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○燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんやえんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや🔗🔉

○燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんやえんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや [史記陳渉世家](秦末の陳勝が、若い時に大言を嘲笑されたのに対して言った語)小人物は大人物の遠大な志を知ることができない。 ⇒えん‐じゃく【燕雀】 えん‐しゃくざん閻錫山】 (Yan Xishan)中国の政治家。山西軍閥の首領。蒋介石に長く対抗したが、日中戦争後、1949〜50年国民政府行政院長。(1883〜1960) えんじゃく‐るい燕雀類】 鳥綱の一目。スズメ目の旧称。 ⇒えん‐じゃく【燕雀】 えん‐しゃっかん円借款ヱンシヤククワン 日本からの輸入支払に当てることを条件として、円資金で外国に与える政府借款。実施機関は国際協力銀行。 えん‐じゃっきょ閻若璩‥ジヤク‥ 清の儒者。字は百詩。号は潜邱せんきゅう。山西太原の人。経史に通じ、考証に長じた。著「古文尚書疏証」「四書釈地」「潜邱記」など。(1636〜1704) えんじゃ‐つづき縁者続き】 縁つづき。縁家。 ⇒えん‐じゃ【縁者】 えんじゅヱンジユ (ヱニスの転)マメ科の落葉高木。中国原産。幹の高さ約10〜15メートル。樹皮は淡黒褐色で割れ目がある。夏に黄白色の蝶形花をつけ、のち連珠状の莢さやを生ずる。街路樹に植え、材は建築・器具用。花の黄色色素はルチンで高血圧の薬。また乾燥して止血薬とし、果実は痔薬。黄藤。槐樹。「槐の花」は〈[季]夏〉。 エンジュ(花) 提供:ネイチャー・プロダクション エンジュ(実) 提供:ネイチャー・プロダクション えん‐じゅ延寿】 寿命を延ばすこと。ながいき。 ⇒えんじゅ‐さい【延寿祭】 ⇒えんじゅ‐どう【延寿堂】 ⇒えんじゅ‐とそ【延寿屠蘇】 えんじゅあんざっき円珠庵雑記ヱン‥ 随筆。1冊。契沖著。1699年(元禄12)成、1812年(文化9)刊。古語、殊に同音異義語および和歌・物語に用いられて疑義ある詞を考証・解釈したもの。円珠庵は契沖の庵。 えん‐しゅう円周ヱンシウ 一平面上で、一定点(中心)から等距離(半径)にある点の軌跡。→円⇒えんしゅう‐かく【円周角】 ⇒えんしゅう‐りつ【円周率】 えん‐しゅう円宗ヱン‥ 〔仏〕完全円満な教えを説く宗。中国では華厳宗などを指すが、日本では主に天台宗をいう。 えん‐しゅう怨讐ヱンシウ うらんで仇あだとすること。うらみある仇。 えん‐しゅう遠州ヱンシウ ①遠江とおとうみ国の別称。現在の静岡県西部。 ②⇒こぼりえんしゅう(小堀遠州)⇒えんしゅう‐あんどん【遠州行灯】 ⇒えんしゅう‐おりもの【遠州織物】 ⇒えんしゅう‐しがらき【遠州信楽】 ⇒えんしゅう‐しちよう【遠州七窯】 ⇒えんしゅう‐じま【遠州縞】 ⇒えんしゅう‐たかとり【遠州高取】 ⇒えんしゅう‐どうろう【遠州灯籠】 ⇒えんしゅう‐なだ【遠州灘】 ⇒えんしゅう‐りゅう【遠州流】 えん‐しゅう演習‥シフ ①物事に習熟するために練習を行うこと。また、その練習。けいこ。「予行―」 ②軍隊・艦隊などが実戦の状況を想定して行う訓練。「水防―」 ③教師の指導のもとに実地に研究活動を行う授業。ゼミナール。「英文法―」 ⇒えんしゅう‐りん【演習林】 えんしゅう‐あんどん遠州行灯ヱンシウ‥ 円筒形をした紙張りの行灯。火袋が二重になっていて、回転させて明るさを調節する。