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うひ山ぶみ     →うひ山ぶみ🔗🔉

うひ山ぶみ     →うひ山ぶみ 世に物まなびのすぢ、しな有て、一(ひと)やうならず。そのしなをいはゞ、まづ神代紀をむねとたてゝ、道をもはらと学ぶ有(あり)、これを神学といひ、其人を神道者といふ。又官職、儀式、律令などを、むねとして学ぶあり。又もろの故実、装束、調度などの事を、むねと学ぶあり。これらを有識の学といふ。又上は六国史其外の古書をはじめ、後世の書共まで、いづれのすぢによるともなくて、まなぶもあり。此すぢの中にも、猶分ていはゞ、しな有べし。又哥の学び有(あり)、それにも、哥をのみよむと、ふるき哥集物語書などを解(とき)明らむるとの二(ふた)やうあり。大かた件のしな有て、おの好むすぢによりてまなぶに、又おのその学びやうの法も、教ふる師の心々、まなぶ人の心々にて、さまあり。

広辞苑 ページ 23992 でのうひ山ぶみ     →うひ山ぶみ単語。