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あさくさ‐のり【浅草海苔】🔗🔉

あさくさ‐のり浅草海苔】 ①(江戸時代、隅田川下流の浅草辺で養殖したからいう)紅藻類ウシケノリ科の海藻。薄い笹の葉形で、縁に著しいしわがある。全長5〜30センチメートル、幅1〜15センチメートル。生時は濃緑紫色、乾燥すると紫黒色。冬に採集、乾して食用。かつては東京湾内をはじめ、全国各地で養殖されたが、現在は絶滅危惧種。カキツモ。ムラサキノリ。〈[季]春〉。幸田露伴、辻浄瑠璃「香料やくみは京に珍しき―紅葉おろし」 ②乾海苔ほしのりの称。 ⇒あさくさ【浅草】

広辞苑 ページ 277 での浅草海苔単語。