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かげろ・う【影ろふ・陰ろふ】カゲロフ🔗⭐🔉
かげろ・う【影ろふ・陰ろふ】カゲロフ
〔自四〕
(カゲルに接尾語フの付いた語)
①光がほのめく。かげがうつる。金葉和歌集雑「かげろふの―・ふ程の世をすごすらむ」
②姿などがちらつく。保元物語「只今の御姿幻に―・へば」
③光が隠れて陰になる。かげる。新古今和歌集夏「よられつる野もせの草の―・ひて」
○陽炎稲妻水の月かげろういなづまみずのつき
捕らえることのできないもの、身軽ですばしこいもののたとえ。謡曲、熊坂「追つかけ追つつめ取らんとすれど、―かや、姿は見れども手に取られず」
⇒かげろう【陽炎】
広辞苑 ページ 3609 での【影ろふ】単語。