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○角が取れるかどがとれる🔗⭐🔉
○角が取れるかどがとれる
人柄が円熟しておだやかになる。
⇒かど【角】
かど‐がまえ【門構え】‥ガマヘ
(→)「もんがまえ」に同じ。
かど‐かわ【角革】‥カハ
洋装書籍の表紙の角かどに三角形に貼った革。→装丁(図)
かと‐き【過渡期】クワ‥
旧いものから新しいものへと移って行く途中の時期。「―の混乱」
かど‐ぎょう【門経】‥ギヤウ
①葬送の際、棺を戸外に出す時、家の前で読経すること。
②雲水が門口に立って、読経して喜捨を受けること。また、その雲水。門経読み。
か‐とく【家督】
①[史記越王勾践世家]相続すべき家の跡目。また、跡目を継ぐべき子。嗣子。長子。惣領。「―を継ぐ」
②旧民法で、戸主の身分に付随するすべての権利・義務。戸主の地位。
⇒かとく‐そうぞく【家督相続】
か‐とく【嘉徳】
立派な徳。
か‐とく【寡徳】クワ‥
徳のすくないこと。徳望のうすいこと。また、その人。みずから謙遜していう語。
か‐とく【稼得】
働いて収入を得ること。
かどく‐せい【可読性】
(Lesbarkeit ドイツの訳語)読み取れる性質・度合。「―に欠ける画面」「機械―」
かとく‐そうぞく【家督相続】‥サウ‥
家の跡目を相続すること。旧制では、戸主の死亡・隠居などに伴う相続、すなわち戸主権を受けつぐこと。多くは直系卑属の家族(普通は長男)が相続人とされた。
⇒か‐とく【家督】
かど‐ぐち【門口】
門の出入口。家の出入口。「―に立つ」
かど‐けいざいりょく‐しゅうちゅう‐はいじょ‐ほう【過度経済力集中排除法】クワ‥シフ‥ヂヨハフ
第二次大戦後の財閥解体の一環として、過度の経済力の集中を排除するため、1947年に制定された法律。55年に廃止。→独占禁止法
かと‐げんしょう【過渡現象】クワ‥シヤウ
ある定常状態から他の定常状態へ移行する過程で起こる現象。
かど‐こじき【門乞食】
門前に立って物を乞う者。
かど‐さき【門前・門先】
門の前。入口のあたり。もんぜん。
かどさし‐どき【門さし時】
家々の門をしめる夕暮時。浄瑠璃、堀川波鼓「―の町はづれ」
かど‐じょうるり【門浄瑠璃】‥ジヤウ‥
門前に立って浄瑠璃を語り、三味線を弾いて金銭を乞うこと。また、その人。万葉集の文反古「―に銭米を取らせ」
かど‐すずみ【門涼み】
門前に出て涼むこと。〈[季]夏〉。拾玉集4「賤しずのをがふけ行く闇の―」
かど‐ぜっきょう【門説経】‥キヤウ
江戸時代、羽織を着、一刀をおび、編笠をかぶり、三味線・胡弓をひき、ささらをすって、説経節を語り、物を乞い歩いたもの。唱門師しょうもんじ。
かど‐た【門田】
(モンデンとも)門の前にある田。屋敷地の近くで耕作に便利なところから重視された。万葉集8「いもが家の―を見むと」
かど‐たがい【門違い】‥タガヒ
⇒かどちがい
かど‐たがえ【門違え】‥タガヘ
⇒かどちがい
かど‐だち【門立ち】
①門口にたたずむこと。浮世物語「各々かやうに―して、万事無奉公の談合を召さるるか」
②門口に立って金品を乞うこと。また、その乞食。
③遊女が夕暮時に門口に立って客を引くこと。もんりゅう。浮世草子、好色盛衰記「新町の―時、夜見せの詠めを望みて」
かど‐だ・つ【角立つ】
[一]〔自五〕
①かどばる。北越雪譜「雪の六出むつかどなる本形をうしなひて―・つはいかん」
②穏やかでなくなる。かどが立つ。「話が―・つ」
③わざとらしい。改まっている。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「物まうも―・つ」
[二]〔他下二〕
⇒かどだてる(下一)
かど‐だ・てる【角立てる】
〔他下一〕[文]かどだ・つ(下二)
