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あだし‐の【徒野・仇野・化野】🔗🔉

あだし‐の徒野・仇野・化野】 ①京都の嵯峨さがの奥、小倉山の麓の野。「あだし」にかけて、はかない物事の象徴となる。火葬場のあった地として鳥部野とともに有名。源氏物語手習「―の風になびくな女郎花」。徒然草「―の露きゆる時なく」 徒野 撮影:的場 啓 ②転じて、火葬場または墓場。父の終焉日記「おのおの卯木うつぎの箸折りて―にむかふ」

広辞苑 ページ 399 での徒野単語。