小堀遠州の考案というが不明。まるあんどん。 ⇒えん‐しゅう【遠州】 えんしゅう‐おりもの遠州織物ヱンシウ‥ 遠江国浜松付近産出の織物。大部分は綿織物で、明治中頃から急速に発展した。絹毛・絹綿交織物・絹織物もある。 ⇒えん‐しゅう【遠州】 えんしゅう‐かく円周角ヱンシウ‥ 円周上の一つの弧の両端と、残りの円弧(共役弧)上の一点とを結んでできる角を、この弧の張る円周角、あるいは弧の両端を結ぶ弦の上に立つ円周角という。 ⇒えん‐しゅう【円周】 えんしゅう‐しがらき遠州信楽ヱンシウ‥ 小堀遠州の好みに従って寛永(1624〜1644)の頃に焼いたとされる信楽焼の茶道具。 ⇒えん‐しゅう【遠州】 えんしゅう‐しちよう遠州七窯ヱンシウ‥エウ (エンシュウナナガマとも)小堀遠州好みの茶陶を焼いたとされる江戸時代の七つの窯。すなわち遠江国志戸呂・近江国膳所ぜぜ・豊前国上野あがの・筑前国高取・山城国朝日・摂津国古曾部・大和国赤膚あかはだをいう。江戸後期に選んだもので、異説もある。 ⇒えん‐しゅう【遠州】 えんしゅう‐じま遠州縞ヱンシウ‥ 遠江国浜松付近から産出する木綿や絹綿交織の縞織物。 ⇒えん‐しゅう【遠州】 えんしゅう‐たかとり遠州高取ヱンシウ‥ 「高取焼」参照。 ⇒えん‐しゅう【遠州】 えんしゅう‐どうろう遠州灯籠ヱンシウ‥ 石灯籠の一種。小堀遠州の考案という。遠州形。 遠州灯籠 ⇒えん‐しゅう【遠州】 えんしゅう‐なだ遠州灘ヱンシウ‥ 静岡県の御前崎から愛知県渥美半島の伊良湖岬に連なる海面の称。俗に海上七十五里という。 ⇒えん‐しゅう【遠州】 えんしゅう‐りつ円周率ヱンシウ‥ 円周の長さとその直径との比、または円の面積と半径の平方との比。近似値は3.14159。ギリシア文字πパイで表す。 ⇒えん‐しゅう【円周】 えんしゅう‐りゅう遠州流ヱンシウリウ ①小堀遠州を祖とする武家茶道の代表的な流派。 ②小堀遠州を祖と称する挿花の流派。春秋軒一葉が宝暦・明和(1751〜1772)頃に創始した。 ⇒えん‐しゅう【遠州】 えんしゅう‐りん演習林‥シフ‥ 学生・生徒の林学の実地研究に役立てる森林。 ⇒えん‐しゅう【演習】 えんじゅ‐きょう円珠経ヱン‥キヤウ 平安時代、博士家における「論語」の異名。 えん‐じゅく円熟ヱン‥ 人格・技能などが十分に熟達して、ゆたかな内容を持つに至ること。「―の境に達する」「―した演技」「―味」 えんじゅ‐さい延寿祭】 元旦に、奈良県橿原市の橿原神宮で行われる神事。参詣の高齢者に延寿盃、一般の参詣者には延寿箸を頒布する。歳旦祭。 ⇒えん‐じゅ【延寿】 えん‐しゅつ演出】 ①演劇・映画・テレビなどで、脚本またはシナリオに基づいて、その芸術的意図を達成するように、俳優の演技・舞台装置・照明・音楽・音響効果・衣装などを統括・指導すること。 ②式典などが効果をあげるよう工夫すること。「開会式の―」「―された会議」 ⇒えんしゅつ‐か【演出家】 えん‐しゅつ燕出】 (「燕」は、くつろぐ意)天子がおしのびで外出すること。微行。 えん‐じゅつ演述】 自分の考えを、口頭または文書などで述べること。 えんしゅつ‐か演出家】 演出を業とする人。演出者。 ⇒えん‐しゅつ【演出】 えんじゅ‐どう延寿堂‥ダウ ①病僧を療養させる所。安楽堂。 ②禅宗で、火葬場の忌詞いみことば⇒えん‐じゅ【延寿】 えんじゅ‐とそ延寿屠蘇】 屠蘇の異称。 ⇒えん‐じゅ【延寿】 えん‐じゅんれつ円順列ヱン‥ いくつかのものを円形に並べ、それら相互の位置関係のみを問題にする順列。個のものの円順列の総数は(n−1)!になる。 えん‐しょ炎暑】 夏の燃えるようなきびしい暑さ。酷暑。炎熱。〈[季]夏〉 えん‐しょ怨緒ヱン‥ うらむ心。かなしい気持。万葉集17「―禁とどめ難し」 えん‐しょ縁書】 ゆかりを求めて差し出す書状。 