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伊勢音頭恋寝刃     →伊勢音頭恋寝刃🔗🔉

伊勢音頭恋寝刃     →伊勢音頭恋寝刃 唄「花が人呼ぶ浮気の花が、浮きうかるる浮気の花よ、おれごみぢや合点(がつてん)ぢや、かた山ぢや合点ぢや、下戸は酒手(さかて)で荻の花、おれ込(ごみ)ぢや合点ぢや。 ト戻り駕籠の出唄(でうた)になり、向ふより大蔵(だいぞう)着流し侍(さむらい)の形(なり)、頬被(ほおかぶり)をして裾(すそ)をからげ脚絆(きやはん)を穿(は)き、中抜(なかぬき)草履にて駕籠舁(かき)の真似をしたる拵(こしら)へ、丈五郎同様にて四手(よつで)の駕籠をかつぎ、此内にお岸を浴衣(ゆかた)がけの旅出立(たびいでたち)の女郎にて煙管(きせる)を持ち乗(のせ)てゐる、万次郎着流し意気地なき形(なり)にて三尺手拭(てぬぐい)をしめ頬被(ほおかぶり)にて息杖(いきづえ)を持ち、後肩(あとがた)を丈五郎と代つて駕籠を舁上(かきあ)げ、二足(ふたあし)三足(みあし)歩んでは又(また)丈五郎へ渡す仕組、万野(まんの)仲居(なかい)にて是も浴衣がけ、竹の先へ火縄を附けたるを持ち、佐助若い者の形(なり)にて女菅笠を二つ持ちくはへ煙管(ぎせる)、後(あと)より林平(りんぺい)、ねぢ切奴(やつこ)の拵へ、柿色(かき)の脚絆草鞋(わらんじ)にて、三人前の大小を手拭にて結び、是をかつぎ提重(さげじゆう)をさげ、此(この)人数出て来る。

広辞苑 ページ 23986 での伊勢音頭恋寝刃     →伊勢音頭恋寝刃単語。