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好色一代男     →好色一代男🔗🔉

好色一代男     →好色一代男 桜もちるに歎き、月はかぎりありて入佐山(いるさやま)。爰(ここ)に但馬の国かねほる里の辺(ほとり)に、浮世の事を外(ほか)になして、色道ふたつに寝ても覚ても夢介とかえ名よばれて、名古や三左(さんざ)・加賀の八(やつ)などと、七つ紋のひしにくみして身は酒にひたし、一条通り夜更て戻り橋。或時は若衆出立(でたち)、姿をかえて墨染の長袖、又はたて髪かつら、化物が通るとは誠に是ぞかし。

広辞苑 ページ 24291 での好色一代男     →好色一代男単語。