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歎異抄     →歎異抄🔗🔉

歎異抄     →歎異抄 ひそかに愚案をめぐらして、ほゞ古今を勘(かんが)ふるに、先師の口伝(くでん)の真信に異なることを歎き、後学相続の疑惑あることを思ふ。幸に有縁(うえん)の知識に依らずば、いかでか易行(いぎよう)の一門に入ることを得んや。全く自見の覚悟を以て他力の宗旨を乱ることなかれ。よつて、故親鸞聖人の御物語のおもむき、耳の底に留まる所いささかこれをしるす。ひとへに同心行者の不審を散ぜんがためなりと。云々。

広辞苑 ページ 24299 での歎異抄     →歎異抄単語。