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あけび【木通・通草】🔗🔉

あけび木通・通草】 (「開け実」の意)アケビ科の蔓性落葉低木。山地に生え、葉は5小葉の複葉。4月頃淡紅紫色の花をつける。果実は淡紫色で長さ約10センチメートル、秋、熟して縦に割れる。果肉は厚く白色半透明で多数の黒色の種子を含み甘く美味。つるで椅子・かごなどを作り、茎の木部は漢方生薬の木通もくつうで、利尿剤・消炎剤などとする。これに似て3小葉から成る葉を持つミツバアケビがある。アケビカズラ。ヤマヒメ。〈[季]秋〉。〈新撰字鏡7〉 あけび アケビ(花) 撮影:関戸 勇 ⇒あけび‐このは【通草木葉】 ⇒あけび‐づる【通草】

広辞苑 ページ 246 での木通単語。