えん‐しょ艶書】 (古くはエンジョ・エンゾとも)恋慕の情を書いて送る手紙。いろぶみ。けそうぶみ。恋文。 ⇒えんしょ‐あわせ【艶書合】 ⇒えんしょ‐うた【艶書歌】 えん‐じょ怨女ヱンヂヨ 婚期を失い、また失恋、夫の不在などによる独り身のさびしさをかこち、うらむ女。 えん‐じょ援助ヱン‥ たすけること。助勢。「資金を―する」「財政的―」 ⇒えんじょ‐こうさい【援助交際】 えん‐じょ艶女‥ヂヨ なまめいて美しい女。近世では、特に遊女を意味することがある。西鶴織留1「神武このかた、世の人―に戯れ」 えんしょ‐あわせ艶書合‥アハセ 左右に分かれて恋文・恋歌を作り合って優劣を競う遊戯。けそうぶみあわせ。 ⇒えん‐しょ【艶書】 エンジョイenjoy】 楽しむこと。享楽すること。「生活を―する」 えん‐しょう延焼‥セウ 火事が燃えひろがること。火災が他におよぶこと。「隣近所に―する」「―を防ぐ」「―を免れる」 えん‐しょう炎症‥シヤウ 細菌感染・化学的作用・物理的作用などによる組織の傷害に反応して、身体の一部に発赤・腫脹・灼熱・疼痛などを起こすこと及びそれに伴う症状の総体。異物の侵入または異物化した組織を排除しようとする生体の防御反応も含まれる。 えん‐しょう烟嶂‥シヤウ 霞や靄もやのかかったけわしい峰。 えん‐しょう袁紹ヱンセウ 後漢末の群雄の一人。河南汝陽の人。霊帝の死後、宦官を皆殺しにしたが、董卓のために冀州に追われ、のち反董卓派の盟主となる。やがて曹操と対立し、200年河南の官渡で大敗。( 〜202) えん‐しょう焔硝・塩硝‥セウ ①硝石(硝酸カリウム)のこと。〈書言字考節用集〉 ②有煙火薬のこと。煙硝。浮世風呂4「竹筒へ―をこめて、本鉄炮の音をさせる」 ⇒えんしょう‐び【焔硝火】 えん‐しょう遠称ヱン‥ 空間的・心理的に話し手と聞き手とから隔たった事物・場所・方向を指示するのに用いる代名詞の称。「あれ」「あそこ」「かなた」の類。→中称→近称 えん‐しょう塩商‥シヤウ 中国で、塩の専売制のもとで、その独占販売に従事した塩商人。巨万の富を擁して経済界を支配した者もあった。→塩法 えん‐しょう厭勝】 (正しくは字音エフショウ)[漢書王莽伝下]まじないをして、人をおさえしずめること。また、そのまじない。 ⇒えんしょう‐せん【厭勝銭】 えん‐しょう縁生‥シヤウ 〔仏〕一切の存在は因縁の和合によって生ずるということ。また、その生じたもの。→縁起 えん‐しょう艶笑‥セウ ①あでやかに笑うこと。 ②色気のあるおかしみ。「―小咄こばなしえん‐じょう炎上‥ジヤウ (古くはエンショウとも)火が燃え上がること。特に、殿閣・社寺・城郭などの大建築物が火事で燃えること。平家物語2「其のころ善光寺―の由聞えあり」。日葡辞書「エンシャウ」。「タンカーが―する」 えん‐じょう縁成‥ジヤウ 〔仏〕一切の存在は因縁によって成立すること。 えん‐じょう艶状‥ジヤウ (→)艶書えんしょに同じ。 えんじょう‐じ円成寺ヱンジヤウ‥ 奈良市忍辱山にんにくせん町にある真言宗の寺。もと興福寺一乗院末で、1026年(万寿3)命禅の開創。実範などが止住して隆昌したが1466年(文正1)焼亡。京都鹿ヶ谷にあった円成寺(円城寺とも書く)を移して再興。 えんしょう‐せん厭勝銭】 (厭を壓(圧)とも書いたことからアッショウセン、また厭の本来の音によってヨウショウセンともいった。厭勝は、まじないの意)吉祥の文句や特殊な図像を鋳出し、縁起物や護符とする銭。通貨ではない。中国では漢代からあり、日本では多く室町〜江戸時代に行われた。 ⇒えん‐しょう【厭勝】 えんしょ‐うた艶書歌】 艶書合せをする時の恋歌。続詞花和歌集「―殿上の人々に召して」 ⇒えん‐しょ【艶書】 えんしょう‐び焔硝火‥セウ‥ 歌舞伎で、幽霊の出る時などに用いる掛かけ焔硝の火。 ⇒えん‐しょう【焔硝・塩硝】 えんしょう‐ルート援蒋ルートヱンシヤウ‥ 日中戦争期に、蒋介石政権下の中国の対日抗戦を支援する物資補給路に対する日本側の呼称。ビルマ・仏印・西北などのルートがあった。 えん‐しょく怨色ヱン‥ うらんでいる顔色。 えん‐しょく艶色】 (古くはエンソクとも) ①つやつやとした美しい色。 ②つややかな容色。色っぽい顔つき。 えん‐しょく饜食】 腹いっぱいに食べること。 えんしょく‐せい演色性】 光源の性能の指標の一つ。物体の色彩の見え方の変化を起こさせる特性。自然光で見た時の色彩に近いほど演色性がよいという。 えんしょく‐はんのう炎色反応・焔色反応‥オウ アルカリ金属やアルカリ土類金属などの比較的揮発しやすい化合物を無色の炎の中へ入れると、炎がその金属元素特有の色を示す反応。ナトリウムは黄色、カリウムは紫色。化学分析の一手段。 えんじょ‐こうさい援助交際ヱン‥カウ‥ (金銭的援助をする代償としての交際の意)特に未成年女子が金を目当てに行う売春を偽装していう語。援交えんこう⇒えん‐じょ【援助】 えん・じる怨じるヱン‥ 〔他上一〕 (→)「怨ずる」に同じ。 えん・じる演じる】 〔他上一〕 (→)「演ずる」に同じ。 エンシレージensilage⇒サイレージ えんじろう艶二郎‥ラウ 山東京伝作の「江戸生艶気樺焼えどうまれうわきのかばやき」の主人公。またその性格から、うぬぼれの強い男の称。艶治郎。通言総籬つうげんそうまがき「―は青楼の通句也。…己恍惚うぬぼれなる客を指して爾しか云ふ」 えん‐しん円心ヱン‥ 円の中心。 えん‐しん炎心・焔心】 ほのおの中心部の、光輝の弱い部分。還元炎。 えん‐しん延伸】 のばすこと。のびること。 えん‐しん遠心ヱン‥ 中心から遠ざかること。↔求心。 ⇒えんしん‐あっしゅくき【遠心圧縮機】 ⇒えんしん‐かきゅうき【遠心過給機】 ⇒えんしん‐かじょ【遠心花序】 ⇒えんしんせい‐しんけい【遠心性神経】 ⇒えんしん‐ちゅうぞうほう【遠心鋳造法】 ⇒えんしん‐ぶんりき【遠心分離機】 ⇒えんしん‐ポンプ【遠心ポンプ】 ⇒えんしん‐りょく【遠心力】 えん‐じん円陣ヱンヂン 円形の陣立て。また、輪の形に人が並ぶこと。「―を組む」 えん‐じん煙塵‥ヂン ①煙とちり。平家物語7「故郷をば一片の―に隔てつ」 ②戦場の砂塵。戦乱。太平記33「―を捲いて戦ふ事二十余度に及べり」 ③煙突のけむりに含まれている微粒子。炭粉や酸化物などを含む。 えん‐じん猿人ヱン‥ 最古の化石人類。400万〜150万年前に生存したアウストラロピテクスの類。脳の大きさは現生人類の3分の1くらいだが、石器を使用し、直立姿勢をとっていた。→原人 えん‐じん遠人ヱン‥ 遠国の人。遠くから来た人。外国人。折たく柴の記「唐人等かくのごとくになり来りしことは、貞享・元禄の際より―をやすんじ給ふ御事にこそあるらめ」 えん‐じん厭人】 人とのつきあいをいとうこと。人間嫌い。「―家」 えん‐じん閹人(→)宦官かんがんに同じ。 エンジンengine】 機関。発動機。 ⇒エンジン‐オイル【engine oil】 ⇒エンジン‐トラブル【engine trouble】 ⇒エンジン‐ナセル【engine nacelle】 ⇒エンジン‐ブレーキ【engine brake】 ⇒エンジンがかかる えんしん‐あっしゅくき遠心圧縮機ヱン‥ 気体を高速回転する羽根車内に導いて、その遠心力を利用し、所要の圧力を与える機械。 ⇒えん‐しん【遠心】 エンジン‐オイルengine oil】 エンジン内部を潤滑にしたり冷却したりするための油。 ⇒エンジン【engine】

広辞苑 ページ 2345 での○燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや単語。