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かばね【姓】🔗🔉

かばね】 ①古代豪族が政治的・社会的地位を示すために世襲した称号。臣おみ・連むらじ・造みやつこ・君きみ・直あたい・史ふひと・県主あがたぬし・村主すぐりなど数十種がある。はじめは私的な尊称であったが、大和政権の支配が強化されると共に政権が与奪するようになり、臣・連が最高の姓となった。大化改新後の684年、天武天皇は皇室を中心に八色やくさの姓を定めたが、やがて姓を世襲する氏うじよりも氏が分裂した結果である家いえで政治的地位が分かれることになって、姓は自然消滅した。せい。 ②氏うじ。姓氏。 ⇒かばね‐がき【姓書】

広辞苑 ページ 4025 での単語。