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おおかみ【狼】オホ‥🔗⭐🔉
おおかみ【狼】オホ‥
(大神の意)
①ネコ目(食肉類)イヌ科の哺乳類。頭胴長約1〜1.5メートル、尾長35〜55センチメートル。毛色は灰色から茶色。イヌの原種と考えられ、体形はシェパードに似る。かつては北半球に広く分布したが、西ヨーロッパ・中国の大部分、日本などでは絶滅。家族単位の集団で生活する。シカなどの大形獣のほか、ネズミなど小動物も食べる。日本本土産は小形系でヤマイヌとも呼ばれたが、1905年奈良県を最後に姿を消し、大形の北海道産(別称エゾオオカミ)も1900年頃絶滅。〈[季]冬〉。雄略紀「―に異なること無し」
チョウセンオオカミ
提供:東京動物園協会
タイリクオオカミ
提供:東京動物園協会
②(「狼に衣」のことわざから)うわべはやさしそうに見えて、内心の恐ろしい人。特に、破戒僧のこと。誹風柳多留7「―は財布ばかりを食ひ残し」。「送り―」
⇒おおかみ‐うお【狼魚】
⇒おおかみ‐おとこ【狼男】
⇒おおかみ‐ざ【狼座】
⇒おおかみ‐しょうねん【狼少年】
⇒おおかみ‐はじき【狼弾き】
⇒狼に衣


広辞苑 ページ 2526 での【狼】単語。