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かた‐み【形見】🔗🔉

かた‐み形見】 ①過去の事の思い出される種となるもの。記念として残した品物。古今和歌集「梅が香を袖に移してとどめてば春は過ぐとも―ならまし」。「青春の―」 ②死んだ人または別れた人を思い出す種となる遺品や遺児。万葉集15「逢はむ日の―にせよと手弱女たわやめの思ひ乱れて縫へる衣そ」。「―の帯」 ⇒かたみ‐がお【形見顔】 ⇒かたみ‐ぐさ【形見草】 ⇒かたみ‐の‐いろ【形見の色】 ⇒かたみ‐の‐くし【形見の櫛】 ⇒かたみ‐の‐ころも【形見の衣】 ⇒かたみ‐もの【形見物】 ⇒かたみ‐わけ【形見分け】

広辞苑 ページ 3839 での形見単語。