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○親思う心にまさる親心おやおもうこころにまさるおやごころ🔗🔉

○親思う心にまさる親心おやおもうこころにまさるおやごころ 親を思う子の心よりも、子を思う親の心は深い。「―けふのおとづれなにと聞くらむ」(吉田松陰) ⇒おや【親・祖】 おや‐おや親親】 両親。二親ふたおやおや‐おや 〔感〕 「おや」を強めていう語。失望したりあきれたりする場合にも使う。 おや‐がい親甲斐‥ガヒ 親としての甲斐性かいしょう。親としてのねうち、権利。また、親としての威光を見せること。浄瑠璃、鎌倉三代記「そちが心にそまぬこと、無理にと言ふも余り―」 おや‐がいしゃ親会社‥グワイ‥ ある会社に対して、これを支配することができるほどの資本を出している会社。商法では、他社の総株主の議決権の過半数を所有している会社をいう。証券取引法では、他社の財務・営業・事業方針を決定する機関を支配している会社をいう。↔子会社 おや‐がお親顔‥ガホ 親らしく威張る顔つき・態度。 おや‐がかり親掛り】 ひとり立ちする時期になっても、子がまだ独立しないで親の扶養を受けていること。また、その人。「―の身」 おやかくし‐ば親匿し場】 (佐渡島などで)居室の後の小室。出入り口は床の間の壁に穴をあけ、掛軸でそれを隠しておいた。 おや‐かけ親掛】 鮎あゆの友釣。さくり。 おやか・す生やかす】 〔他四〕 大きくする。おやす。 おや‐かぜ親風】 ①世間に対し親の身分・地位を誇ること。 ②子に対し親の威を振るうこと。「―を吹かす」 おや‐かた親方】 ①(古くはオヤガタ)親と頼む人。親代りの人。源氏物語総角「―になりて聞え給ふよし」 ②年上の者。特に長兄、また、兄。史記抄「従兄はいとこどしぞ。兄と云ふはちつと―ぞ」 ③封建的主従関係において、家来・奉公人・職人・弟子などを支配・保護し、または技能を指導する者。ヨーロッパ中世のギルドにも見られる。分家から見て本家の主人をもいう。親分。世間胸算用3「召つかひの若ひ者、よくよく―大事に思ひ」↔子方こかた→徒弟制度。 ④老人の役に扮する役者。 ⑤相撲で年寄の称。 ⑥近世琉球で、王子・按司あんじに次ぐ階層。 ⇒おやかた‐がかり【親方掛り】 ⇒おやかた‐ぶん【親方分】 ⇒おやかた‐もち【親方持ち】 ⇒親方思いの主倒し ⇒親方日の丸

広辞苑 ページ 3044 での○親思う心にまさる親心単語。