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○笑いを取るわらいをとる🔗⭐🔉
○笑いを取るわらいをとる
芸人が客を笑わせる。
⇒わらい【笑い】
わら・う【笑う・咲う】ワラフ
〔自五〕
①口を大きく開けて喜びの声をたてる。おかしがって声をたてる。大鏡道隆「はと一度に―・ひたりし声こそいとおびたたしかりしか」。天草本平家物語「この三年は高うさへ―・はなんだ人々が、声をあげて叫ばれた」
②(他動詞的に。「嗤う」とも書く)ばかにしてわらう。嘲笑する。源氏物語帚木「交野の少将には―・はれ給ひけむかし」。平家物語7「唐人が玄房といふ名を―・つて、玄房とはかへつてほろぶといふ音あり…と相したりけるとかや」。「人の失敗を―・う」「一円を―・う者は一円に泣く」
③(比喩的に)つぼみが開くこと、果実が熟して皮が裂けること、また縫目がほころびることなどにいう。俳諧新選「口明けて―・はぬ花や女郎花」「ほつこんと―・うて栗の落ちにけり」。尤之双紙もっとものそうし「―・ふ物のしなじな左縄」
④力が入らず、機能しなくなる。「ひざが―・う」「手が―・って字が書けない」
⇒笑う門には福来る
広辞苑 ページ 21220 での【○笑いを取る】単語。