①かどを立てる。かどばらせる。「眼を―・てる」
②あらだつようにする。「話を―・てる」
かど‐だんぎ【門談義】
江戸時代、僧の姿で長柄の傘を開いてかつぎ、人家の門前に立って法文を説き物乞いをするもの。
かど‐ち【角地】
二つの道路の交わるかどに面した土地。
かど‐ちか【門近】
門に近いこと。また、その所。源氏物語花散里「―なる所なれば、少しさし出でて見入れ給へば」
かど‐ちがい【門違い】‥チガヒ
①行くべき家をとりちがえること。かどたがい。かどちがえ。
②見当違い。幸田露伴、艶魔伝「御礼は―だろう」→おかどちがい
かど‐ちがえ【門違え】‥チガヘ
(→)「かどちがい」に同じ。
かど‐ちゃ【門茶】
門前で茶をわかして往来の人に施すこと。仏家で死者の功徳として、陰暦7月初旬から24日の朝まで行う。接待。〈[季]秋〉。好色五人女1「やり手に―をたかせて、歌念仏を申し」
かど‐づけ【門付け】
人家の門口に立ち、音曲を奏したり芸能を演じたりして金品を貰い歩くこと。また、その人。化他けた。
⇒かどづけ‐うた【門付け歌】
かどづけ‐うた【門付け歌】
門付けに歌う芸能歌謡。門説経かどぜっきょう・歌祭文うたざいもん・鉢叩はちたたき・四竹節よつだけぶしなどの類。
⇒かど‐づけ【門付け】
かど‐づめ【門詰】
門の敷居。家の入口。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「―も踏ませまいと」
かど‐で【門出・首途】
旅や出陣などのため自分の家を出発すること。比喩的に、新しい生活や仕事をはじめることにもいう。たびだち。かどいで。万葉集14「赤駒が―をしつつ出でかてに」。「人生の―」
かと‐てき【過渡的】クワ‥
ある状態から別の状態へ移り変わる途中であるさま。「―な段階」「―措置」
かど‐なみ【門並】
①家ごと。毎戸。
②家のならび。家つづき。
かど‐ならび【門並び】
①かどなみ。
②となり。隣近所。
かど‐ならべ【門並べ】
多くの家を一棟に建てならべること。大和物語「―に家二つを一つに造りあはせたる」
かど‐の‐おさ【看督長】‥ヲサ
平安時代、検非違使けびいしの属官として、罪人の追捕ついぶや牢獄の事をつかさどった者。赤狩衣・白衣・布袴ほうこを着け、白杖を持った。
かど‐の‐かみ【門の神】
門を守護する神。天石戸別神あまのいわとわけのかみ。門守。門神もんしん。
かどの‐りゅう【葛野流】‥リウ
能楽の大鼓おおつづみ方の流派。江戸初期の葛野九郎兵衛定之(日楽)(1588〜1657)を祖とする。
かど‐ばしら【門柱】
①門の柱。新撰六帖2「おのづから朽ち残りたる―」
②店のかど口の柱。転じて、店構え。浄瑠璃、女殺油地獄「五間口・七間口の―の主人にと念願を立ててこそ商人なれ」
かど‐はりつけ【門磔】
当人の家の門前で磔にすること。
かど‐ば・る【角張る】
〔自五〕
①角が突き出ていてなめらかでない。
②言動が堅苦しくなる。しかくばる。
かど‐ばん【角番】
①囲碁・将棋などで、何番勝負かを行ううちの、それで勝敗が決まるという局番。
②相撲で、その場所に負け越せばその地位から転落するという局面。「―大関」
かど‐び【門火】
①葬送の際、または婚礼の輿入こしいれの送迎の時、門前でたく火。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「嫁入りの―ぞと祝ふて」
②盂蘭盆うらぼんの時、死者の霊魂を迎え送るために、門前でたく火。〈[季]秋〉。→迎え火→送り火
かど‐びゃくしょう【門百姓】‥シヤウ
(地主の門屋かどやに住むからいう)家抱けほうの異称。門屋。
かど‐びらき【門開き】
①みせびらき。開店。開業。
②初産に女児の生まれること。初産は女児がよいとされた。
広辞苑 ページ 3956 での【○角が取れる】単語。