まげ。物類称呼「髪の結ひ目を京にて―といふ。江戸にてまげといふ」
わ‐げ【和解】
外国語を日本語で解釈すること。また、その解釈したもの。蘭学事始「阿蘭陀の書をも―なしたらば」
わけ‐あい【訳合い】‥アヒ
物事のすじみち。理由。意味。わけ。わけがら。
わけ‐あ・う【分け合う】‥アフ
〔他五〕
一つのものを複数の人で分ける。わかち合う。「皆で―・って食べる」
わけ‐あた・える【分け与える】‥アタヘル
〔他下一〕[文]わけあた・ふ(下二)
分けてそれぞれに与える。「食糧を―・える」
わけ‐あり【訳有り】
何か特別な事情がありそうなこと。「―の二人」
わけ‐い
(ワキイ(脇射)の訛か)槍または刀で戦う時、味方の者が脇から弓や銃で敵をうつこと。
わ‐げい【話芸】
落語・漫談・講談など、たくみな話術で人を楽しませる芸。
わけい‐せいじゃく【和敬清寂】
(宋代の劉元甫りゅうげんぽの語からという)茶道で、主人と客とは心なごやかにお互いをうやまい、茶室・茶道具などは清楚・質素を心がけること。利休が茶道の精神を表す語として使った。
わけ‐い・る【分け入る】
〔自五〕
かき分けて中にはいる。「奥地に―・る」

広辞苑 ページ 21144 での【○枠にはまる】単語。