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出雲国風土記 →出雲風土記🔗⭐🔉
出雲国風土記 →出雲風土記
国の大き体(かたち)、震(ひんがし)を首(はじめ)とし、坤(ひつじさる)のかたを尾(おわり)とす。東(ひんがし)と南とは山にして、西と北とは海に属(つ)けり。東西(ひのたて)は一百三十九里(さと)一百九歩(あし)、南北(ひのよこ)は一百八十三里一百七十三歩なり。……
老(おきな)、枝葉(このすえ)を細(くわ)しく思(かんが)へ、詞源(なのもと)を裁(ことわ)り定め、亦、山野・浜浦の処(ところ)、鳥獣(けだもの)の棲(すみか)、魚貝・海菜(うみつもは)の類、やや繁く多(さわ)にして、悉(ことごと)には陳べず。然はあれど、止むことをえざるは、粗(ほぼ)、梗概(おおむね)を挙げて、記(ふみ)の趣(さま)を成しぬ。
広辞苑 ページ 24283 での【出雲国風土記 →出雲風土記】単語。