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故 字形 筆順🔗🔉

 字形  筆順 〔攵(攴)部5画/9画/教育/2446・384E〕 〔音〕(漢) ク(呉) 〔訓〕ゆえ・ふるい・もと・ことさら [意味] ①古い(昔の事)。もとからある事物。使いふるし。昔なじみ。「故事・故実・典故・反故ほご・ほぐ・温故知新・故郷・故山・故人・故旧・縁故」 ②今は亡きものとなる。死亡する。「物故・故人」▶死者の姓名に冠する用法は日本のもの。「故ケネディ大統領」 ③(古くからの)いわれがある事柄。(さしさわりとなる)出来事。「事故・故障・世故」 ④わけがあって。わざと。ことさらに。「故意・故買・故殺」 ⑤理由。ゆえ。ゆえに。「故ゆえをもって漢追いてこれに及ぶ」〔史記〕 [解字] 形声。音符「古」(=かたい)+「攵」(=動詞の記号)。固定した事実として残った事の意。一説に、人をむりになぐり殺す意から転じて、「ことさらに」の意を生じたとする。

広辞苑 ページ 21946 での故 字形 筆順単語。